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『ミッドナイトイーグル』

「邦画としては最大スケールの本格山岳サスペンス・アクション映画」
Mne_2総制作費10億円・・陸上自衛隊と航空自衛隊が協力・・舞台となるのは厳冬期の北アルプス・・なかなか見どころ満載である。
雪に閉ざされた北アに、ステルス爆撃機「ミッドナイトイーグル」が墜落、核を搭載した特殊爆弾の起爆タイマーが働いて・・という高嶋哲夫原作のドキドキストーリー。
“白迷彩”を着た自衛隊の山岳レンジャーと某国工作員がお互いに撃ち合ってバタバタ死んでいくのに、赤や黒の目立つ色のヤッケを着た主人公達にはちっとも玉があたらないのはナゼだ?とか民間人が自動小銃を拾っていきなり応戦できるのか?とか突っ込みどころは満載だけど、心地よいスピード感でストーリーが展開していくのはサスガによく練られていると思う。空撮で美しい雪山をたっぷり堪能できるのもナカナカ。完成度の高い、楽しめる映画だ。
 戦場カメラマンとして世界各地で悲惨な現場を見てきて、戦争というものを徹底的に憎悪している主人公が、行動を共にすることになった生き残りの自衛官に向かって「軍隊はきらいだ」的な発言をするシーンがあるのだが、それに対して「我々は、軍隊ではない。自衛隊だ」という吉田栄作のセリフがとても印象的だった。え?反応しどころがちょっとヘン? ・・・読むべきものが片付いたら原作をも一度読みなおそっと。
 ところで・・ミッドナイトイーグルの墜落地点ってドコなんだろう。原作では槍ヶ岳の南側の“天狗原”なんだけど、このパンフの写真からすると、北穂上空から見た槍ヶ岳の北、鷲羽のまだ向こうだから・・野口五郎のあたりか?そう言えば雪山シーン、妙にフラットな地形のところばっかりだったな。最初に主人公二人がガスってる中を取り付こうとしてたのは、ぼんやりと大同心らしきものが見えてたから八ヶ岳の西面だと思うんだけど・・
ちなみに山岳アドバイザーは登山家の小西浩文さん。小西さんは、世界でまだ2人しか成功していない「8,000m峰 全14座 無酸素登頂」達成を目指してガンバってる現役アルピニスト・・ナニゲに“学年”が一緒だったり(別に学校が一緒ではないが)するもんで、なんとなく親近感が。50までに目標達成・・ってあと8座もあるのに4年しかないじゃん!小西さん、ガンバ! 
・・・え゛?ってコトは4年後私も50歳!?ま、ま、マジかよ~っ ((((((ノ゚⊿゚)ノ

『ミッドナイトイーグル』
原作/高嶋哲夫 監督/成島出 脚本/長谷川康夫・飯田健三郎
編集/ウィリアム・アンダーソン 山岳アドバイザー/小西浩文 配給/松竹
11月23日~ロードショー

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