不動岩
朝一番で投票へ行き、その足で道場へ。午前中は道場周辺の清掃活動に参加。
落ちているゴミで気になったのは圧倒的に包材。レジ袋、包装・・・まだまだ減らせるものだ。ちなみに、包装をしないのが基本の「パタゴニア」を私は支持している。
終了後不動へ向かう。コバノミツバツツジが咲き始めて、あでやか。
今日の校長先生は、ここしばらくとは違うオーラが出ていたように感じた。よくわからないが、いつにも増して「自分に厳しいトレーニング」を課しているような。初めからアイゼン手袋。簡単なパートでも一本爪で立ち込んだりと難しいことを練習されていたようで、やはり5月の本チャンを意識してのことかと思う。
“先生はアイゼンだし”と、ちょっと安心モードに入っていた私は、いきなり2本目で“読みが浅かった・・・”と後悔。アイゼン手袋なのにハチノスハングへ行く???私がテーピングをしていないことに気付いて「では他にしましょう」と言ってくださるが、それはダメでしょう!!
アイゼン手袋リード、と、フラットソール素手フォロー、では100倍も難しさが違う。しかも核心はスメアが命、のハチノスだ。
いつもより慎重にムーヴを起こしておられるように感じたが、いつも通りナチュプロで支点を決め、一気にためらいなく核心を抜ける。いつもと同じ、オールパッシブだ。・・・やっぱり凄すぎ。
私はもちろんフラットソールでフォローさせてもらうが、今日と言う今日は泣き言は言えない。絶対黙って登ろうと思う。だが、やはり核心の右手ジャムがイマイチ信用できず、3回くらい行ったりきたりして、これ以上消耗したらもう無理、ってタイミングで無理やりステミングを決めてズリあがる・・・はぁぁ~。
夕方ダレもいなくなって、残業状態で最後に“ハーケンルート”へ行くが、これは毎回フォローの癖にA0が入って泣いている私の超苦手ルート。それを、やっぱりアイゼン手袋でリードされる校長先生だが、なんだかちょっとお疲れモード?
前日はかなりきこしめされたそうで、一緒に宴会だったY口氏がぽつりと「昨日のアルコールのアセトアルデヒドの影響はかなりあるはず・・・」な~んて言ってたら、あれれ?ホントにテンションが入る。こんなの初めて見たなぁ・・・。
いやいや、12時からずーっと休憩なしで5時間登ってるもんな。それより、それまでは残置支点は一切使われなかった先生が、その直前に「ここはちょっと泣いとくわ」と残置ピンにひとつクリップをされた。ナチュプロのトレーニングはトレーニングで、ナチュプロができないエリアで「もしかして無理かも」と思ったら潔よくバックアップとして残置も使う。その判断はすごいと思う。
その後はきちんとレストをした上で、ナチュプロで終了点まで登られたが、自分の状態をよく把握して、完璧なセルフコンディショニングがちゃんとできる、ってことが大切なんだな、と思った。
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