『感謝されない医者―ある凍傷Dr.のモノローグ 』
「凍傷と言えば金田先生」というのは、山の世界ではかなり知られている。加藤保男、吉野寛、山野井泰史・妙子夫妻など著名なクライマーをはじめ、30年間に800例以上の凍傷患者を治療してきた実績を持つ医師。重傷の症例では手足を切断しなければならないことも多いが、「切断術が嫌で嫌で、どうしようもなく嫌でたまらない。」そうである。
「手術した患者から感謝されたことはきわめて少ない。それはそうだろう。指を切り落とされて「ありがとうございました」でもないからだ。」
それでも、冬に限らず世界中の高峰で凍傷を負った山ヤがひっきりなしに治療を求めてやってくる。そんな数多くの治療例や、思い出深い患者のエピソードなどが綴られている。一般的にはあまり知られていない凍傷という病態についての解説や、凍傷になるメカニズム、予防法なども興味深いが、“切断”という章で語られる、アフガニスタンの野戦病院での体験もまた強烈な印象を残す。
壮絶な医療現場で長年戦ってきた医師であり、山を愛する登山家である著者にしか書けない貴重な文献である。
※凍傷の病態に関する記載については別コラムで・・
この先生について、登山家の竹内洋岳さんが面白いエピソードを紹介している。
文登研の研修会で医療の講義をしていたとき、参加者の一人が、
「山の中でこんなこんなでけがをしたら、どうしたらいいですか?」と質問。
それに対して先生、
「あ、山でそんな怪我するような人は、山をやる資格はありませんから、助けなくていいです。以上。」とお答えになったとか。 きゃぁぁ~・・・ w (≧∀≦) w
★竹内洋岳さんのサイト
http://weblog.hochi.co.jp/takeuchi/2007/09/post_3013.html#more
『感謝されない医者―ある凍傷Dr.のモノローグ 』
金田 正樹 著
山と溪谷社 刊
2007.3.1 発行
「カレーそば」なる食べ物
カレーフリーク&そば好きの極にゃみ的には、初めて食った不思議なメニュー。ダシの旨みがしっかり効いてて、複雑なスパイスのハーモニーと絶妙にマッチ。ルーではなくて、「カレー味のあんかけそば」という趣きだ。
しかもひとたらし、ウスターソースがかかって運ばれてくる。
・・・以前、近所のそば屋の看板に「カレーそば」って書いてあって「あり得ねぇ~っ!」と思ってた。だって、そばの風味ってすごくデリケートだから、カレーなんかと組み合わせたら全くそばの存在感がなくなるだろうし、そんなメニューを出すよなセンスの悪い店はちょっとな・・とか思って、その店には行ったことがなかった。
が、、、この店のコレを食べて考えを改めた。
そばの香りが、不思議とカレーだしの中で主張をしている・・・なんだか、ミョーなコラボが美味い。ふと回りを見渡してみたら、ほとんどの客がカレーそばをすすっている。うーん、正統派のそばじゃないかもしんないけど、なんだかやみつきになりそう・・
★信そば 長野屋
神戸市中央区北長狭通1丁目32-15 Tel.078-331-7356
11:25~18:30(金:~16:00、土:~売り切れまで)
定休日 日曜日
JR高架下の「ピアザKOBE」の2F。お店を発見するのは少々困難かも。
北野グローサリーズ
三宮に行ったついでに、輸入食品が多彩に揃う北野グローサリーズへ。神戸にはインポート食品を扱うお店は多いけど、このお店は神戸在住の外国人の人たちが故郷の食品を買い物に来る、いわば“本格派”っぽいお店だ。
北野町にある、エスニックムード満点の回教寺院の北側のお向かいにある。
お目当ては、先日の“グルハギ”で食べてすっかり気に入ってしまったインドのせんべい「パパド」。これがもう、ビールにぴったりなんだなぁ~。
んで、結果的に探していた銘柄はみつかんなかったけど、とりあえずゲット・・
ついでに、スパイスなんかも仕入れてみたりなんかして・・。当分エスニックワールドを楽しめそう。
★北野グロサリーズ 神戸市中央区山本通3-3-3 078-230-6860
ついでに、ほかのインポート食材のお店リスト。
同エリアにあって、より品揃えが多い。通販もあり。
★コウベグロサーズ 神戸市中央区中山通2-19-2 078-221-2838
輸入チーズ類やヨーロッパ系の食材が充実してるのは・・
★L'epicerie Culture (クルチュア)
神戸市中央区元町通3-17-8 藤和神戸元町ビル1階 078-327-8990
※ものすごく場所がわかりにくい・・電話してからいかないと誰もいないことがある・・
『いいの かよ ボタニカルアート展』
三宮の「トアギャラリー」で開催中の個展を見に行った。神戸在住のイラストレーターさんで、植物画がご専門。
ヤマケイさん関係のご縁で今回個展のご案内をいただいた。
四季折々の花を精密に描いた作品がとりどりに飾られ、彩りの美しい水彩画の世界を楽しむ。
六甲山の自生種にもご興味がおありのようで、機会があればご案内しましょうなどとしばし歓談。
植物画のクラスもいくつか持っておられるそうで、幅広くご活躍のようだ。
★TOR GALLERY
神戸市中央区北長狭通3-12-13 078-334-0531
『いいの かよ ボタニカルアート展』 ~2007.11.1
11:00~19:00(最終日は~16:30)
インド料理SUBI MAHAL
1ヶ月ほど前にできたインド料理店。気になってて、先週末にようやく行ってみた。辺鄙なロケーションの割ににぎわってて、なかなかの人気ぶり。ランチメニューはいろいろあるけど、日替わりの「かぼちゃとじゃがいものカリー」をセレクト。ナンがデカくてすごい食べ応え。味付けはすごく上品マイルド系で、全く辛くない。後で気づいたけど「ホット」も注文できたみたい。次回はぜひも~少し辛いやつを・・
東京と大阪・福島に店があり、3店舗目?がもうすぐ山口町にも進出するらしい。親族経営なのかな?
★インド料理スビ・マハル
宝塚市小林2-10-17(阪急今津線小林駅から東へ徒歩1分。カレーのニオイが誘導・・)
0797-72-5122
ランチ:11:30~15:00 ディナー:17:00~22:00
公園の雑誌?「OSOTO」
大阪府公園協会が年2回発行している公園に関する情報誌? “おそと”で過ごすライフスタイルペーパー・・と銘打ったB5 版64ページ。
初めて目にしたのだが、お世話になってる編集者の方のインタビュー記事が載っていたのでつい買ってしまった。
通巻3号目だが、テーマが「愛を、みつけた。」ってコトで、なんだか不思議な構成。カップルが安心してイチャイチャできる公園?だとか、“合コン”ならぬ“合ハイ”(合同ハイキング)のススメ、みたいな記事とか、学術っぽい表現ながら“性愛のための庭園”の話だとか、公園協会なんてお堅いところが出してる割にはユニークな内容の一冊である。
『OSOTO』
財団法人大阪府公園協会 刊
年2回発行(4月・10月)
デイジーチェーンの破断実験
すっかり遅くなってしまったけど、研修会レポートその⑤。数年前から、本来エイドクライミング用のツールであるデイジーチェーンをセルフビレイに転用することが増えていたが、2年ほど前にメーカーサイドから誤った使い方をすると危険だという警告が出され、ブラックダイヤモンド社の日本代理店であるロストアローさんのサイトでも「デイジーチェーンの危険な使い方 」というコラムが掲載された。
↑落下の衝撃で縫い目がほつれかけているデイジーチェーンポケットの破断強度は3KNと言われているが、実際にはどうなんだろう?ということで、ヤグラで実験。50kgくらいの重りを、落下率0.2弱くらいで落としてみたところ、ナイロン製のデイジーチェーンは数回で破断した。ってことは、1回や2回落ちたところで、そう簡単には切れないってコト!?とも言えなくはないが・・・
↑完全にポケットが破断したデイジーチェーン
文部科学省登山研修所が発行している「登山研修」の最新号(Vol.22-2007)の中で、「デイジーチェーン等による自己確保についての注意点」の中で、気になる記載がある。
フル装備を担いだ男性クライマーを想定した80kgの重りを60センチ落とすとどうなるかという実験。結果は・・・
ナイロン製のデイジーチェーンでは、支点に500KgF 程度の衝撃がかかり、ポケットの縫い目が破断。
スペクトラ製のデイジーチェーンの場合、ポケットは破断しなかったが、支点には最大で1000KgF以上の荷重がかかった。
この実験が物語るものは、スペクトラ製のデイジーチェーンでセルフビレイを取っているときに、レッジから落ちるなどわずかな墜落をしても、非常に大きな衝撃が支点にかかるということ。支点にかかる荷重は、当然クライマー本人にもかかるわけで、人体が衝撃荷重を受けた時に重篤な障害を受ける可能性があるとされる12KNに近い数値であることは見逃せない。もちろん脆弱な支点は破壊される。
伸びによって衝撃を吸収するナイロン製の場合でも、500kgNの衝撃が支点にかかるということは、リングボルト1本に掛けているような場合は支点が崩壊する可能性があるということだ。
やはり、近年言われているように、デイジーチェーンをセルフビレイに使用するのなら、あくまで仮のものであって、メインロープでセルフビレイを取らなければならないということですね。
★研修会レポートその他
その①:長さ調整ができるアルパインクイックドロー
その②:ビレイデバイス考
その③:フリクションノット回収「Kシステム」
その④:ポロネ
神無月 六甲の花こよみ
まだ少し暑いけど、秋の花がちらほらと咲いて山歩きに出たくなる季節・・六甲山周辺で今咲いている花たちをご紹介。
まずは、キク科コウヤボウキ属のコウヤボウキ。
個性的な花で、地味だけどよーく見るとなかなか可憐。よく分枝するので、高野山でこれを束ねてほうきにしたとかしないとか・・
草っぽいけど、落葉小低木。ハナヤクシソウ・・?かな。
キク科はアレルゲンなんだよなー・・・
もしかしてアレはコレが原因?
リンドウ科センブリ属のセンブリ。
健胃薬として知られ、非常に苦いことから、1000回振ってさらしても苦い・・っていうのでセンブリ?
星型の花がとても可憐。蓬莱峡では、紫がかった花を発見。
シコクママコナ。ゴマノハグサ科の半寄生植物。
ぱっと見て「シソ科?」って思ったけど、マダマダ見る目がないなぁ・・
ウメバチソウ。
ユキノシタ科ウメバチソウ属。
明るい湿地に生える植物。花の形が梅鉢紋に似ているからこの名がついたとか・・?
六甲山系では非常に珍しいらしい。
うーん、初めて見たかも。野生か植栽かわかんないけど、甲山神呪寺のあたりに生えてたヒイラギモクセイの花。ヒイラギとモクセイの雑種で、雌雄異株なんだけど日本には雄木しかないので花が咲いても結実しないそうだ。
ところでヒイラギっていうのは面白い木で、木が小さい間は葉っぱがトゲトゲだけど、大きくなるとトゲがなくなって全縁に・・丸くなってくるらしい。
極にゃみ的には最近、好戦的になることが減って、とても丸く温厚になってきたと思うんだけど・・
アレレ?昨日酔っぱらって過激発言してたのはダ~レ、って? さー・・?あんまり覚えてませんね。。。
“ゆかりの50人”シリーズ
神戸新聞総合出版センターから発行されているコンパクトな本。「神戸ゆかりの50人」「阪神ゆかりの50人」「淡路・・」「播磨・・」と地域にゆかりのある人物を紹介している。番外編?で「兵庫50の木」「源平と神戸ゆかりの50選」がある。
変形B6サイズで本文は50ページ、スーツのポケットに入る大きさなので手軽に持ち歩いてどこででも読める。
すごいユニークな企画シリーズだ。
驚くべきはそのページ構成で、ビジュアルメイン、本文わずか150字。
“インデックス”のような体裁で、極にゃみ的にはそれだけの文字数に必要な情報を盛り込むことがどれだけたいへんかはよくわかるので、すんごい感心してしまう・・・
わずか300円とリーズナブルなので、観察会や見学会でテキスト代わりに配ってもいいかも。
『神戸ゆかりの50人 -歴史と観光の散策ガイド』
『兵庫50の木 -身近な樹木図鑑』
神戸新聞総合出版センター 刊 定価/税込み300円
待ち受け
「美輪様の画像を携帯の待ち受け画面にしておくと、2週間でいいことが起きる」 ・・っていうウワサ話を真に受けて、さっそく。
なんてわかりやすい私。
★ココからDLできます。
それにしても、美輪様ご本人はこの現象をどう思っていらっしゃるんでしょうな・・
恒例秋のアレルギー祭り?
去年も一昨年も、この時期にトンデモない皮膚疾患に苦しんだんだけど・・。
今日歩いていると、別に何かに触れたわけでもないのに急に両腕がかゆくなってきて、みるみるうちに発疹が大量発生。き、気味悪~。
前腕の内側を中心に、ブツブツだらけになってものすごく痒い。でもこれを引っ掻くとエライことになるのは昨年学習済みなのでひたすら忍耐・・
何かアレルギー物質に反応したんだろうか?
そう言えば海谷で、渡渉のときに水に浸かった足に速攻でブツブツができて、寒冷蕁麻疹か?と思ったのを思い出したけど、今日は汗ばむほど気温は高かったしなー・・・。
ちなみにその時の足のブツブツはしばらくしたら引っ込んだ。今日のブツブツ軍団も、ガマンにガマンを重ねてそっとしてたら5時間くらいで引っ込んだ。一体なんなんだ?
キモチワルイので小さくUP。コワいもん見たさの方は、クリックで拡大します。
荒地山・貸切
妙なお天気のせいか、誰にも会わない…お陰で、独りで静かな山歩きを楽しむ。芦屋川から城山、そして荒地山へ。
元々今日は、“お気楽”観察会の予定だったのが、悪天予想で中止に。体力激減、体重激増の今日この頃、単独ボッカ?って心積もりで出発するも・・・なんだか膝のコンディションが悪くて、負荷をかけるのはやめよ・・、ってコトで単なる観察ハイキング。城山の登りで、ナゼだかこんなヤツと、今頃出会う・・・
まぁツツジの仲間はへんな時期に咲きたがるヤツラだけど・・ でも、なんたって最盛期なのはコウヤボウキ。
そこらじゅうで咲いてる・・・
オケラとちょっと似てて、地味だけどよく見るとなかなか個性的でキレイな花。特に、ほころびかけのつぼみが美しかった。ひとりで紅葉。
なんかカワイイ・・・
極にゃみ的には、すき間から顔出す系のやつに反応しすぎ?センブリの花もキレイ・・
ウメバチソウも発見。
神戸元町「G.G.C」でビール三昧
元町の老舗ビアホール「G・G・C」へ。1978年創業のドイツビールとドイツ家庭料理の専門店。キリンorアサヒ?の日本のビールと違って、いろんな味わいのビールが揃っている。
左から、シュナイダーの限定バージョン、フランケンハイム、アヴェンティヌス アイスボック。
シュナイダーは少し濁った、マイルドな味わい。フランケンハイムはホップが効いた、薫り高いビールらしいビール。 アヴェンティヌスは、アルコール度数が12度と、飲み口もビールっぽくなくてワインを思わせる芳醇さだった。
料理も美味しくて、アツアツが供されるプレッツェルは絶品。ガリガリの塩をつけていただく・・
ザワークラフトもしっかり酸味があって本格的な味わい。
辛子添えのジャーマンポテトも美味かった・・シュナイダーヴァイツェンは生きた酵母が入ったまろやかなビール。
最後に飲んだ、シュレンケルラ・ラオホはスモーキーでとても個性的な味わい。旧市街地がユネスコの世界文化遺産に指定されているというドイツの古都バンベルグで伝統的な製造法で作られているビール。フランケン地方のブナを使って大麦麦芽を燻製にして作るそうだ。“シュレンケルラ”とは酔っ払いの千鳥足のことだそうで、まさに千鳥足となって帰途についた・・
と思いきや、悪い酔っ払いはさらに老舗バー「アカデミー」へハシゴ酒に行ったのであった・・恐るべし神戸の夜。
若狭土産
小浜で若狭塗りのお箸をゲット。神宮寺さんへ行く途中、観光バスが何台も停まってるデカい箸屋さんがあって、ナニゲに吸い込まれたら、入り口で真っ黒の塗り箸を渡された。13回いろんな色で塗り重ねてあるそうで、自分で研磨して模様を出すというもの・・
こんなモンできました~
帰り、敦賀で特急待ちの間にちょっと土産物屋を覗いてみた・・
なんかすんごく素朴な感じのお菓子を発見。豆落雁?の「福和内」。
うーん・・ビジュアルがちょっとコワい。きな粉味の、ホントに素朴な味わいのお菓子だった。
ところで敦賀は若狭?
福井県って・・・、嶺北は越前、嶺南は若狭で、元々は全然別の国だよな。よくわからないけど歴史も文化も雰囲気も全く違うような気がする。
一昨日、東小浜でお昼に駅近くに1軒しかない食堂に行ったんだけど、同行者が「何かこのへんの名物は・・越前そばはないの?」とかって聞くから、思わず「ここは若狭です!」って指摘してしまった・・あぁ、おろしそばが食いたい。
ポロネ
研修会レポート④は、メインロープの余端で作れるフリクションノット。通常、フリクションノットは、メインのロープ径に対して、掛ける側の径が小さいほどよく効くとされている。
しかし、7.7mmのロープで完全な効きを求めて4mmのスリングを使っていいかと言うと、強度的に望ましくない。特にレスキュー等で2人の荷重がかかるようなシチュエーションでは径の小さなアクセサリーコードは使うべきではない。
そこでコレ・・・
“同じ径でも効かせられるフリクションノット”が「ポロネ」。でも、古くて固くなったロープでは全然効かなかったんですけど~・・。
とりあえず手順。
下から上へ巻きつけていく。
効く回数分をしっかり巻いたら、手を折り返して巻き始めの部分にからめて上へ。
上から2番目の巻きつけ部分に手を通して、末端には留め結びを作る。
フリクションノットは、状況に応じて使い分けが必要だけど、どんな場合も必ず効きをしっかり確認することが重要・・・と思う。
国際山岳ガイドの山下 勝弘さんはご自分のHPの『結構ためになるクライミング知識』で「ガイドは知っておいた方がいいけど、普通の人には必要ないですね」って書いておられる・・。
レスキューせんならんよなシチュエーションには一生出遭わんつもり・・一生出遭いたくない・・一生出遭わないぞーっ。
★研修会レポートその他
その①:長さ調整ができるアルパインクイックドロー
その②:ビレイデバイス考
その③:フリクションノット回収「Kシステム」
その⑤:デイジーチェーンの破断実験
『赤ちゃん誕生』
生き物好きの一家が、身近にいるいろいろな生き物と共に暮らした観察記。ありきたりなペットばかりではなく、バッタやアゲハ、カマキリなどの昆虫、ヤマカガシやカナヘビ、ヤモリまで・・・
そこには、生き物に対する偏見が存在しない。チョウチョは好きでもガはキライ、なんてヒトは多いと思うが、彼ら一家は“気味が悪い”と思われている生き物も、じっくりと観察することによって愛着を感じている。いろいろな生き物たちの世話をしながら、その成長を見守る子どもたちもまた、共に成長していったのだろう。
多様な生き物たちの生態録と、そして子どもたちを巡るエピソードはとても興味深くて、ゆっくりとゆっくりと楽しみながら、大切に読み終えた。
“あとがき”から引用・・・
「辛口の人間批判も書きましたが、自然のままに生きる動物を見ていると、いかに人間が不自然な生き方をしているかに気づきます。動物たちはそんなことも私たちに教えてくれました。」
『我が家はみんな飼育係 - 赤ちゃん誕生』
関本快哉 著 ㈱大日本絵画 刊 2000年7月発行
※この作者のほかの作品
★表紙の写真は、自分で卵の殻を破って顔を覗かせたヤマカガシの赤ちゃん。
かわいいなー・・・このサイズから一緒に暮らせば仲良くできるかも。
子どもはもともと生き物が好きだ。小さな生き物を見つけると無心に眺めたり、手に取ろうとする。が、自然から離れた環境で暮らし、特定の生き物としか接しない生活をしている親たちは「キモチワルイ」「キタナイ」「アブナイ」と言って子どもを生き物から隔絶しようとする。ものすごく貴重な機会損失をさせられていることが多いと思う。
・・え?極にゃみ的にはどうだって?えぇ~っと、足がいっぱいあるやつはダメっす。6本以上は特にムリっ。それから、カナヘビはカワイイイと思えるけど、デカいヘビにはちょっと近づきたくない。え?話がチガウって?・・・そ、そ、そんなの関係ねぇ!
お水送りの寺
JR小浜線、東小浜駅から遠敷川を遡った山あいに佇む静かな古刹。神宮寺さんは、3月に行われる「お水送り」の舞台となるお寺。奈良・東大寺三月堂の「お水取り」に先駆け、若狭の霊水を送るというもので、このお寺の少し上流の鵜の瀬というところから注いだ水が約10日かかって東大寺の「若狭井」に送られるそうである。
“春を呼ぶ”と言われる奈良のお水取りは広く知られる行事だが、ここ神宮寺のお水送りも、3,000人もの人々によって松明行列が行われる荘厳な行事であるらしい。
しかも、その準備が始まるのはお水送りが終わったばかりの3月からだそうだ。
多くの人の献身に支えられて厳かに執り行われる、1200年以上の歴史を持つ伝統行事。若狭の小さな谷あいから発せられる、集う人一人一人の祈りが、あまねく一切の人々に良き縁をもたらすように、と語るご住職さまのお話にはしみじみ感じるものがあった。縁あって今日ここへ来させていただいたことに感謝。
恋しけば 袖も振らむを・・
地味な花だが、よく見ると清楚で美しい。コウヤボウキでもないしなんだろう・・と思いつつ、調べてみたら“オケラ”だった。
信州の里謡で「山でうまいはオケラとトトキ。里でうまいはウリ、ナスビ。嫁に食わすも惜しゅうござる」と謳われるように、オケラの若芽は山菜として名高い。また、根は生薬としても用いられ、元旦に飲む「屠蘇」を作る「屠蘇散」の主薬だ。京都の八坂神社で大晦日に行われる「朮参り(おけらまいり)」も、このオケラの根を焚くと邪気を払い疫病を除くとされる薬効?によるものらしい。ハデな自己主張はしないけど目立たぬ実力派、ってところか?
地味で人目に立たないことから、秘めた想いや人目を忍ぶ恋の比喩として万葉時代から歌に詠まれてきたそうである(当時は“うけら”)。
恋しけば 袖も振らむを武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ
コクらなくてもいい自己完結な想いってのもあるよな。
フリクションノット回収「Kシステム」
研修会レポートその③若干効きが悪くなるけど、手が届かないところからでもフリクションノットが回収できるので便利な「Kシステム」。
先端に結びコブを作ったアクセサリーコードを挟み込んでクレムハイストなどのフリクションノットをセット。下からコードを引くと、先端の結びコブに引っ張られてフリクションノットも下りてくる・・という仕組み。ラペリングで結び目を通過する必要があるような場合に便利だ。考案者の山岳ガイド・勝野惇司さんのイニシャルから「Kシステム」と呼ばれているそうである。
以前は、結び目の通過には、フリクションノットにカラビナをかけて、別のアクセサリーコードによるムンターミュールを組み合わせ・・・てたけど、フリクションノットとビナ一枚は残置せざるを得なかった。これを使えばシステムがシンプルだし、全部回収できるからいいと思う・・・でも、フリクションノットは確実に効きを確かめてから荷重しようねぇ。コワいから。
★研修会レポートその他
その①:長さ調整ができるアルパインクイックドロー
その②:ビレイデバイス考
その④:ポロネ
その⑤:デイジーチェーンの破断実験
淡路島バーガー@西宮
今年の4月にオープン、あっという間に“行列のできる店”として知られるように。JR西宮駅南西、西宮東地方卸売市場のはずれにある小さなお店なんだけど、すんごい美味しいハンバーガーを食べさせてくれる。
天然酵母で焼き上げる特製バンズ、タタキで食べられる品質の淡路牛で手づくりされるパティ、玉葱、レタス、トマトも淡路産の有機野菜。
注文が通ってから直火で焼き上げて供されるハンバーガーは、レギュラーサイズでも超巨大・・これは、決して「ファストフード」なんかではない。ちゃんとした「料理」だ。
トッピングもいろいろ選べるのがまた楽しい。
←この市場の向こうの端っこにあります・・・
草食動物のくせに、極にゃみ的にはときどきこんなモノが食べたくなることがある・・もうすぐ満月だからか? そう、今宵は“後の月”、栗名月。晴れ渡った空に、キーンと月が出てますよ。
★ハンバーガー店「淡路屋」
西宮市池田町4-1 東部卸売市場内
水曜定休(11:00~20:00)
※2号線の「東川」交差点を北へ。肉の焼ける匂いに釣られて自動的にお店へIN!
ビレイデバイス考/ATCガイド & more
ちょっと前に、ビレイデバイスを「ATCガイド」に変えた。長年ATCを使ってきたんだけど、フォロワー(セカンドクライマー)の支点ビレイ用のデバイスをどうしようかずっと迷ってた。ペツルの「ルベルソ」は支点ビレイの機能はあるけど、ロックしちゃうとどうにもならないってのを聞いてたから購入は見送ってて、とりあえずずっと支点ビレイはムンターヒッチでやってた。
んで、コングの「ゴースト」が出た時に、軽くてよさそー・・と思って即購入したんだけど、・・・リードのビレイには繰り出し感がイマイチで使いにくいし、フォローの支点ビレイも極細じゃない普通のシングルロープだとものすごく操作性が悪くて、数回使ってやめてしまった。んで、いろいろ総合的に考えた結果落ち着いたのが、今更なんだけどブラックダイヤモンドの「ATCガイド」。ボディビレイも、支点ビレイも、ラッペルもまずまず使い勝手は悪くないと感じている。
★左から、「ゴースト」(63g、対応ロープ径7.5−10.5mm) 「ATCガイド」(103g、対応ロープ径7.7~11mm) 「ATC」(50g、対応ロープ径9~11mm)支点ビレイでテンションがかかっていると、ルベルソは「ちょっとロープを緩めて・・」ってのができないのが欠点だったんだけど、「ATCガイド」にはリリース機能がプラスされている。しかし、体重差がある場合は注意深くリリースしないとロープが流れることがあるのでちょっと怖い(注)。
で、いろいろやってみた結果、デバイスの中で折り返されているロープをクリップしているロッキングビナ(この写真では下側の金色)を揺らして、数mmずつ出していく方法が安全だと思う(下側を持ってワイヤーをまたいだまま上下させるとロープとの接触面の分だけズレる)。んで、ココから研修会レポートその②・・
リリース機能に関して改良が加えられた・・という触れ込みで発売された、シモンの「トゥーキャン」をチェック。
今回の研修会では、比較用に各種デバイスが用意されていたので試してみたんだけど、大げさな構造の割に、別に使い勝手がすごくいいってことでもなさそう。取説をちゃんと読んだわけではないから知らない機能があるかもしれないけれど、109gと最も重いこと、かなりかさばることを考えれば、現時点ではATCガイドでいいかな・・って気がする。
(注)この失敗で、とある知り合いのクライマーが墜落した。グランドフォールではなかったが、途中にあった木に激突して打撲傷を負ったそうである。マツモト先生も初心者にやらせるべきでないと仰っておられる。(2007年10月22日記)
・後日記(2007.10.28);いつも組んでもらってるUさんがATCガイドを購入されたので、危なくない場所で使い方を説明してたんだけど・・・、
取説に記載されてるリリース法を説明して、「いきなり解除したら流れるから気をつけてね」って言ったのにも関わらず、テンションかけたら思い切り流れ~・・・
極にゃみ的にはお尻に青紫の蒙古ハンができましたけど。やっぱ慣れてない人にやらせちゃダメ!
・後日記2(2007.11.21);PETZLから新しいビレイデバイス「New Petzl Reverso 3 」が発売されるようです。2007年12月?現行のルベルソよりさらに軽い72g。機能はATCガイドとほぼ同じ?詳しくは・・・ココから。
★研修会レポート①:長さ調整ができるアルパインクイックドロー
③:フリクションノット回収「Kシステム」
④:ポロネ
⑤:デイジーチェーンの破断実験
長さ調整ができるアルパインクイックドロー
20日の合同研修会のレポートその①。ぼちぼち1項目ずつUPしていきます。その①はマツモト先生に教えていただいた新工夫。
普通の「アルパインクイックドロー」は、長めのスリングを三つ折りにして2段階の長さで使えるようにするが、コレはアンカー構築用に3つのカラビナを使って無段階に微調整ができるクイックドローにしている。
真ん中のビナの下側が3重(4重も可)になっており、これをスライドさせることによって長さを変えることができる。細部はこんな感じ・・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・ これを複数の支点にクリップし、それらをごく短く調整したスリングでスライディングノットをセットすると、若干の流動が可能に・・・
連チャンかよ~・・
土曜日は研修会、今日は一般募集の講習会に駆り出され~。別にいいけど、二日連続百丈カンヅメはちょっとストレスたまるかも~・・
講習会ってのは案外根気がいる仕事で、メンド臭がりの極にゃみ的にはあんまり向いてないと思う。ま、会の方へ行っててもどうせ同じよな一日になったワケだから、ほかの会の皆さんのやり方とかを見せてもらってるほうがまだ実りがあるか・・
泉syuA永さん達が、真摯にいろんな技術の検証をされているのを見せていただいて、勉強になった・・・。A永さんの、いつだって真剣にものごとに取り組まれる姿勢には感心させられる。
雲の上の大先輩なんだけど、ナイスで極にゃみ的憧れの山屋さんなんだなぁ・・ んで、A永さんのリクエストでみんみんへ・・大阪へ出るというのをムリヤリ宝塚店へご案内~。
ギョウザをつっつきながら、あーでもないこーでもないと楽しいお話タイム。
大北さんをスルーしちゃってちょっと気がひけたけど・・・。
秋の便り
六甲山の風景を撮り続けている写真家・円満堂さんの絵ハガキが届いた。先日、YMCAのリーダー研修会で一緒に遊んだ“きんにくん”リーダーからのお礼状なんだけど、電子お手紙がほとんどの時代に、郵便ってなんだかうれしい。
円満堂 修治さんの作品は、絵はがきとして販売されてて、六甲山YMCAでも購入できます。六甲山のステキな表情がたくさんコレクションされてて、一見の価値アリ。
これがまさしくいもづる式・・
秋晴れのKatuda Farmで収穫祭。さつまいもを2畝、掘らせてもらう。
オーナーのご指導によりオオモノを掘り出し、ご満悦のK上嬢の図。
イモ堀りは思いのほか重労働で、まず回りを掘って、掘って、掘って、ていねいに作業しないといけないんだけど、傷をつけずに掘り出すのはなかなか難しい作業なのである・・・。「あ゛ッ・・」
「げげっ・・」
「うわっ・・」
・・ばっさり真っ二つ、とか、真ん中グサリ、とか、重傷イモ続出・・どうやら我々は、イモ堀りの才能にはあまり恵まれていないようであった。イモの皆さんには申し訳ないコトを・・・でもなんだかんだで約300kg近くを掘り上げた。こ、腰が・・これがホントの“いもづる式”。
伝統的品種の「ベニアズマ」と「ナルトキントキ」の2種なんだけど、どちらもデカい・・
大きいものだと3~4個、小さいものなら7~8個がずるずる繋がって出てくるからもうびっくり!
大地とお日様の力って、偉大だ~・・
ところで・・、かつて小山田大ちゃんは言いました。
「クライミングは力だ!」
極にゃみ的には思いました。
「農作業は力だ!」
・・・農作業、プリミティブです。年に数回、おちゃらけモードでやるからかもしれませんが、好きです。
ねーやん様宅で・・・
収穫祭の前夜祭を、毎度毎度の、K田さんのねーやん様んちのお離れで。なんか、怒涛の“半額商品”の嵐な宴会だけど。
“フダ付”の酒飲み、K上嬢&ウメ嬢が揃い踏みとあっては、極にゃみ的には赤子も同然。早々に撃沈して意識不明、最終的には2嬢に“ログロール”で布団まで搬送されたらしい・・・
全く記憶ナシ、なんだが、やつらはその後コーヒー&ケーキまで突入したらしい。恐るべし・・やはりレベルもラベルも違うな・・・・・
太刀打ちしようなんて1000万年早いゾっ。
んで、朝はねーやん様お心尽くしの“シアワセな朝食”。
つやつやに炊き上げられたホカホカごはんが本当に美味しくて。おみおつけも玉子焼きもお漬物も、すべてがしみじみ美味しい・・・
さー、労働だっ!
『PETZEL 2007』
いつの間にか・・出てました。製品情報だけじゃなくて、テクニカルインフォメーションのページが参考になるので毎年もらってるカタログ・・これがまた、出回ると案外すぐになくなってしまうんだな。
まぁ、アルテリアさんのサイトからダウンロードできるから別にいいんだけど、極にゃみ的にはなんとなく印刷物が好きなんだなー。アナログ派?
北海道みやげ?
『あさひやまどうぶつえん』の“たまごプリン”てっきりペンギンのたまごのプリンかと思った。
だってこのパッケージみたら普通そう思うよな。
え?んじゃしろくまは・・って???
でも、賞味期限が来年の1月ってのを見てちょっとゾっとした。かわいいけどどうなんだろう・・・
観光土産ってそーゆーもの?
勉強会
10月も半ばを迎えて、ようやく秋らしく・・昨日は夕方、キレイなうろこ雲が全天に。昨夜は月に一度の勉強会、テーマは「クライミングの生理学」。エネルギー産生のメカニズムから、合理的なトレーニング法まで網羅した項目。
・適度な負荷を与えれば毛細血管が発達し、持久力がUPするが、強すぎる負荷はムダ。
・筋組織に乳酸が蓄積するに従って筋収縮が阻害され、やがて動かなくなるが、その容量は固定的なものではなく訓練によって耐性を高めることができる。
・StrengthとPowerは両方重要だが、それぞれ別のトレーニングが必要。Strengthをつけるには、小さめのホールドでゆっくりスタティックな動き、Powerをつけるにはダイナミックな動きで。
・特殊性の原則=クライミングのトレーニングに最も適しているのはクライミング
・オーバーロードの原則=外傷にならない程度のストレスを与えると徐々に順応していく
・漸進性の原則=徐々に負荷を増やしていく
・遺伝的性質=同じトレーニングをしても、人によって効果の表れ方は異なる。
・可逆性の原則=トレーニングを中止するとレベルは低下する
★パンプしない程度の低負荷のクライミングを30~45分間継続するようなトレーニングが有効 ・・って、、、・・む、む、むりっ!?
マズはそのトレーニングができるよーにするトレーニングが必要?
心意気がNice!なラーメンたろう
神戸でチェーン展開してるラーメン屋さん。先日うっかり間違えて?岡本まで行っちゃった・・ので、せっかくだから、ラーメンたろうの摂津本山店へ。親しみやすい味と雰囲気で、神戸では人気のお店だ。
六甲山系の伏流水を使った自家製麺はやや細めのストレート、鶏・豚に昆布や野菜をプラスして作られるという特製スープとのなじみもよい。
「野菜ラーメン」は、キャベツや青梗菜、もやしなどがこれでもかと入ったヘルシーなメニュー。野菜の甘みがスープに溶けて、とってもマイルドな味わいなのだ。
でっかいバケツで出してくれる食べ放題の自家製キムチも、(゚д゚)ウマー!
極にゃみ的に感心したエピソード・・
昼時で割と混雑してたんだけど、隣の席にやってきたオッチャンが店のまん前に車を停めてて、駐禁取りに来たってんであわてて出て行った。停める場所が見つかんないのか、なかなか帰ってこなくて、程なく出てきたラーメンは虚しく冷めていく・・すると、お店のスタッフが「戻られてからもう一度お作りしますから」と連れの人に断ってラーメンを下げた。お店の人としては、冷めて伸びたラーメンなんか食べて欲しくないんだろう。でも、混雑時に居座られてもイヤな顔ひとつせず、1杯ムダにしてでも美味しいものを食べさせたいという心意気。なかなかええやん~、と思った。
★ラーメンたろう 神戸市、西宮市、明石市、姫路市などに全16店展開中
ナルゲンボトルを連れて不動へ
校長先生と不動岩・・・。今日はガラ空き。貸切モード。極にゃみ的には楽しく登れた・・・かな?進歩はあんまりなかったけど・・ハーケンルートではまたもやうっかり?残置をつかんでAゼロしちゃったし。んで・・ナンバブラザーズ、もやっぱ無理だった。核心の右ポケットから左ガバでムーヴを起こせない。指先がギリギリ届くんだけど・・・ちびの人はいったいどーしてんだろ?
ってーかやっぱ10aはお呼びじゃないのか? 今日は、先日『Sky High Mountain works』で買ったナルゲンのデビュー。プラティパスもいいんだけど、やっぱり直接飲むにはイマイチだし、日帰りで装備が少ないときはお洒落で便利なほうがいいかなと。
広口ボトルは中は洗いやすいけど飲みにくそうで敬遠してたんだけど、ちょっと画期的な「スプラッシュガード」というアイテムを発見。これを装着すると飲みやすくてとっても便利だ。極にゃみ的には、こーゆーカワイイ取り合わせにしてみました~♪
Sky High ・・でしか扱ってないレアものらしいっす。
Sky High Mountain works
芦屋川に、ステキなアウトドアショップが登場~♪レトロなアパート?マンション?の一室にある、とってもお洒落なショップで、先月22日にオープンしたばかり。パックやウエア、アプローチシューズ、小物類に加え、アンティーク雑貨や古いレコードなど、アウトドアショップというよりもハイセンスな雑貨店という趣き。アメリカの岩場の写真集とか、70年代風のサーモス・コレクションなんかもあって、すっごいオサレな雰囲気だ。
しかし、クライミングやトレイルランニングを現役で楽しんでいる若き店主さんは、アウトドアの幅広いアクティビティに精通しておられる。
海外へも自ら買い付けに行かれるようで、ほかのショップでは扱っていないようなレアな商品も多く、例えばARCTERYXのパックなどでも、日本の代理店が入れていないシリーズなども揃っている。最近流行のアルコールバーナーも、チタンの超軽量モデルなど初めて目にするものがイッパイ・・
←奥の棚は古いレコード・・・
アンティーク食器などもあって、見ているだけで楽しい。お店はL字型になってて、奥に意外な広いスペースが。中庭に面した、明るくて気持ちのいい空間だ。阪急芦屋川駅を北側に出て、花時計公園の手前の道を西(左)へ。ひとつめの角を右へ。
細い坂道を20mほど登って行くと、道端にこの小さな看板が。
この看板の→に従って右を見ると・・・・アパートの入り口。
「え?ホントに勝手に入っていいんすか?」って感じだけど、勇気を出して(?)ドアを押して入っちゃってください。フロアの奥の階段を登ると、この看板がお出迎え。右へと廊下をたどって行くと・・・ショップに到着。
話好きで愛想のいい店主さんは商品知識がとっても豊富。CRUXのH田店長がいなくなってしまった今、大阪周辺では、もしかするとこの人が一番頼りになるショップマスターかも・・・? 「山帰りに気軽に立ち寄ってください。のんびりおしゃべりをしながら、お客さんどうしでご縁が広がったりするといいなと思ってます」とのこと。
芦屋へ下山したらぜひ一度行ってみては。
ステキなショップ空間を見るだけでも楽しくなること請け合いだ。
このお店のHPは必見!フレッシュな商品情報が満載で、毎日チェックする価値あり。過去記事も親切なカテゴリ別に見れるので、とても便利だ。
↓店名をクリック!
★Sky High Mountain works
兵庫県芦屋市西山町11-6 2F
Tel.&Fax:0797-34-3299
営業時間:11:00-19:30 不定休
阪急芦屋川駅から徒歩3分
カッコよさ?強さ?
帰宅して、ハラ減ってたので台所をあさってたら、テレビがついてた。日頃テレビを見る習慣がない上、映ってたのは最も興味のないカテゴリーの格闘技。ボクシングの試合だった。なのになんとなく見ちゃったんだけど・・、ナイトウさんというチャンピオンのひととカメダさんという若いひとの試合だった。
私は昔ちばてつやのファンで、「あしたのジョー」も全巻持ってて、推定489回くらいは号泣しながら読み返したけど実はボクシングの試合ってのはほとんど見たことがない。
その私が見ても、どうみても格が違うというか、若いひとの方はなんかカッコ悪い感じ。
ナイトウさんというひとは、動きにムダがないし、よくわかんないけどムーヴ的にカッコいい。結局判定っていうあんまりカッコよくないっぽい勝ち方になったけど。パンチがバスバス決まってるように見えたんだけど、あの若いひと、異常なくらい強いのかなぁ?んで、その後インターネットのニュースで見た試合前の記者会見も、ナイトウさんの方が明らかにカッコよかった。ってーか、カメダさんてひと、超カッコ悪かった。あれはパフォーマンス?
クライミングでも、ナゼか毎年INGA CUPだけは観戦に行くんだけど、マスタークラスですら明らかにカッコいい(合理的?巧い?)登りを展開するひとと、見るからにカッコ悪い登りを展開するひとがいたりする。カッコ悪いけどデカくてツヨいひとが勝っちゃったりすることもあるところがちょっとなんだかな~・・なんだけど、
それはさておき、なんとなく今回は内藤大助さんってひとが勝ってよかったな。亀田大毅さんって若いひとのためにも・・・、極にゃみ的にはそんな気がする。
でも・・・明日朝起きてニュースみたら、カメダさんってひとの切腹の記事が出てるのかな?それはちょっとヤだな。
靴洗い
愛用のクライミングシューズ・マッドロック/フッカーEZに穴が開いた。もうどうしようもないんで、リソールすることにして、デポ回収~!
このまま人様に託すのはあんまりなので洗うことに・・・
クライミングシューズを洗うのは初めてかも。
とりあえず、ぬるま湯にしばらく漬けてから予洗いし、洗剤液にさらに漬けてからブラシで洗って、すすいで・・みたいなプロセス?洗剤液がすんごい緑色になって、ハゲハゲになるかと不安になった。とりあえずベランダに干したけど、どれくらいで乾くんだろう・・?
でも、今日笑えたのは・・
デポ靴を回収に行ってついでにちょろっと登ってたら、顔見知りの高校生君っぽい子が「こないだ、テレビ出てましたよね。マッドロックの人だ!ってスグわかりました!」
・・・って、マッドロックの人とちゃうから。マッドロックのシューズをいつも履いてるへぼの人、だよ。日本語は正確にたのんます。
街中にも秋の実り・・
10月10日と言えば“好天の特異日”。晴れの確率が高い日として知られている。カラっとはしてるけど日中はかなりの日差し。おでかけにはまだまだ日傘が必携かも・・
街路樹の“コブシ”の実がきれいに色づいて、青空に映えている。花の頃に「コブシがキレイだな~」と思って見てたのに、花が終わるといつの間にかすっかり忘れて「このヘンな実のなる木、何の木?」だなんて。実が目立ち始めた頃に気になって、“はなせんせ”で教えてもらってコブシと判明。
でこぼこの実が、子どもの握りこぶしに似ているから“コブシ”と呼ばれるようになったとかって説もある。(つぼみが似ているという説も・・。でも明らかに実の方が似てると思う。)中には、真っ赤な実が入ってて、熟すとはじけて出てくる。
極にゃみ的には初めて見たにゃ~・・・それから・・さらに怪しい実。今年は豊作・・
こいつは、植え込みに勝手に生えてる“野良ダチュラ”の実。全草にアルカロイドが含まれてるから要注意。花は真っ白でとってもキレイなんだけど、ハーブティーみたいに飲もうとして?幻覚作用を起こし、自分のカラダの一部を植木鋏でバッサリ切り落としちゃったという恐ろしい事例があるそうだ。いったいどんな幻覚が・・・こえぇ~。
退化・・・ そしてそれを抑止するもの。
昨日「子どもの体力・運動能力低下傾向が底打ちか」という記事が一面に掲載された。1965年頃に青少年の背筋力・持久力の低下が指摘され、1975年頃には子どもたちの「無気力」「無関心」「無感動」が話題になった(その頃私は中学生)。その後、体力レベルは低下の一方であったが、ここ10年ほどで低下のペースが鈍化(停止ではない)しているという。
文科省は政策の効果が要因と言いたいようだが、運動生理学の専門家は「運動しない生活習慣が定着し、これ以上落ちないレベルまできているのでは」と分析しているそうだ。
「第38回全国YMCAリーダー研修会」初日の基調講演『子どもの身体と心の成長と身体活動』(神戸大学・人間発達環境学 平川和文教授)によると、今の子どもたちは運動能力が低下しているだけでなく、非常に多岐に渡る変化が見られるという。
・アレルギー体質の子どもが約半数にまで増加
・体温調整機能の低下
・体格の不均等発達
・行動体力・運動能力の不均衡発達
・防衛体力の発達不全
・大脳・前頭葉の発達不全と発達の歪み
ナドナドナド・・・だから子どもがキレる・・とか、聞いていてコワ~くなってしまった。
で、こんな傾向をどうすればいいのか、というハナシで、文科省は政策として
・子どもの生活リズム向上プロジェクト
・人間力向上のための長期宿泊体験活動推進プロジェクト
・青少年の意欲向上・自立支援プロジェクト
ナドナドナドに取り組んでいるらしい・・・そんなプロジェクトを立ち上げなきゃ~子どもがマットウに育たないのか。
子どもは、発達段階に応じて、同年齢の子どもたちや異年齢の者たちと一緒に過ごすことによって徐々に社会性を身につけていく。昔のように近所のガキ集団で遊ぶ習慣がなくなった段階で、まず社会性の獲得という部分でつまづき、外遊びでカラダを動かす習慣が格段に減った段階で身体の発達に異常が生じているのだろう。
群れから隔離して飼育したサルは、群れに戻してもほかのサルとどうつきあっていいのかわからず凶暴化したり、性行動もできないなど、適応不全になるという。人間だって同じ霊長類で、群れて暮らす生き物なのだから、正常な発達にはほかの固体と接触しながら、いろいろな体験をすることが必要なのだ。
親の世代がすでに“外遊び”を知らない今、キャンプをはじめとする野外プログラムの提供はとても重要な社会的意義を持つ。そんな中で心身ともに健康で明るいYMCAの野外リーダーたちは、退化の頼もしい抑止力となるだろう。子どもたちの成長を支えていくという大切なミッションに、楽しく元気に取り組んでいって欲しいと願う。
『乳の海』
プロローグ「機械じかけの聖母」から終章「解題」までの12章で“母性管理”=“乳の海”で溺れ、壊れていく青年をからめながら綴られていく時代評論? 新宿西口バス放火事件、イエスの方舟、金属バット事件、パリ人肉事件、逆噴射事件、etc.
70年代の終わりから80年代の初頭にかけて頻発したこれらの不可解な事件について
「つまり、八十年代の初頭、情報化社会という新たなる柔らかく、より強靭な母性的な超管理システムの到来によって、その貪欲な電子の子宮に飲み込まれ封印されはじめるであろう肉質の予感が、そのとき叛乱したのだ。」と書かれている。
極にゃみ的には、母性的管理・・とか情報化社会・・というより、野性を捨て、自然を拒否した現代人が、文化的な生活という“人造の海”で溺れているような気がする。
一年中エアコンで快適な温度をキープし、乗り物にカラダを運んでもらい、厳しい衛生管理の中で、病原菌どころかペット以外の生物と接触することもほとんどないような生活。食糧生産は単なる職業のひとつとして分業され、大半の人々は食料獲得のための直接的な体験を全くしないままコンクリートの建物の中でそれを得ている。こんな不自然な生活をしている我々文明人が、どこかおかしくなったってべつに不思議でもなんでもないだろう。
そして・・・身体感覚を喪失しつつある中で“観念”なんてものも、乳の海に優るとも劣らぬ恐ろしい海だろうと思いつつ・・極めて観念的なこの一冊を読み終えた。
それにしても、情報化社会を鋭く批判しているこの書物を「情報センター出版局」という名前の会社が出版しているというのはブラックなジョークなのだろうか?
『乳の海』
藤原新也 著
株式会社情報センター出版局 発行
昭和61年4月6日 初版第1刷 刊
北六甲・謎のドライブな夕べ・・
タナベ先生を送って行かれる“にゃぁ~ご”号に、方向が同じだってコトでまた便乗。んで、ナゼだかタナベ先生宅に一緒に押しかけてまったりとお茶をよばれたりなんかして。
が、急遽神戸でご用ができた先生を送って行くことになり、べつに急いで帰る必要もないし、なんだか神戸に行きたくなったのでさらに便乗。
全くもって意味不明の行動に出るにゃみにゃみ。である。(だって先生宅は徒歩圏内・・)東六甲DWから西宮北道路で船坂へ。阪神高速北神戸線箕谷、新神戸トンネルで三宮まであーっと言う間。なんて意外なルート選択・・タナベ先生はご自身は運転をなさらないそうだが、ものすごく道路事情に詳しいみたい・・。
なんだかよくわかんないけど、そういうワケで夕方から神戸へ。「神戸ビエンナーレ2007」を見よう・・とメリパへ行ってみるが・・・ ココロが狭い極にゃみ的には、超ささいなコトで気分が乗らなくなったので観覧はとりやめモード。なんでもっとおおらかなヒトになれないんだろうなぁ、いいトシして。
あ゛ーっ!!だったら!シューズ持って来たらヨカッタやん!『Rock Garden Kobe』がソコだよ・・・ざ、ざんねんナリ~・・・ってコトで、最後まで運動不足な連休が終わった。
『六甲山地の歴史と文化を語ろう会』ミニフォーラム
朝から雨模様で、クライミングには行けない・・ってコトで、11月に予定されている「自然公園ふれあい全国大会」プレイベントのひとつに参加。
六甲山周辺の歴史や文化の第一人者である田辺眞人先生が基調講演をされるので、できれば参加したいと思ってたのだ。この天気では歩いて登る気にもならないので、KTさんにピックアップしてもらってラクラクアクセス(うう、運動不足・・)。今回テーマは「六甲山地の歴史と文化」で、地名の由来や、各時代の変遷をわかりやすく面白くお話してくださった。
やわらかな関西弁がとても耳に心地よく、極にゃみ的には独特の“タナベ節”の大ファン。お話をうかがう度に「ちゃんとした関西弁で喋らないと・・」と思うが、相手の喋りに釣られて語り口調が千変万化してしまう極にゃみ的にはナカナカ・・
「ラジオ関西 おもしろ神戸学」でもオナジミの先生である。ご著書の『神戸阪神歴史探訪』も、大好きな本のひとつだ。
実は田辺先生とは、2003年に六甲山緑化100年記念で各種イベントがあったときに、「月刊こうべっ子」の特集記事の座談会でもご一緒させていただいたことがある(記事を書いた側ではなくて座談会メンバーとして)。
が、先生の方はモチロンそんなコトはすっかりお忘れなので、KTさんに“再”紹介いただいて、ばっちりアピール!いや、別にお仕事もらえる筋ではないんだけど・・とっても面白い先生なので何か楽しい話に発展すればいいかな~、なんて。
リーダー研修会二日目・分科会
ロープワーク、ツリーハウス、野外料理、森の手入れなど多彩なプログラムを展開。極にゃみ的には、ロープを使って遊ぶ「ロープ遊び Rope Playing Game」(RPG!?)を担当させていただき、17名の参加者、運営スタッフと総勢20名で一日遊ぶことに・・
縁あって集ったこのメンバー・・・。内容を吸収しようと一生懸命で、そして素直に心からプログラムを楽しんでくれてた。海洋プログラムのリーダー達は、全く違う系列のロープワーキングを知ってると思うけど、今日はクライミングで使うスキル&用語をメインに学んでいただくことにする。
午前中は基礎的な結び方をマスターしてもらい、午後プロに向けてロケハン。
ワイワイ楽しい昼食をはさんで、午後は2チームに分かれて「やってみたい遊び」を実際に設計・施工・実践してもらうということに。
あーでもない、こーでもないって考えるプロセスが一番楽しいんだからね!!極にゃみ的にもホントに楽しい一日を過ごせた。あぁー、マジでよく笑ったなぁ。
あんまり口出しはしないで、とにかくノビノビと楽しんでもらう、ってのを基本に考えてたんだけど、ホント、けが人が出なくてよかったなー・・・
それにしても、YMCAのリーダー達は、とことん明るい遊びの達人だ。こどもたちにとって、こんなステキなおねえさんやおにいさんと遊ぶ機会が持てるってのは、とってもすばらしいことだと思う。
YMCA全国リーダー研修会
六甲山YMCAに、元気いっぱいのリーダーたちが大集合!全国のYMCAでこどもたちの野外活動をサポートしている学生のボランティアリーダー約250名が六甲山に集結!
運営スタッフを入れると300名近いメンバーが六甲Yに集った。
さー、とことん盛り上がる三日間の始まりだーっ(^^)v極にゃみ的には、二日目の分科会のひとつを担当させていただいてるんだけど、土曜日がたまたまガイドハウスの駐在だったので、徒歩10分だし、そのまま会場入り。
初日からガンガン盛り上がってる参加者を見ながらワクワク・・・300名で囲むキャンプファイアって、初めて見たぞ。でも、盛り上げてるリーダーも、それを受けて盛り上がってるメンバーも、ホントすてきにカワイイ。明日、好天に恵まれますように!!
胡椒アホかけ?な神戸ラーメン
“胡椒がデフォでアホほどかかってる”ってのが神戸ラーメンの特徴?最初に「神戸ラーメン」を名乗った、創業50年の老舗「神戸ラーメン 第一旭」。割とコッテリしたしょうゆベースのスープに、ストレートの細麺がマッチ、なんとも言えず“懐かし~味”で、突出したナニカは特にないけど、好き。
けど、最初っから大量の胡椒がかけられてるってのは、胡椒大好きな極にゃみ的にはいいんだけど、胡椒嫌いのヒトはどーすんだ?想定外?
ココはメニュー構成が少し変わってて、チャーシューなしの「Aラーメン」、チャーシュー麺の「Bラーメン」・・etc.どうせチャーシュー食べない極にゃみ的にはありがたい店なのである。神戸市内に4店舗あり、三宮の高架下がイチバン美味しいとかってウワサも聞くけど、どうなんだろう・・ちなみに、東京の八丁堀にも直営店があります。
★神戸ラーメン第一旭
「関西ハイキング2008」
山と渓谷社から、別冊山と渓谷「関西ハイキング」が発行された。メインの特集は“関西の山・森・渓谷を楽しむ50コース”
巻頭の「関西の名山、10コース」では第一番目に六甲山が紹介され、『六甲山ネイチャーウォーキングガイド』で共著の高橋敬三さんが記事を担当されている。
一応私も、コースガイド、ショップガイドなどの記事を担当させていただいてます。よかったらご覧になってくださいね!
★関西ハイキング2008
山と渓谷社 刊 2007年11月5日 発行
『Rock Garden Kobe』
神戸に新しいクライミングジム「ロックガーデン神戸」が登場!10月6日が正式オープンだが、それまではお試し利用が可能となっている(会員登録1,050円、利用料は無料)。・・ってコトでさっそく出撃。
とても明るくてきれいなボルダー専門ジムで、セッターは田中周兵さん&亜貴さんだそうだ。
現在テープ課題が10級~1級。ファイル課題用に用紙とファイルも設置してあった。10級~8級の入門課題は20ちょい、とりあえずそのへんから登ってみる・・。7級でハマり始め、6級ですっかりヨレた。
ホールドが新しくてガビガビなので、指皮持っていかれ~、るけど、やっぱ全てが新しくてキレイなのでキモチいい。面白いのは、中二階?を利用して、ルーフルームがあるところ。
落ちてもゼンゼン怖くない高さで、床面からの間接照明で不思議な雰囲気の壁だ。
天上高の関係でマットが薄いので、マジ落ちするとちょっと痛かった。どうせどっかぶりなんて無理な極にゃみ的には関係ないけど、スポットマットを置いてくれるといいかな。できたらフラッシュト?場所はメリケンパークの北側。二号線に面したステキなレトロビル「篠崎倉庫」の1Fだ。
ビルはとっても古いけど、ジムは白を基調にした清潔感あふれる内装で、これまでのクライミングジムの「クライ」「小汚い」「マニアック」ってイメージを完全に払拭。まだできたてで新しいからキレイで当たり前かもしれないけど、アメニティにはそもそもかなりのこだわりが見られる。
マットと壁の隙間部分に吸気口が設置され、壁裏は工場用の特殊な換気扇で陰圧になってるらしい。これで空中を舞ってるチョークの粉をどんどん吸ってしまうそうだ。
「たくさんの方が登ってるときって、チョークが舞ってすごいことになるでしょ。写真を撮っても粉が写ってしまうくらい。ああいうの、気になるんですよね」というオーナーさんはかなりのキレイ好きみたいだ。また、男女別の更衣室には鍵のかかるロッカーとシャワールームまで完備されてる。
「ランナウト」にもシャワールームがあったけど、廊下に面してて脱衣室がないからとてもじゃないが女性は使えない(極にゃみ的には利用させてもらったけど)。
でもここのは男女別更衣室の中だし、ボディソープ、シャンプーも備え付けで、ちゃんと脱衣スペースもあるしドライヤーまである。
残業を拒否って2時間限定で登り、さっぱり汗を流してデートに出撃、なんて使い方もできそうだから、神戸の妙齢の女子は通うように!(極にゃみ的にはカンケーないが・・)
その上、受付横の男女別トイレは防音構造だそうで、女性客への配慮がイロイロ・・。スタッフもとっても親切で感じがいい男前だったぞ。それに・・、11月からは田中亜貴さんが3ヶ月限定の常駐スタッフで入るらしい。(個人的に遊びに行ってるのに、ついつい取材モードに入ってしまった・・でもすでに朝日新聞で取り上げられ、今日は神戸新聞も取材に来たそうだ!Kobe Walker11月号にもばっちり載ってたね。)
★クライミングジム Rock Garden Kobe
神戸市中央区波止場町6-8
Tel.078-351-5102
火~金 13:00~22:00
土・日・祝 10:00~20:00
月曜定休(祝日の場合火曜休み)
※最寄り駅/地下鉄海岸線 みなと元町駅(徒歩4分)
ミント神戸に『顔』登場
神戸・三宮駅前の「ミント神戸」が開業1周年を迎えた。兵庫県出身で、かつて神戸新聞に勤務していた世界的な美術家・横尾忠則さんが「神戸に恩返しをしたい」と作品を制作、期間限定で壁面に設置されている。
「顔」と題された絵は、喜怒哀楽の顔が無限大を表す形に並んだユニークなもの。ちょうど、横尾忠則さんの本を読んでいるので、何か縁があるのかとも思う。
横尾さんはスピリチュアルな感性を持つ方らしいので・・
でもこのお茶目な目、六甲山を見てませんかね。
堂島アバンザ「豆とん庵」
今日は、ちょいと年上の山仲間・K田さんにお誘いいただいて飲み会。アバンザの入り口で待ち合わせ、挨拶もそこそこに六甲本を買ってくれたか確認!未購入と判明するなり2Fの書店へ拉致、商品持ってレジへとご案内~。少々強引な気もするが「税込1,050円でちょっとお高いですが、こんなに薄くて、しかもほとんど写真ばっかりで読むところはあんまりないからお買い得ですよ!」と丁寧に説明しておいたからダイジョウブのハズだ。
で、早速今日の目的地「豆とん庵」へ。三元茶美豚と自家製豆腐・湯葉がウリの店。まずは「大吟醸豆腐」、塩とオリーブオイルで味わう極上の自家製豆腐。
お次は季節のアンティパスト。自家製湯葉やかぼちゃ、きのこをアンチョビ風味でいただく。オサレ~な一皿・・人気が高いので最近グランドメニュー入りした「豆腐とエリンギの白サラダ」(だったっけ?)
豆腐、白髪葱、グリルしたエリンギ、大根、レタスなどあっさりした味わいの素材を取り合わせた、モノトーンのお洒落なサラダだ。
もちろんK田さんは三元茶美豚の炙り焼きとかもいっちゃってましたが。シメは名物のちゃんこ鍋。
長時間かけて丁寧に作られる特製の透明なトンコツスープは、雑味がなくてとても上品な味わい。三元茶美豚の旨みや特別に契約栽培している低農薬野菜の美味しさをストレートに味わえる逸品。一人前からオーダーできるのがいいかもね。お重で出てくるのもオサレ。
二次会のカラオケ計画は、喋りに走ってしまい未遂に終わる。ま、そんなもんやろ。
がっつり登る時は赤?黄?
色彩効果でストレスやメタボ解消!?二日酔いには黄色、元気がないときには赤。癒しがほしいときには紫、疲れやイライラを収めるには緑色・・が効くらしい。ほかに、黄色は集中力を高めたり、周囲の人を楽しい気分にさせてくれるそうだ。
極にゃみ的には午前中は二日酔い対策で黄色、午後は元気だすのに赤か。でも黄色の服 ・・あいにく持ってないなぁ。
ソースは・・
★日刊ゲンダイ「色をうまく使ってストレスやメタボを解消しよう」
にゃみにゃみ。の成分
にゃみにゃみ。の脳内は・・・話題の「脳内メーカー」によると、こういうことになってるらしい。
アタマん中、休みばっかりかい。
「カレンダー」とか、「今日の確率」とか、「相性」とかいろいろあってけっこう笑える。 本家?以外にもいろいろ似たようなサイトがあって、「脳内メーカー(正面)」によると私の成分は・・・「気の迷い」が5%・・・?100%じゃないのか?
最近のコメント