無意味な騒音
せっかく桜が綺麗に咲いているというのに、恥ずかしいことをして辞職した前市長の代わりを選ぶ選挙のために、騒音を撒き散らす車が横行している。候補者の名前を連呼することに何の意味があるんだろう。刷り込み効果で無意識にその名前を書くとでも思っているのだろうか。
小学校の桜の樹の根元に、ムラサキハナナが咲いていた。中国からやってきた観賞用植物だったそうだが、逃げ出してあちこちで野草化している。なかなか可憐な花だが、大群落を作っているのを見たりすると「元々ここには何が優先していたんだろう?」などと考えてしまう。帰化植物が繁茂するのも自然現象なのだろうけれど。
外来種のヌートリアやアライグマやチョウセンリスは、日本の生態系を撹乱すると目のカタキにされるが、美しい植物に対してそういう声を聞いたことは、あまりない。
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