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クラック事始め&ヒヤリハット

本日は初不動岩。昨年からお願いしていたのだが、校長先生にご一緒願う。
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 今回、私のテーマは「クラック」。元々アイゼントレの予定だった校長先生に、恐れ多くもフラットソールを履いていただいてしまう(年始からやはりあつかましいQWNである・・・)。
 実は、私はどうしてもジャミングができない。なんたって「意味がわからない」のだ。
で、「悩み事相談?」状態で校長先生にご相談をしたところ、とにかく実践!ということで、今日のトレーニングが実現。
 先ずは小手調べってところでアバタの右のクラックへ。いつもは外のスタンスやカンテを使いまくりで登るが、今日はクラック。・・・が、やはり「意味がわからない」。幸い傾斜がないのでどうにかこうにかずり上がる。
 で、終了点からラペルしたのだが、シングル1本だったので途中で足りなくなるため、ハチノス側へロープを振り、コードレットを継ぎ足して下りることに。
 「余裕を持った高さで停止し、ラペルデバイスの上にセットしたオートブロックのバックアップを効かせ、ロープのスラック側でもうひとつバックアップを取って、その上でメインロープの末端処理をほどいてコードレットの両端をそれぞれダブルシートベンドでつなぎ、解除したラペルデバイスをコードレットに移し、オートブロックを緩めながらデバイスに荷重・・・」という手順を指示される。
ところが、停止後オートブロックをいい加減にセットしていたためかずれてきて、これはアカンわと思ってラペルデバイスを仮固定をしようと思ったら、すでに末端が短すぎたのでミュールノットがかけられず、いい加減にビナがけでバックアップ処理をした。で、コードレットをつなごうと思ったら、すでにアセリが入っていたのか、「あれれ?シートベンドのダブルってどうするんだっけ?」とわからなくなり、「ま、ええか、末端でバックアップノットをセットすれば」と安易にシングルのシートベンド&オーバーハンドバックアップをかまして、とりあえずラペルデバイスの仮固定を解除、すぐそこで立てそうだったから、そのままオートブロックをずらして、足が届くか試してみようと思った。そしたら、次の瞬間、落ちた・・・!
通常なら、つなぎ目で止まるはずなのだが、つなぎ目が一瞬で解けたのだ。ラペルデバイスが当たった衝撃で結び目が解けたのだろうか?

 落ちたと言っても、1mほど下の岩にぶつかっただけでことなきを得たのだが・・・
それにしても、いつも自分で言っているけれど「ラペルの失敗は死亡事故に直結」なのである。校長先生はその後、何が直接的な原因か検証をしておられた。シートベンドの結び間違いではないかとも言われたが、さすがにそれはないと思う。オートブロックが滑ってATCが結び目に当たった荷重を、いい加減な結び方だったためにシートベンドが止められずに解けたように思う。
 自分なりの反省としては、ひとつひとつの動作がすべて雑でいい加減だった。バックアップのオートブロックもそう、ラペルデバイスの仮固定もそう。コードレットの結索も、「ダブルシートベンドで」と指示されたのに、勝手にシングルにしていた。「ダブルでと言いませんでしたか?」と確認されたが、その通りです。
 結び目をきちんと締めていれば解けなかったかもしれないし、落ちてヤバいところでは絶対やらなかったことだけれども・・・もしも
空中だったら、まず死んでいた。
 
クライミングがうまくなることよりも、くだらないミスをしないようにすることの方が100倍大切だ。指示されたことをきちんと守れないようなダメ受講生が事故っても、指導者には責任がついて回るのだ。誰かに教えを受ける以上、いい加減なことをしてはいけない。肝に銘じた事始めであった。

 午後は、ホワイトチムニーの右側のクラック、ハチノスハング、おだまき・・・とクラック三昧。不動にもたくさんクラックの課題はある。
ジャミングができたような気はしないけど、手の甲はボロボロ、指皮もひどく痛い。何度も練習するうちに、少しはできるようになるのだろうか。しばらくの間、校長先生スクールでお世話になることにしたいのだが、せめて指導者に迷惑をかけない生徒にならなければ・・・

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