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foolproofが大切・・(´・ω・`)・・。

Rock&Snow035が発売されている。
Rs035 今回からある程度の紙面刷新が図られたようで、新しい連載がいくつか始まった。
そのひとつ、プロガイドの長岡健一さんによる“生と死の分岐点”の第1回目では、ラッペルロープの結束について取り上げられている。
アメリカの文献などではエイトノットで結んだロープがほどけたことが原因の死亡事故が数例起こったことを受けて、エイトノットを使用しないように周知されているようだが、
日本ではまだ最近出版された技術書でもエイトノットを推奨するようなものもあって、混乱状態が続いていた。

 で、この記事によると・・
①ダブルフィッシャーマンズノット ②ダブルエイトノット ③オーバーハンドノット ④ダブルオーバーハンドノット ⑤バタフライノット の5通りの結び方について、“きちんと結んで”ひっぱり強度試験をしたところ、いずれも結び目がほどけたり反転したりすることはなく、結びコブから破断したと書かれている。
ダブルストランドエイトノットが結び目が反転を繰り返してほどける、という指摘から「結束には向いていない」とされている件に関しては、「1回反転するものの、それ以上反転せず、何回実験してもほどけることはなかった」そうである。
 長岡氏によると、問題なのは“きちんと結ぶ”ことであって、2本をまとめて結んだ場合、結び目の前後に2本ずつロープが出るが、これを“一本ずつ”強く引いて絞めることが重要であるということである。た、確かにそれって基本・・・ってーか大前提・・。マツモト先生はいつも口を酸っぱくして言っておられるけれど、案外周知されていないことなのかも。一本ずつってところが特に・・

『ロープ技術に関して大切なことはfoolproof(フールプルーフ=馬鹿でも耐えられる、の意味から転じて誰でも安全に使えるという意味)であるかどうかだと思っています。どんなに優れた結束法であっても、複雑で間違いやすければ何の意味もありません。そのような観点からすれば、ダブルフィッシャーマンズノットはやはり優等生でしょう。』
『実際のところ、懸垂下降にどの結束法を使うかは皆さんの自由です。懸垂下降というものは基本的に静加重しかかからないので、救助などを除けばひとり、ないしふたり分の荷重に余裕を持って耐えることができればいいことなのです。』
ちなみに、余端長はロープ径の20倍と書かれている。

この兄貴、多分すごい実力のあるガイドさん。以前少女隊で八つ峰に行ったときに、素人臭いお客さんを二人も引率してらしたのにすごいスピードで追い抜かされた・・。
映画「クライマーズ・ハイ」でK田ガイドと二人でクライミングシーンのスタントをしておられたのは記憶に新しいところ・・

それにしても・・・ foolproof、私にとっては最も大切カモ。

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コメント

 私もこの記事、思わず必死で読みました!M本塾では確かこのオーバーハンドノットを推奨されていたと思うのだけど、慣れてないせいかオーバー…はなんか不安でした。でもどちら(ダブルエイトもオーバー…)も大丈夫…反転はしない…とのことで、ちょっと安心しました。
 慣れている(何回もしている)=foolproofにつながるような気がします。逆に慣れが怖い場合も多々ありますが…。結び目も、多分、1本ずつ、無意識に絞めて確かめてるよなーとは思ったけれど、以後は心して確かめようと思いました。
 余端はロープ径の20倍とはっきり数字で書かれていて(自分の記憶では初めて…憶えが悪いせいか…(^^;))よい目安になりますね。
 いずれにしろ、懸垂はとても身近で、最も恐ろしい。気をつけましょう。

投稿: SunnyK | 2007年3月 9日 (金) 10:45

仰る通りだと思います。ラッペルは難しくないけど危険・・意外と“ベテラン”と言われる人の事故が多いとも聞きます。ホント気をつけないとそのうちウカっと何かやらかしそうだと自分でも思うので・・カッコ悪いけど、私は“指差し確認”してます。
ロープ余端は、これまでロープ径の10倍というのが定説ではなかったかと思います。でもコワいから、足りるなら30cmくらいは残してるかも・・・^^;;;

投稿: にゃみにゃみ。 | 2007年3月 9日 (金) 16:22

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