大野の枕こんにゃくと足羽山のさくらみそ
寒い夜に食べたくなるのが田楽。味付のだしでいろんな具材を煮込む“おでん”(関西では本来“関東煮〈かんとだき〉”と言うが)も美味いが、昆布出汁で煮て田楽味噌をつけて食べる“田楽”もまた乙なものである。極にゃみ的に“最高に幸せな田楽”が、この組み合わせ。福井県大野の名産“枕こんにゃく”は、全形だと2kgもある超デカいこんにゃく。福井に行くたび、これの1/4カットのものを大量に仕入れてくる。こいつを一度食べたら、そこらで売ってるフツーのこんにゃくなんて見向きもしたくなくなるくらい旨い・・・。なんでも、熱しにくく冷めにくいという特性から、病気の時の氷枕の代わりになるってところからついた名であるとかなんとか。も、もったいない・・・
で、コレを田楽で食うときに欠かせないのが足羽山・大久保茶屋の“さくらみそ”。
足羽山というのは、福井市内にある小高い丘陵地で、山頂は桜の名所。何軒かの茶屋があって、市民の憩いの場となっているが、その中の一軒“大久保茶屋”さんが作っている田楽味噌がコレ。
先日福井へ行ったときに、くまさんがお土産に持たせてくれたさくらみそを大事にチマチマ食べている。甘口と、芥子が利いてピリリとした辛口があるが、こんにゃくにはなんたって辛口がいい。甘口は豆腐に合うなぁ・・・
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