« 作戦会議 | トップページ | 怠惰な日々と“劇的な瞬間” »

ものおもい

どうにもそわそわと落ち着かないサクラWeekを、二日間続いた風雨があっさりと吹き流していってしまった。
ものおもい
 
世中にたえてさくらのなかりせば春の心はのどけからまし@業平
時は移ろってもやはり桜が人の心を騒がせる事実は変わらないらしい。一気に咲いては、一気に散ってしまう儚さゆえのことであろうか・・・

 はなのいろはうつりにけりないたづらにわがみよにふるながめせしまに@小町
どうして桜が咲き誇ると雨が降って散らしてしまうのかと恨めしくなるけれど、小町の頃にもやっぱり長雨が花を散らしていたようで。

 それにしても、己の見てくれなんてものを気にしなくなって何年になるだろう。山をウロウロしすぎて皮膚ガン、なんてのも気の利かない話だから、日焼け対策だけはなんとなくしているものの、それ以外にスキンケアなんてことはついぞしたことがなく、あまつさえ“どうせ脂も枯れ果ててるだろう”と、洗顔すらぞんざいになっていた。
 でも、昨日ふと物思いにふけりながら何気なく鏡を見てみたら(日頃鏡を見る習慣はない)・・・そこに映っていたのは、なんとも手入れの悪い、古びた革靴みたいなモノ。うーん・・・かなりコワいぞ。せめて顔くらいはちゃんとしたもので洗お・・・。

|

« 作戦会議 | トップページ | 怠惰な日々と“劇的な瞬間” »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ものおもい:

« 作戦会議 | トップページ | 怠惰な日々と“劇的な瞬間” »