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『義務と演技』

最近ちょっと話題の・・・(とはいえ初版はH11)小説をさっそく読んでみた。

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ありがち~、な話だとは思うけど、さすがにベテラン内館さん、心理描写が絶妙。
「ギムエン族」なる言葉まで生まれて、かなり話題になった作品なんだけど、なぜか今まで読んでいなくて、今回ちょっと読みたい気分になるきっかけがあったので手を出してみたのだが・・・

きっかけというのは、先日“移動する密室”の中で、充分大人な4人で『持続時間に関する認識についての考察』を行った。ちょっと大人な会話の一環である。
その時、ふとつぶやいた私の一言があとで波紋を呼んだらしいけれど・・・(どんな話になったのかは知らない・・・およそ想像はつくけれど。)

どうせ、いくら親密な間柄であったにせよ認識のギャップは埋められない。誰にせよ“思い込み”っていうものがあって、自分の尺度で相手を認識しているだけなんだから・・・

それにしても、ディスコミュニケーションってのはコワイ。

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