山笑う
黄金週間の初日は、穏やかな晴れ模様。
山の斜面は新緑が萌えたち、春爛漫の様相に。
もこもこした新緑の淡い黄緑色の間に、コバノミツバツツジのピンクと、マルバアオダモの白い花が美しいコントラスト。
ふふふ・・・
くくく・・・
山がひそひそと笑ってる感じ。(クリックで拡大)
マルバアオダモを近くで見るとこんな感じ・・・
糸状の花がたくさん集まった、繊細な美しさ。
尖頭形の葉が5枚くらい並んだ羽状複葉なので、「マルバアオダモ」という名前はなんだか納得できないんだけど、葉の縁に鋸歯がないから“丸葉”だとか・・うーん?
諸般の事情でヤバいガレ場やらヤブの中をうろうろしたんだけど、そーゆーところに必ず生えてる「サルトリイバラ」。トゲは痛いけど、花はなかなか可憐。
関西では「柏の葉」はあまりないので、「柏餅」には元々この葉を用いていたそうである。たしかに、サルトリイバラの葉で餅をはさんで蒸すととてもいい香りがする・・
コバノガマズミもいよいよ開花を開始・・・
アケビも花盛り。
アケビは、雌花と雄花があって、大きさがかなり違う。雄花は小さくてたくさん房咲きになるが、雌花は少ししかなくて、一枝に一つくらい。
六甲山は不法投棄が目立つ場所があちこちにあるが、そ~んな悪いコトしてると、“六甲山天狗”にとっつかまって、ゴミと一緒に谷底に投げ捨てられるぞー。
六甲山天狗様、くず人間の人たちは“必殺お仕置き”とかにしてもらいたいけど、山中に不法投棄するのはやめましょう。分別収集で・・
ところで・・ホントはホーライキョーまで行くつもりが、ガレとヤブにつかまって出られず・・道半ばにして断念したので、ウォートホッグをぶったたいてるはずの姐さんには会えず。
しかも本日、“探し物”が主目的だったのに発見できず。替わりに若干の収穫・・イタドリはさっそく夕飯のおかずになりましたとさ・・・
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