冬虫夏草・讃
昨年の事故を受け、関係者が掲示の確認等をしているのにつきあって、朝一番で駒形ハングへ・・・ココ、ホント久しぶりだ~。つららがいっぱいぶらさがってて、落ちてきそうでコワいなぁ~!
丹波のM上氏のネイリング&エイドのリードトライを見学しながら、寒さに震えながら、関係者のよくわからない話をぼやーっと聞く。私にはややこしすぎてわからない世界だなぁ・・・。ってーかあんまりわかりたくない話だなぁ。K山さんに久しぶりに会えてうれしかったけどなぁ。
その後、業を煮やした校長先生と4人でとっとと不動へ移動。
京都のY口氏がアイゼンで「菱形」をリードをされるのというので、同じルートをアイゼンで登る校長先生のフォローで自分ひとり、フラットソールで登らせていただく。前回よりずっと悪く感じたので、どうも今日は調子が悪いような感じがする。膝が痛いしな。
午後、R-デンスの皆さんがヌンチャクをかけている「ウリウリ」の横で遊ばせてもらうことにし、じゃまにならないように「冬虫夏草・讃」の、下部はパスして核心だけをやってみるってことに。
校長先生は「おだまき」の側から巻いて、「讃」の核心をリードし、トップロープをかけてくださる。スゴイ・・・もっとスゴイのは、なぜだか核心で手順を間違えられたのだが、そこはクライムダウンしてやりなおし。安易なテンションは絶対にされない。アルパインクライマーはかくあるべし(一歩でも二歩でもクライムダウンしてから・・・、)と、話には聞いていたが、本当に実践されているところがタダモノではないと思う。
M上氏は、若干ためらったもののさくさくと登る。次、Y口氏も、核心で少してこずるが結局登る。
三番手でトライさせていただくが、私にとっては核心に行くまでがすでに「勝負!」
・・・なるべくクラックを使ってジャミングで登ろうと思うが、多分ジャムがきちんと決まってないせいで、核心へのトラバースの前ですでに前腕がパンプしている。
で、核心へ・・・どーしても、入れない。サイドプルで右へ身体を振る、一歩のトラバースで5回くらいテンション。その後も、アンダー持ちって意外とパワーを使うのかな?ガバのアンダーを引き付けるところで思い切り手がパンプ、握力が尽きる。トゥーフックも、決まることはわかったけど有効なムーブにはならなかった。ほかの人が使えないという小さなポッケにばっちり3本指が決まるが、決めといて落ちたら指を残置しそうでコワい・・・
結局、バタバタした挙句「無理ですっ、下りますっ」って言ったら、「そこだけどうにかして突破しろ!」とのギャラリーの皆さんのあたたかい助言?をいただき、残置支点にスリングかけて、足で乗り込んでしまった・・・ってそれ、A1じゃんっ。先週のA0から更にグレードアップだっ(???)ビレイしてくださったM上さん、ロープかけてくださった校長先生、ありがとうございました。
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コメント
なかなか粘ってはったじゃないですか?
登れても登れなくても、全力をつくしてがんばった(!?)クライミングは見てても気持ちがいいもの。にゃみにゃみ。さんも A1してても気持ちがよかったと思います……けど……!?
きっと次はもう1手、すすめますよ!
投稿: お天気 | 2006年2月 8日 (水) 13:44
ありがとうございます~!
そうなんですよ、先日の「エイリアン」A0事件の時とは違って、結果的にA1しちゃったけど、なんだか楽しかったんです。
あれだけムズいと、しゃーないか~、とあきらめついた?ってのもありますが・・・
サイドプル、アンダー引きつけ、トゥフック、ポッケ持ち、ピンチ・・・できないことだらけですが、奥が深くて素晴らしい課題だと思います。今後の「目標」として頑張ります。
それにしてもお天気さんのウリウリチャレンジはすごかったです。取組み方がケタ違い。がんばってくださいね~!!
投稿: にゃみにゃみ。 | 2006年2月 8日 (水) 13:56
ムフフ、なんだかクライミングにはまってきましたね〜。。。いいですね〜。。。こうなって岩場やジムに通い出したらもうこっちのもんですよ!
私もただただ『楽しい』んです。登れても登れなくても、反省とか落ち込みとかいっぱいあっても、登ってる状態が『楽しくて楽しくて』たまんないんですよ〜。
「讃」もよいルートみたいですね。M本先生にも勧められたし、また登ってみたいです。
投稿: お天気 | 2006年2月 9日 (木) 09:36
「讃」は、ホントいい課題だと思います。
私にはまだまだ身に余るけど、「目標」にしたいと思ってます。
是非トライしてみてくださいね~!!
投稿: にゃみにゃみ。 | 2006年2月 9日 (木) 10:04