全山遭のまとめその①
H18 山岳遭難の概況
●H18年度は、統計を開始したS36年以来最悪、最多の遭難件数をマーク。
●ここ10年間を比較すると、右肩上がりで事故件数が増加中。
●年齢層では、40代以上の中高年層が全体の80%を占め、60代以上が最多。
●事故の態様別では道迷いが最多。ビギナーレベルの登山者が多い?
●病気、疲労が原因の事故が増えており、山を軽視しているあらわれ?
●単独遭難は全体の1/4だが、死亡率ではパーティでの遭難の1.7倍。
●通信手段は携帯電話が多くなったが、山岳では不感地帯も多く、バッテリーの消耗も激しいので、予備バッテリーの携行や不要時は電源を切るなどの工夫が必要。また、バッテリー残量が少なくなって通話は無理な状態でも、メール機能は使える場合もあることを知っておく。
(警察庁生活安全局地域課課長補佐 稲垣好人氏の発表を要約)
★中部山岳を擁する3県のH18年度の統計資料
こんなのもあります。
★政府広報オンライン
~万全な計画と準備で楽しい山登り~ 山岳遭難防止のために
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