極楽トンボのカルマ落とし
近所までちょっとでかけたら、福井で買ってずっと愛用してたお気に入りの雪駄の鼻緒が切れた。歩けない・・・片足引きずりながらなんとか最寄の100円ショップまで行ってビーサンを買ったけど、履物がないと現代人は歩けないものなんだ?
同窓会の案内ハガキが来た。高校時代の友人・・・実は誰一人として覚えていない。あの3年間、いったい私はナニをしてたんだろう。思い出してみようと思ったが、放課後に独りで絵を描いていたことと、進路指導室で担当外の教師とどうにもかみ合わない話をした挙句に世間的に見てまともな進路を思いつきで捨てたことしか思い出せない。「近況をお知らせください」って書いてあるけど、ナニを、ダレに、お知らせしたらいいんだろう?
ちょっとしたミッションで、関西の山ヤの間ではとかくいろんな風評がある、とある人と今日、電話で少し話をした。ありがちだけど「人は見かけによらない」と思った。他人の噂話や外見で知りもしない人を判断するってのは・・、やっぱり間違ってるのか?
知らない世界は、限りなく口を広げて存在している。やったことのないこと、行ったことのない場所、もしかすると出会うかもしれない困難。私はそんなものに限りない執着心を抱いてしまう。
ホントにどうしようもない極楽トンボだけど、独りで小さな小さな旅に出ることにする。これは私のイニシエーション。他人にとってはホントにつまんないことかもしれないけど、これを通過しないことには次のステージに進めないような気がしている。何の根拠もないんだけど・・。モチロンこんなことくらいで、深い深い、私の業が落ちるだなんて本気で思ってるワケではないんだよ・・。ゴメン。
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コメント
ふと思い立ってギリシャに一人旅に出掛けてパルテノン神殿周辺を歩き回っていたとき、愛用していた皮のサンダルがボロボロに朽ちているのに気付いたときのことを思い出したよ。もう普通に履いては歩けない状態だった。なんで突然こんなになるの?って感じだった。でも近くに靴を売ってるお店もなくて応急修理できるものもなくて数日間引きずり歩きしたなぁ。
旅。いいね。昔は旅ばかりしていたような。でももうかれこれ何年もしてないな。いってらっしゃーい。
投稿: capy | 2006年7月29日 (土) 13:46
Capyさん、ただいま~!!
ずっと水浸しで、ふやけてツチノコになるかと思ったけど、やせヘビになっちゃった。この勢いで登ったらいい感じ?かな???お盆過ぎまでクライミングはお休みと思ってたけど登ったほうがいいかな。ロクスケにも行きたいんだけど・・・
ビンチャレ楽しそうだし・・・
そう言えばギリシャから絵葉書もらったよね。懐かしいな・・
投稿: にゃみにゃみ。 | 2006年8月 2日 (水) 22:32