『凍れるいのち』
今から約45年前・・昭和37年12月、北海道学芸大学函館分校山岳部のパーティー11名は 冬山合宿として大雪山縦走を目指したが、異常な発達をとげた二つ玉低気圧によるブリザードにつかまり、生還したのはリーダーただ1人・・。
リーダーは10人の大切な岳友を亡くし、自らも両足先を凍傷で失う重い障害を得ただけではなく、大切な息子を亡くした親たちの轟々たる非難や呪詛を一身に受けることに・・。
「45年間の沈黙を破って語られる遭難事故の全貌とその後の人生・・」というドキュメンタリー。
前回の勉強会のときにY見先生に貸して頂いたものだが・・
主人公は、体力においても精神力においても傑出した人物で、もし遭難事故に遭っていなければ・・・心に傷を負うこともなく、五体満足だったら、どんな人生を歩んだのだろう。
文中で紹介されているエピソードがひとつ。
主人公が成人式に出席したとき、アトラクションでやっていた運勢占いで手相を観てもらったところ、占い師は顔色を変えて「あなたは24歳の誕生日の日に死ぬ。その日を乗り越えたら素晴らしい人生を歩めるから、絶対にその日には海や山に行かないように」と言ったとか。すでに屈強な山男に成長していた彼やその仲間達は笑い話としてしか聞いていなかったが、まさにその24歳の誕生日の日、彼らのパーティを陥れる二つ玉低気圧が接近していた・・・
本当にあるんだねー、そーゆーコトって。ちなみにその手相って、関西では“ババつかみ”って言うんだけど、豊臣秀吉と同じタイプらしい。ナニゲににゃみ母もそうなんだよねー・・手相は遺伝しないだろうから、極にゃみ的には関係ないけど。
『凍れるいのち』
柏艪舎創設5周年記念特別企画出版
川嶋 康男 著
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コメント
お久しぶりです。その本よさそうですね、読みたくなりましたね。もう夏山の計画はすすんでますか?私はチョイとこのごろいそがしいです。新しいこと始めたり、お子ちゃまのお受験だったり、毎日があっ(>_<)ってなくなります。もう1年の半分近くが、、。で手相のババつかみを是非みたいので、写真を私のメールにいれていただけますか?お願いします。お母様にたのんでね、、しってるよね私のこと。私からっていってみて。では引きつづき楽しく遊ぶように、、、。(●^o^●)
投稿: ウパール | 2007年6月27日 (水) 17:25
まいど。お受験ママやってるのか、タイヘンだね。
にゃみ母は私と一緒で“楽しく遊んでる”人なので、現在ちょっといないけど、帰ってきたら聞いてみる。
んでなに、手相を観る人になったの?四柱推命じゃなかったっけ・・?
ところで、夏はまだゼンゼン予定なし。ってーかそろそろ考えないとね。こう暑くなってくるととりあえず沢に行きたいなぁ。焚き火が恋しいよーなところへ・・
投稿: にゃみにゃみ。 | 2007年6月27日 (水) 22:11