アウグスブルクのパン
JR塚口にあるドイツパンの店へ行った。ドイツの天然酵母を使っているというライ麦パンがおいしい。いちじく入りのがお気に入り・・・
(なんだか最近食べ物ネタばっかり書いてるような気が・・・?)
月にたった1本のレギュラー原稿の締め切り日なので、あまりうろうろしてる余裕はなかったのだが・・・。どうしてもお借りしないといけないポジを「取りに来い!」と言われ、某市役所へ出向いたついでに、別の某市役所の方から聞きだしたベーカリーを探しに行く。ネットで探したけどみつからなかったし、電話番号は調べることができるだろうけれど使えるネタになるかどうかわからなかったので、いきなり電話するのもどうかと思ったので・・・(初稿締め切りの日にジタバタとネタを探しているってのもどうかと思うけど)。
某市役所からJR線に乗り、尼崎駅で電車を乗り換えたのだが、動き出してしばらくしてからふと「電車が息をひそめて走ってる」ような、妙な雰囲気を感じた。あぁっ、と気づいた。「あの」事故の現場だ・・・
事故の後この路線に乗ったことはないし、現場を通りかかるのは初めてだ。が、なんだか、電車が(車両が?んなわけないか、じゃぁ運転士さんが?それとも乗客が?)走りながらそーっと息をひそめる、そんな気配を感じたんだ。
目が悪いせいもあり、視覚では余り見えなかった。(じろじろ見る気持ちにはなれなかったし)でも、なんだか痛ましい感じが、・・・ぼんやりと漂っていた。阪神大震災の時に被災地に漂っていたのとは、微妙に違う感じ。
ところで、塚口の駅はなーんにもない、スッカラカーンとした感じの駅で、「こんなところに店があるのか?」といささか不安だったが、あったあった。小ぎれいでこじんまりとした新しいパン屋さん。ご主人がドイツのアウグスブルグで修業してきて開店したという店。あいにく店番の方しかおられなかったが、いくつか買ってみたパンはなかなか美味しかった。いいかもいいかも。
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