“ウソ”と“真実”、どちらが好き?
ヒトは、“都合のいいウソ”は、少しくらい怪しくても信じたがるのに、“不都合な真実”からは目を背けて見ようともしない生き物だ。だから、ずうぅ~っと前から「えーかげんなコトばっかり!」って指摘されてて、識者は見向きもしなかった“あるある”が人気番組の地位を保ってたワケで。ラクしてカンタンにやせるんだったら世の中に肥満者なんていないって!
・・って話じゃなくて、極にゃみ的には“都合が悪い真実はなかったことにする”って基本方針をしっかり貫いてる某大国がメーワクだなーって思ってて、えーっと、具体的に言うと、某米国、某C国、某I国が消滅してくれたら、人類の終末へのカウントダウンが一瞬だけでも止まるかなぁ、って思ってたんだけど、メーワク最右翼の米国にも、“誠実なハチドリ”がいた。
それは、“一瞬だけアメリカ大統領になった男”、アル・ゴア氏(映画『不都合な真実』)。
97年の京都議定書(COP3)に背を向けたアメリカは、完全に“都合の悪いものからは目を背ける”という姿勢だった。日本でも「環境保護より経済政策が優先」っていうスジが通ってない論理がまかり通っていたし。セッセと歩き、階段を登り、自動ドアの横の手開きドアを押し、暑い日には汗をかき、寒い日には着膨れて、みたいなジミな省エネ作戦をしてる私は、「こんなセコい努力、何の意味もない。いっそ、ぱーっと景気よくエネルギー使いまくってさっさとラクになる手助けをしてやろーか」と思ったことも一度や二度ではなかったけれど、ゴア氏に映画で指摘されてしまった。「人は、突然絶望にシフトする。中間のステップを無視して」・・・スミマセン、極にゃみ・・、じゃなくて極端で。バカにされても、眼前にむなしい結果が見えても、たとえ蛇でも、ハチドリにならねば。・・・ゴアさんもいろいろ苦労されたんですね。
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