『Devour the Earth 』-もうひとつの不都合な真実
自分がエセベジタリアンだからってワケではないが・・・you tubeのこの作品。⇒『地球を貪り食う』は、ポール・マッカートニーがナレーションを担当しているなかなかの傑作(このコラムの写真と作品は全く関係ありません)。
多くの人々にとって非常に都合の悪い、もうひとつの“不都合な真実”が語られている作品だ。地球上には現在200億頭の家畜がいて、その数は世界総人口の3倍以上に相当する。そして肉1kgを生産するために、10~16kgの穀物飼料が消費されている。家畜の飼料にするための大豆を生産するために、中南米で大規模な森林破壊が行われ、農地に転換されている。そしてそのことは、地球温暖化に拍車をかけている・・
また、そのような集中的大規模農業では大量の人工肥料と農薬が投入されるため、環境が汚染されるだけではなく、土地そのものが生産力を失って、やがて農地として使用できなくなって砂漠化の道を辿る。
アメリカやイギリスではすでに多くの農地がそのような道を辿っており、表土が失われ地球環境に悪影響が現れている・・・一方、地球上で食糧が足りず飢餓状態にある人口は8億5千万人。現在地球上で生産されている穀物の38%は家畜の飼料として消費されている。食肉生産を減らして農作物を人間の食糧に回せば、計算上は今すぐ人類の飢餓はすべて解決すると言われている。
1人の人間が肉食をやめれば、年間80頭の動物が屠殺されずにすむという。
それに、そもそも人間は肉食をしなくても生きていけるイキモノなんだ・・・。
酒池肉林の欲望は尽きないだろうけれど。
「今すぐみんなで肉食をやめよう」とは言わない。誰しも肉を食べたいときもあるだろうし、国や地方によっては肉料理は先人から受け継がれた大切な文化でもある。それを否定するつもりはさらさらない。
気が向いた時に、ふとお気に入りのマイバッグを持って買い物に行ったりとか、たまには割り箸をやめてお洒落なマイ箸を使ったりとか、ペットボトルの飲料を買わずにセンスのいいマイボトルを持ち歩いてみるとか、ヒマな時に一駅歩いたりするとか・・くらいの軽いノリでいいから、少~しだけ肉食を減らしてみる、ってのはどうかなぁ。
モチロンたまにはがっつり「焼肉バイキングで食~べ放題♪」ってのが、ヒトをシアワセにしてくれるってのはわかってますよ。
でもね、肉を食わなくても(いや、むしろ食わない方が)、健康的に暮らせるんだよ。それはこのにゃみにゃみ。が身をもって証明してるっしょ。
それから、この作品へのレスポンスとして公開されているのがコチラ
→『鉄壁の向こうの隠された涙 』
・・これはかなりショッキングな映像なので、心臓が弱いヒトは観ない方がいい。
子どものころ、家族で牧場に行ったときに妹が放牧されている牛を見て「おいしそう・・・」とつぶやくのを聞いて、キョウダイながらコイツは私とは種類が違う生物だ・・と思ったものだが、その彼女がこれを見ても、やっぱり肉を食べたいと思うかなぁ・・・
宮沢 賢治さんではないが・・・極にゃみ的には、も少しくらい生活は質素でいいかもしれないと思ってる。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
・・そんな暮らしをしていれば、ムダに化石資源を浪費することもなく、自分の子どもや孫の世代に、もう少しはましな状況でバトンタッチできるのではないかと思うのだけれど・・・
サウイフモノニ ワタシハナリタイ・・・
ま、四合の玄米ぢゃなくて、一合の玄米と三合の酒にしてほしいけど・・
内職の成果品『極にゃみ的ギアラック・プロト2号』
プロト1号は失敗作に終わり、2号がどうにか完成、昨日デビューした。普通の裁縫用針&糸ではナゼか非常に困難だったナイロンウエビングの縫製が、師匠に分けていただいた特殊なナイロン糸&師匠お勧めの特殊針を使ったら格段に作業性がよく、案外簡単にできてしまった。あまりにカンタンなんで、夏用サイズをまた作ろうかと思ったくらい(プロト2号は、冬用ウエアをフルで着込んだとき用のサイズなので、かなりデカいのである)。
ギアラック兼チェストハーネスなんだけど、アイスアックス&バイルを通せるループ(右)を両脇につけたのがポイント。
中に塩ビのチューブを通し、立体縫製でハリを持たせた。左側のはウエビングの余端を活用した“オマケ”。まだ改良点はあるけど、当面使ってみてまた考えるつもり。しかしながら、創意工夫と言えば我が師匠の専売特許。こんなタイオフ用スリングなんかも自作してしまう、クリエイティブかつ手先 が器用なヒトである・・
やっぱ、モノ作るの好きだなぁ。カタチあるものができていくのはホントに楽しい。それに、ミニサイズの極にゃみ的には市販品はだいたいサイズが合わない。自作するのが合理的・・みたいである。
“ガラスの膝”の養生も兼ねて、この正月はにゃみ工房でひきこもり制作系かなぁ。
雨のしたしる駒形岩・・
天気は回復傾向ということで出撃したものの、道場は雨・・・昼前まで駅で天候待ちをしてから、結局師匠と二人で駒形岩へ行くことに。
少々の雨では濡れない大ハングの岩場なのだが、前日までの雨量がタダものではなかったようで、壁全体から水が滴っている・・
浸み出しの少ない場所を選んで、とりあえずネイリング、ドリリングのお稽古。
ピトンの選び方、効かせ方、回収などを細かく教えていただく・・・が、やっぱとんかち、ヘタ。ボルトも、実は最後までちゃんと打ったことがナイので、気合を入れて仕上げまで。
自分のジャンピングキットだと、モレなく手をブッ叩いて途中で挫折するのだが、師匠の特製バージョンだと安心して打てる。
途中で何度もレスト(?)しながら、初ボルト設置完了~♪(師匠2分、にゃみ15分・・どうよ?)
ボルトが打てなきゃ敗退すらできないもんな・・ランチ後はアセンディング&エイドのお稽古。
アブミはホントに下手くそでどうしようもナイ・・
ジタバタと暴れている途中でへたな動きをしたために、爆弾をかかえている右ひざに激痛が走って途中で敗退・・くやしー・・・
早仕舞いして駅前まで戻り、恒例のオオキタ宴会。カズさんも加わってくださって、和やかで楽しいひと時を・・。
それにしても、こんなトンデモへぼにお付き合いくださった我が師匠にはホント感謝。今年はホントにホントにお世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いします~!!(厚かましくてすみません・・)
神戸でお買い物♪
御用を片付けてから、ちょいと寄り道・・手芸用品ならなんでも揃う、大バコ店「ユザワヤ」にて探していたモノを発見。「クローバー」社の特殊針セット。マットレスや皮革、カーペットなどを縫うための太い針。これで内職作業がはかどるかなぁ・・
★ユザワヤ神戸店
神戸市中央区三宮町1-3-26 078(393)4141
10:00~20:00 年中無休ついでにオヤツ・・。
阪急三宮西口すぐの高架下のパン屋さん“トミーズ”で幸せな気分になれるたまごパン。あん食で人気のお店だけど、お惣菜パンもおいしい・・・
★トミーズ三宮 (8:00~20:00 無休 )
神戸市中央区北長狭通1-31-35 078-333-8820
私のお買い物って・・所詮こんなモンばっか。
・・ってーか高額商品にはホント縁がナイなぁ~
酒のアテ@オイスターマッシュルーム
呑み助にとってナカナカいい感じのアテ2種・・・“ブルーオイスターシリーズ”の、ステーキ・グリルに続いて、コレは『オリーブオイル漬け』
細かく裂いて、200度のオーブンで約1時間ロースト。水分を飛ばしたところで、にんにく・タカノツメをオリーブオイルで香りを引き出し、きのこを軽く炒める。黒胡椒、岩塩で味付けをして瓶に詰め、エクストラバージンオイルをひたひたに注いで出来上がり。 3ヶ月はもつという話だが、どうだろう・・
3ヶ月も残っているとはとてもじゃないが思えない・・だって旨いんだもん。
そのまま食っても旨いが、軽くトーストしたバケットに乗せたり、ひょっとすると焼いた餅に乗せても旨いかもね。茹で上げパスタとからめても即席でイケそう・・もう1種は『醤油煮』
同じく、ローストして水分を飛ばし(煮ながら飛ばしてもいいけど、ローストの方が香が残る)、細切りにした昆布と醤油、みりん、酒で煮付けるだけ。佃煮系?
どっちも日持ち重視で味が濃いので、ホント酒のアテ系だけど。
BLUE OYSTERのステーキ
BLUE OYSTER(ブルーオイスター)、英語名はオイスター・マッシュルーム。ヒラタケ科ヒラタケ属の食菌で、実は「シメジ」の名で販売されているグレーの栽培きのこ(ブナシメジではない)と同種なのだが、天然モノは同じ種とは思えないほどすばらしく美味。
高貴なビジュアル、うっとりするような上品な香り、そして独特の官能的な歯ごたえ。中国ではこの食感を「鮑」に例えるそうである。 アメリカやヨーロッパでは一般的に流通しているそうだが、日本では殆どお目にかかることはない。扇形の基本形からどんどん成長し、大きいものは30cmほどにもなる。新鮮なものはとてもジューシーで、旨みもたっぷり。とりあえずガーリックバターでソテーしてみたけど、激ウマ~♪
グリルが一番美味しい、という話も聞くので、次はぜひそれで・・・ヘ(゚▽、゚*)ノ ジュル♪
『アジア食文化紀行 インド料理―マサーラー王国の食をきわめる』
世界最高の料理のひとつと言われている“インド料理”。 3000年の歴史を有し、広大な国土、多様な宗教、そして長い歴史の中で培われた多様な広がりを持つ味のマジックワールド。この本では、キリスト教系のケララ料理、ヒンズー教のタミル・ナドゥの料理、ポルトガルの影響が色濃いゴア料理、そして洗練されたムガール宮廷料理、さらにパンジャブ地方の人気料理タンドーリなど多種多様なメニューが紹介されている。
が・・この本のレシピをそのまま忠実に作ってみてなんと2つ失敗。意味不明のモノが出来てしまった。インドではひよこがタマゴを産んでいるのか、秤の表示がちょいと違うのか・・原因はワカランが、配分を鵜呑みにしてはイケナイ・・『ヴェッチュー・パラータ』、『カディ・パコラ』、どっちも明らかに配分がおかしいと感じた。参考にする方はご注意召され・・・
『アジア食文化紀行 インド料理―マサーラー王国の食をきわめる』
チャールズ・イー・タトル出版ペリプラス事業部(2002.10.20出版)
ピュアワル,ジャズイット、アナンド,カレン、ブレナン,ジェニファー 共著
ハットン,ウェンディ編
栗原 清美、マクナマラ 秀子 訳
年内最後のトレーニング
ドキドキものの正月山行に向けて、最後のトレーニング。メンバーのSunny-Kさんは八ヶ岳へ行っておられるので、校長先生と二人で百丈岩へ。出合いには、兵庫県レッドデータランクCのツメレンゲがナニゲに咲いていた。前回来た時とほとんど同じ感じだなぁ。咲いたまま冬眠でもしてるのかなぁ?
とりあえず、下部岩壁から取り付く・・が、ゼンゼン登れない。1ピン目までは普通に登ったものの、そこからがAゼロしてもどうしても全く登れず、、、
なんと、、フォローのクセにいきなりアブミを出すという暴挙に出るにゃみにゃみ。 ・・・なかなか豪快な性格である(?)。
と言いつつ、アブミにすがりつつもジタバタしまくって、どテンションの嵐。
お次は中央バンドを越えてローソク岩の微妙なラインから、激ワルのスラブを越えてトップアウトするが、5mくらいのスラブでまた・・・どテンションの嵐。
リードしながら「誰かこんなところで滑って岩にスジつけて・・」という校長先生のつぶやきに「スジ増やしそう・・」と内心悪い予感に襲われていたにゃみにゃみ。
案の定、たっぷりスジ増やしておきましたっ!?
滑りまくり、落ちまくり!スラブって、スラブって、コワ~い!(カブリモノはダメでもスラブならなんとか処理できる・・という根拠のない自信は本日を以ってあっけなく打ち砕かれた・・・)
今日は残業はナシで下山し、駅前で軽く飲んで無事に帰宅。全身とんでもないアザだらけになったけど、楽しかった~・・・
オイスターマッシュルーム
和名ではヒラタケ、英語名でオイスターマッシュルーム。人工栽培もされてはいるが、天然モノのヒラタケの香りのよさ、美味さときたら、うっとりするくらいの絶品きのこだ。
広葉樹の枯れ木につくヒラタケ属ヒラタケ科の菌類で、独特のしっかりとした食感からアワビタケの別名もある。欧米では割と一般的なきのこのようだが、日本では天然モノが市場に出回っているのを私は見たことがない。 少しだけ広げた扇形からどんどん育ち、大きいものでは半径が30cm近い半円形になる。幾層にも重なった大きな株を見つけたときには・・・腰を抜かしそうになった。まさに、狂喜乱舞・・・ものすごくゴージャスな、自然からのクリスマスプレゼント。
まずはシンプルにコンソメ煮でいただく・・・
OW・チャリクリ
年末恒例のイベント・・Okuda Wallの“チャリティクリスマス”=チャリクリみんなでなんだかんだと持ち寄っては、屋台ごっこみたいなノリで飲んで食べて・・・
カレー食べ放題200エン、とかたこ焼き5個100エン、とか遊びながらYMCAのクリスマス献金にしようという趣向。
にゃみにゃみ食堂はカレーが2種(キーマ&タルカリ)とネパール風の辛い漬物、イタリアンサラダなどなど・・酒類もみんながいろいろ持ち寄って、ビールから日本酒、焼酎、ワインとなんでもアリ~。
これもにゃみにゃみ食堂謹製。一口サイズのスパイシーな「シャミ・カバブ」にトマトチャトニを添えて・・・
辛い大根の漬物(和え物かな?)、ムラコ・アツァール。
大根の皮も使うと歯ごたえがあって美味。 ナゾの食べ物、「カディ・パコラ」
ガルバンゾーの粉を使った揚げ団子をヨーグルトソースで煮込むというもので、パンジャブ地方のベジタリアン向けメニュー・・ということで作ってみたけど、これが美味しいのか美味しくないのかさっぱりわからない一品だった。
それにしても・・・翌日のトレーニングに備えて9時には帰ろうと思っていたのに、ついダラダラしてしまってとても遅くなってしまった。小走りに家路を急いでいると汗だくになるほど気温が高くて、なんだこれは~?という感じ。“年末恒例クリカン”=クリスマス寒波はいったいどーなってんだ?
雨の万物相
さすがにダレもいません・・・お陰様で心置きなく不審な行為を・・・
そう、この風化した脆い花崗岩が、アレの練習にちょうどいいんですわ・・
正月山行に向けて「○○が不足しているから重点的に鍛えよう」というレベルではなくて、何から何まで不足してるんだけど、極にゃみ的にどうしても許せないコトがひとつ・・それは。。
『トンカチがヘタ』!!そんじょそこらのヘタなんてもんじゃない。ダブルアックスが効かせられないだけじゃなく、先日なんざー、リードの先生が片手で打ったピトンが回収できなくてジタバタした挙句に、て、て、テンション・・だって。
リードよりのろいフォローなんて!回収しながらテンションするよなフォローなんて!!大・大・大、大ッ嫌いだーっ!
というワケで、今日はニワカお稽古でウォートホッグをブッ叩いてみたり、左手でピックの打ち込みを練習してみたり・・
成果があったとも思えないけど、雨風がひどくなってきたので小一時間で撤収モード。あー、登るより腕が疲れた・・・(←ダメだコイツ・・)
んで、せっかく芦屋川へ下りたので久々に『Sky High Mountain works』へ立ち寄る。
スノーシューをはじめ冬向きのグッズや、クリスマスプレゼントによさげなお洒落な雑貨もイロイロ・・見てるだけで楽しいお店だ。
ついでに、店主のタクさんに近頃気になってたウールのアンダーウエアのことなどをいろいろと教えてもらう。やっぱり商品知識が豊かで親切なお店はいいなぁ。パタゴニアのパフォーマンスベースレイヤーのウール・・高いけどよさげ~・・キャプリーンも好きなんだけど・・
『遥かなり神々の座』
極にゃみ的には谷甲州月間?勉強会のとき、ヨシミ先生がよくご本を貸してくださるのだが、今月お借りしたのがコレ。先月の『遠き雪嶺』に続いて同じ作家さんの作品だ。こちらは完全にフィクションで、しかも山岳アクション系(?)。主人公は高所登山のエキスパートという設定で、ハラハラドキドキのストーリーがネパール国境周辺の山を舞台に繰り広げられる。
作者の谷甲州さんは、元青年海外協力隊でネパールに3年ほど滞在した経験があるため、非常にリアリティあふれる描写が楽しめる。後で気づいたのだが、ずいぶん以前に読んだ『神々の座を越えて』が本書の続編。あんまり覚えてないからも一度読もうかな・・
『遥かなり神々の座』
谷 甲州 著
早川書房 刊 1990年8月
インド家庭料理「サンタナ(SANTANA)」
ちょっと仕入れたいものがあったので、昨日は道頓堀のインド料理店へ。ついでにお昼ゴハン・・・
野菜カレーが2種、ナンにライスもついた『ベジタリアンセット』。カレーは辛さを聞いてくれるので、ちょい辛でお願いした。カレーはいろいろ野菜とダルで、それぞれタイプの違う味が楽しめる。モチモチのナンも美味しかったけど、ナッツ入りのライスがとても香ばしくて、お替りしたいくらいだった。マンゴーソースがかかったヨーグルトも濃厚な味わいがGood。食後のチャイも独特のスパイス使いが印象的だった。
★インド家庭料理「サンタナ(SANTANA)」
大阪市中央区道頓堀 2-2-20.2F
06-6211-5181(月曜定休日)
ランチ/12:00~15:00 ディナー/17:00~22:00
夕景
さてここは?京セラドームから不思議な雲が立ち上って、UFOみたい・・?道頓堀から西へ移動し、「大正」へ。
環状線の大正駅近くにある名物酒場「クラスノ」でイッパイやろう・・・という計画。まずは突き出しが・・・
懐かしい系のやさしい味付けで、ほっこりなごむ。お次は・・・
はしでつまむとじゅわーっとダシが染み出すほどジューシーでやわらかな焼き上がり。90歳越えているという店主さんが作る、この店の名物メニューだ。ビールと日本酒しかない店だが、しこたまビールを飲んで、挙句の果てに「ビンゴヤ」「ひみつのサロン」とハシゴをする悪い酒飲みたちであった・・・
S田さん、ちゃんとわかるよーにハナシができなくてスミマセンでした。大切なハナシなんで、おいおいじっくりと・・
神戸の菓子司「幸福堂」
「幸福堂」は、JR神戸駅南西側すぐのところにある和菓子屋さん。とても色鮮やかで季節感あふれる上生菓子を作るお店だ。草もちなどの餅菓子でも定評があるらしい。土曜日の“ひだまりティーブレイク”はココのお菓子。今月は要予約だが、とっても愛らしいサンタさんやクリスマスツリーをモチーフにしたお菓子が・・・
去年の“茶道で過ごすクリスマス・・”を思い出した・・・懐かしいな~。
“耳袋秘帖”
実は、ナニゲに伝奇モノとか時代小説が好きだったりなんかして・・・で、先日アオヤマ先生にお目にかかったときの雑談の中で勧められて読んでみたのが『耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前』。
主人公がカッコイイ若者、ではなく還暦を過ぎたお奉行様というのもいいし、登場する悪党も根っからの悪人ではなくてどこか哀愁を秘めた存在だったり・・しんみり、ほのぼのとした気分で読めるよい作品だった。
もう10年程昔になるだろうか、一般人的にはホームページなんてのはまだそんなに気軽に開設できるものではなく、ブログなんてものもまだ存在しなかった頃、いろんな情報をタレ流す手段(?)として「QWN聞耳ずきん」というメールを不定期に発信していた。読者の一人だったセンセは、この小説のモデルとなった根岸鎮衛(やすもり)が記した『耳嚢(みみぶくろ)』から題名を取ったのかと思っておられたらしい。
福山シェフの「バナナフランべのタルト」
週末に某イベントで神戸のカリスマパティシエ・福原光男氏のタルト作りの実演を拝見。福原氏は名谷にある名店「パティスリー リッチフィールド」のオーナーシェフで、数々のコンテストで輝かしい受賞歴を誇る達人。熟練の手技と楽しい語り口で「香ばしいバナナフランベのタルト」を仕上げて見せてくれた。
サクっとした「シュクレ」、ふわっとした「ダマンド」という食感が異なる2種の生地をベースに、カスタードクリーム、キャラメルバナナをトッピング。 美しく盛り付けた一皿を試食させていただく・・キャラメルとバナナの甘いハーモニーにローストしたナッツの濃厚な味わいがプラスされた豊かな味わい。ハイセンスなビジュアルにも感動。
東須磨の「ボックサン」創業者の次男だが、他店で修業をすることなく親の会社に入社したため、ずいぶん風当たりの強い時期もあったそう。持ち前の負けん気でコンテストにチャレンジし、ようやく入賞できるようになると「親の七光りや」と言われ、上位入賞を果たすようになると今度は「血筋やなぁ」と言われるようになったとか(笑)。
「美味しいものを作って喜ばせよう」という情熱に溢れていて、それは=「びっくりさせてやろう」みたいな雰囲気で、そんなところに「パティシエ・エス・コヤマ」の小山シェフと何か共通するものを感じてしまう。どちらも魅力的なパティシエ・・。
★パティスリーリッチフィールド 名谷店
兵庫県神戸市須磨区白川台1-4-1 078-797-6123
am10:00-pm8:00/火曜定休
カレーラクサ春雨
基本的にカップ麺はあまり食べないんだけど・・・容器を使い捨てするのがイヤだし、味的にもあまり好きではないので・・
が、六甲駐在当番の時だけはナゼかカップ麺を食べてしまう。寒いからかな・・・で、今回セレクトしたのは・・「カレーラクサ春雨」。
「mixi」の公認コミュニティ「カップ麺開発オーディション」から生まれた新商品、だそうで、アジアンエスニック好きの極にゃみ的にはちょっとためしてみたいかなと・・
ココナツ風味に干しエビの旨み、マイルドな香辛料が効いた、なかなか好感度の高い味。春雨は普通のカップ麺の麺と違って元々の“タダシイ春雨”の食感そのままだから嫌味がなくていいのかも。単体で“食事”になるボリュームではないので、汁物がわりに、あるいはコバラが空いたときに、ちょうどいいかな。
オリジナルは、マレーシアなどで親しまれている「ニョニャ料理」なんだって。極にゃみ的にはなんだか親しみ覚えて・・・(?)
※ちなみに、mixiにはホントにいろんなコミュニティがある。“未mixi”で覗いてみたい方は招待しますので、直メールください。
あんかけな気分の日
今宵は“六甲マントルピースを囲む会”なんだけど・・大事をとって今回はパスするというにゃみ父を見捨てて、にゃみ母と大学生君は張り切って出かけていった。一人ぼっちで放置するのはなんだかかわいそーなので、極にゃみ的には居残りを決め込む。夕方軽く筋トレをしたので、たんぱく質・・ってコトで豆腐。ナゼだか“あんかけ”な気分なので、生姜を効かせた中華味にしてみる。あったまっていーんじゃないすか。
けど・・・
ふと思い出したが、昼は和風だしを効かせた“あんかけカレーそば”にしたんだった・・
今日はあんかけDayなのか?
でもなー・・12月のこの集いは、シェフがすんごい張り切るから、すんげー料理が期待大なんだよなー・・
デザートもスペシャルだしなー・・ちょっと残念ナリ~・・(´・ω・`)ショボーン
★4月のマントルピースを囲む会
★10月のマントルピースを囲む会
「蛇にピアス」
ボディピアッシング、刺青といった身体改造が扱われている小説。わけても“スプリット・タン”と いう、先端が二股に裂けた舌・・・なんてのは考えただけでも皮膚のウラガワがゾワゾワしてしまう。舌に開けたピアス穴の拡張だとか、暴力行為だとか、SMぽい性描写だとか、イタいのとかコワいのがニガテな極にゃみ的には恐る恐る読んでる・・って感じなんだけど。これを書いたとき著者はまだ20歳にもならない年だったんだよなぁ。文学の世界ってよくわからないけれど、どういう体験をしてきたらこういうストーリーが書けるんだろうか。体験なんか関係ないのかな。
主人公はどっちかというと出来のいい子だ。それが、ワケもなく壊れていく。理由については語られないが、その原因は虚無感なんだろうか、それとも何かどうしようもない絶望感?いや、もしかすると壊れてなんかないのかも。目の前に現れる興味あることに抗えない性質?
「リユース食器洗い隊」記
12月7日に開催された「とさぼりYMCAクリスマスの集い」。230名余りの人々が集って分かち合いのひと時を持ち、ささやかな食事を共にした。
かつては使い捨ての紙食器を使用していたが、資源の無駄遣いを減らすために昨年度は継続的に使用できる「リユース食器」を導入、さらに今年は各自が自分で使う食器を持参する「マイ食器」を推奨した。持参することができない方のために100組ほどの「リユース食器」を準備したが、使用後の洗浄に際して“アセント開発”様より「カリウムソープ」のご提供をいただいた。
合成洗剤に全く劣らない使い心地で、あっという間に洗浄、煮沸消毒まで終了。
ところで、人体への影響、そして環境に与える負荷などを総合的に考えた場合、現時点において無添加純石けんに優る合成洗浄剤は存在しない。
しかも、元々医療用に使用されてきたカリウムソープを使いやすく改良して開発された『ピュアポタッシュ』は、超過敏肌やアレルギー性皮膚炎の人でも安心して使える優れもの。
自分自身のナチュラルなスキンケアのためにも、健康のためにも、そして環境のためにも、ぜひお勧めしたい商品。
★ピュアポタッシュ
エクセルのお勉強・・
昨日は半日かけて情報学の専門家にデータ解析の手法を教わった・・・極にゃみ的には完全な文系アタマなもんで、あんまりこういうのは得意じゃないけど、せっかくの機会なのでがんばって取り組まなければ・・
もれなくタダ働きがついてくるんだけど、「ピボット」の使い方が少~しわかったのは大収穫。こんなセンセを半日独占しちゃったなんて、なんたる贅沢・・・とか言いつつ、ちっとも覚えてなかったらどうしよう。
『遠き雪嶺』
昭和11年、ヒマラヤの未踏峰「ナンダ・コート」に挑んだ日本隊・・・ 日本人初の本格的なヒマラヤ登山となった立教大学山岳部の遠征登山を実話を基に綴ったストーリー。
国内の名だたる山は冬季登攀やバリエーションも含めてほぼ登りつくされ、登山家達の目が海外へと向かい始めた時代・・「フィクション」と言いながらも、ナンダ・コート遠征隊の隊長を勤めた堀田弥一氏に直接取材し、膨大な資料・文献を読んで執筆された大作だけに、当時の日本の登山界がリアルに描かれていると思う。緻密に書かれた900枚の長編は読むのに約1ヶ月かかってしまったが、次々と巻き起こる困難をひとつずつ解決しながら壮大な登山活動が展開されるのは、読んでいてわくわくと面白かった。
『遠き雪嶺』
谷甲州 著
角川書店 刊 2002年10月初版発行
砂の壁
今シーズン初クランポン。が・・・いきなり、蓬莱峡の砂壁でダブルアックス!校長先生&お天気ネーサンが砂壁登るってプランに便乗~♪ してみたけど、極にゃみ的にはビビリまくり~♪ヤバすぎ~♪でも楽しかった~♪
まずは砂場左端の小さなリッジから取り付き、ピナクルを巻いて最終的にチムニーを登る・・カッパの背中ずりずり。クランポンでステミング&レイバック系?ありえねー系・・・?お次は「震災ルート」
これまたヤバい・・・
あの10年前の地震で大崩壊した後に校長先生が拓いたルート。
必死のパッチ、パワー全開、使い果たし系・・・
45年生きてきた中でほとんどトンカチを使ったことがないせいか、アックスは全く決まらない。特に左手はゼンゼン無理。
“先生が穿った穴にフックして、そろそろ~っと重心を上げて行く”の技を編み出す・・・バランスバランス・・ふと見ると、大屏風岩がずーっとむこうに小さく見える・・
あの世界、のどかだよなぁ~・・・ココと違って・・・
今日はものすごくたくさんの人々がホーライキョーに集結してて、朝のバスなんてとんでもない状態だったけど、3時くらいにはどんどん人影が消えて、4時には誰もいなくなった。最後に「くの字」ルートを登ったが、ここでにゃみにゃみ。がジタバタしたせいで時間を食ってしまい、堰堤広場まで降りたらほぼ日没・・・登る技術もそうだが、支点の回収までもヘタ!先生が片手で打ったピトンが回収できなくて、腕は張るわ時間は食うわ・・こんなヤツを本チャンに連れてったらタイヘンなことに・・・?
とりあえず、今日いろいろとお世話になった校長先生&お天気ネーサン、ありがとうございました~。今、めっちゃカラフルな蛇足・・・。
なぜかカモシカ・・
明日は技術系トレの予定だし、ちょっとボッカでもしてシメなきゃ・・と六甲へ。会の掲示板で同行者を募ったがダレも遊んでくれないので、単独25kgで奥高座谷を詰める。キャッスルウォールを右に見送り、ちょっとした岩場←を重荷のためにビビりながら登ったところで、後ろから追いついてきた人に道を譲ろうとした。そしたら、すごく気さくな感じで「冬山のトレーニングですか?」って話しかけてこられたので、振り向いたら「あっ!失礼っ、男性かと思ったので・・」
髪型からしてオッサンと思ったらしい。まぎらわしくてすんまそん。で、その人は30年前はクライマー小僧だったそうで、なんだかんだと話が弾み、極にゃみ的には25kg背負ったまま立ち話を30分あまり・・?半袖だったので、サスガに寒くなってきたなーと思った頃合に「じっとしてると寒いですよねー、とりあえず歩きます?」ってコトで、そのオジサンお勧めの小休止スポットへ行くことに。宝塚まで縦走かますつもりだったけど、朝がいつもより1時間遅い上、ずいぶん時間を食ったのでこの時点で“成り行き任せ”モードに。
なんだかんだと喋ってるうちにナゼか“芦屋川本谷”を詰めて「石の宝殿」まで行こう!ってハナシになって、ボッカは解除して歩き始めた。
荒地山からいったん芦有ゲートに下り、東お多福登山口で住宅街を抜けて本谷に入ってずーっと詰め上がる。
途中に滝が2つくらい、あとはちょっとルートファインディングがややこしいところが数箇所と、落ちたらタダではすまないところが数箇所。それ以外はひたすら堰堤の高巻き。
石の宝殿で解散するつもりが、たまたま小笹峠から奥池方面へ行先が一致したのでさらに一緒に歩く。奥池でバスに乗っちゃおうかな?と思ったが、ちょうど出た後だったので鷲林寺まで行くというオジサンにくっついて行くことにして、さらに歩く・・この段階で17:00、半分日が暮れて暗くなっていた。しばらく進んだところで、
「じゃ、私はココで!またどこかで会いましょう!」 ・・・へ!?
奥池と観音山のちょうど中間。日は暮れて、ほぼ暗い。
オジサンが鷲林寺まで行くっていうから「ほな一緒に行っとこかな」と思ってホイホイついてきた私は・・
でもまあ、オジサンにはオジサンの事情があるんだし、
「そ、そ、そうですか、ではまた。サヨナラ~」と、暗くなった道を一人で鷲林寺へ・・・単独行は全く平気だけど、今日はカモシカな覚悟なんてカケラもなかったし、単独でヘッ電歩きはあんまり経験ないぞ。
それに観音山の下りって、割とわかりにくいところもあるし、ナニゲに岩場・・・。
でも、せっかく目の前にはゴージャスな夜景が広がってるんだから、楽しまなくちゃ!と無理矢理自分に言い聞かせつつ下った。降りたところはダ~レもいない墓地なんだけど・・・ええ、怖くなんかありませんとも!私ゃ~一人でゼンゼンだいじょーぶすから。
鷲林寺からは徒歩80分くらいで自宅なんだけど、バスに乗ってしまいましたさ。なんか明るいところ、人のいるところにいたくてさ。
え? 「知らないオジサンについてっちゃダメ!」って?
仙人食“イワタケ”
ついに、あのイワタケを食することに・・水で戻して、洗って洗って洗って洗って・・・実に長い道のりだった(?)
←洗いを終えて、ようやく黒汁がでなくなった状態。
が、なんだか硬いところもあるし、ゴワゴワしててこんなモノがホントに食えるのか?
半信半疑で湯通ししてみると・・
おおおぉ~っ。なんと、数秒でくた~っとなったので、すぐに冷水に取った。
いろいろ調べたところ「5~6分ゆでる」と書かれたものが多かったのだが、我が師は「湯であおる」と・・要はさっと湯通しして茹ですぎてはいけない、と仰った。まさにその通りだ!
ぽん酢で食ってみた。特に味ってないけど、こりこりとした繊細な歯ごたえが絶品。ほんの少ししか戻さなかったので、一口ずつ・・って感じだったけど「あー、これが仙人の食べ物かぁ・・」と感慨深いものが。
【イワタケを食うまでのプロセスまとめ】
・採取に適しているのは雨か霧の日。乾いていると割れてしまう。
・壊れないように大事に持ち帰る(ヘルメットに入れた・・)。
・水に漬けて、ふやけてから壊さないようにやさしく洗う。
・すっごく根気が要るけど、黒い汁が出なくなるまでひたすら洗う。
どこかの地方の伝承で「空を見ながら洗う」というのがあった。のんびり気長に・・という意味であろうか。
・洗いあがったら、熱湯にさっと通して、ざくざく切って二杯酢かぽん酢で。
★滋養強壮に効果があるそうである。病み上がりのにゃみ父にはちょうどいいかも。
“晶洞”と結晶
マグマが冷え固まって岩石になるとき、なんらかの理由で空洞ができることがある。一定の条件が必要なのだろうが、その中で鉱物が純粋な結晶が形成されることがあり、それを“晶洞”と呼ぶそうだ。
これは、先日石ヤ塔を登ったときに、第1岩峰のピーク直下にあった晶洞。下向きに六角柱の結晶が多数突き出しているのがわかる(写真はクリックで拡大)。
白っぽく濁っているので石英?それともきれいな六角の結晶形なので白くても水晶?コチラは石ヤ塔登攀の記念に・・といただいてきた白くてキラキラ輝いている石。石英?白雲母が混じってる?
どちらもマツモト先生が見つけてくださったもの。
登山技術に長けておられるばかりでなく、自然科学に関する知識も深い。本当にタダ者ではないひとだ・・・ヨーデルだって歌えるし( ・∀・)
筋トレ
夜土佐堀でご用があったので、その前にちょろっと登ってそのまま歩きで移動。冬山行に向けて、カラダ作んなきゃ・・と思っていたら、ナント耐寒対策?なのか??
何もしてないのに(何もしてないからか・・)体脂肪率がどんどんUP・・して、ついに越えてはいけない一線を越えてトンデモゾーンに突入。
秋季増量月間に引き続いて冬季増量月間か??((((((ノ゚⊿゚)ノ 夜の靭公園はライトアップがキレイ。
バラがなんとなくまだ咲いてたりなんかして・・ところで・・
帰りに飲んでたら、いきなりケータイストラップがぱーんと弾けてカラービーズが四散した。ラピスラズリだけが残ったんだけど・・いったい何だったんだろう、お薬師さま・・?
それにしてもボロボロだなー。INGAがINGになってるし。何のロゴなんだか。
強運のひと
入院中だったにゃみ父が元気に退院してきた。まだ在職中だった10年前、会社で心臓発作を起こして救急車で近くの病院へ運ばれた。たまたまそこへ来ていた心臓外科の先生に応急処置をしてもらい、施設の整った病院へ再度搬送して緊急手術、一命をとりとめた。
「救急車なんか呼ぶくらいなら死んだ方がまし」という人だから、家で発作を起こしていたら「呼ばなくていい!」とか言い張って手遅れだったかもしれないが、的確な判断をしてくれた会社の人のお陰で間に合ったんだし、搬送先にたまたま専門医がいてすばやい処置ができたから助かったわけだ。
で、今回、久々にOB会があるとかで出かける予定があり、その前日になんとなく胸の具合が怪しくて、「出かけた先で何かあるとみんなにメイワクをかけるから、念のために診てもらっておく」と、医者嫌いが珍しく自分から主治医の門を叩いた。すると「かなり状態が悪いですねー。救急車呼びましょう」ってことで強制入院。そしたらナント「心筋梗塞起こしてますよ」ってことで即処置、危機一髪。
3週間近く入院していたが、早々に完治したとかで機嫌よく帰って来た。
「隣のベッドのおっさんな、わしより4つも若いのに、まるで元気ないし、あれは病気やで」とかって・・自分も病気やったっちゅーねん。ってーか病気やから病院におるっちゅーねん。まるで自覚がないとしか・・・
ものすごく運がいい人なのは確かだが、このヒトの場合ノーテンキが不運を弾き飛ばしているような気もしなくはない・・・
イワタケの処理1
カラカラに乾燥していたイワタケを半日水に浸すと・・・ 茶色かった表面が緑色に変化。
裏側は相変わらずビロードみたいで真っ黒だ。
黒い微細粒がたくさん水の中に出てくるが、これをきれいになるまで洗うんだそうだ・・
ごしごしごし。
まだ硬いところがあるからもっと漬けておいたほうがいいのかなー。
イワタケ
熊野ツアーのお土産・・・石ヤ塔の登攀を終えて懸垂下降中、先生が見つけてくださったもの。イワタケはいわゆるキノコの仲間ではなく、菌類と藻類が共生している“地衣類”。石英質の岩石を基物として育つが、成長が非常に遅く、1cm育つのに2~3年かかるそうで、手のひら大になるには20~30年かかるという。稀少な食材として高級料亭などでわずかに出回るだけらしく、まだ一度も口にしたことはない。
下処理がとてもたいへんらしく、とりあえず少量を水に漬けてみたんだけど・・
今日の鍋もの指数・・?
師走に入って、ようやく寒さが本格化。今朝のにゃみ部屋は10度だった。そしたら、日本気象協会が「鍋もの指数」を発表することにしたらしい。
ちなみに今日の兵庫県はですね・・「あんこう鍋」がオススメだそうで。大阪は鴨すきですわ。東京もあんこう鍋。
どないやね~ん。
食品を巡る偽装問題・・
極にゃみ的には、賞味期限切れ寸前の食品をよく購入する。今日の夕食には「豆乳だし入り寄せ豆腐」。京都の豆腐屋さんのもので定価はそこそこお高いけど、賞味期限が迫ってるのでほぼ半額。ばっちり美味しくいただきました。
が、食品を巡ってはあまりにいろいろな問題があるよな・・。
賞味期限切れの商品にラベルを張り替える件なんて、結局どこでもやってるんだな・・と思ったし、別に発覚するまでにそれで病気になった人も聞いたことないよなって思った。
えぇーっと、ココ大事なんだけど、“偽装”した企業を擁護してるんじゃないよ。でも、賞味期限なんてちょっとくらい切れてたってゼンゼンどーってことはないんだな、ってわかったんだ(売る側がそれを逆手に取ってはダメだけど)。
んで、さっき、モランボンの肉まんの重量が5g足りないから該当品を全部回収する・・ってニュースで見た。100g表記の商品で5g足りない・・・から、32万個回収。
でもなー・・、回収するのにはものすごくたくさんの石油資源が使われるんだよな。ムダな労働強いられる人がたくさん、そして回収したものはおそらく焼却処分しかないだろうから、またもや資源の浪費だ。なんか、もう少しましな処理の仕方はないんだろうか。「回収」以外にメーカーは責任を取れないんだろうか。
アメリカでは、スーパーマーケットなどで賞味期限切れで捨てられた食品を回収して(要はゴミ箱から集めて)利用するという取り組みを進めている人たちがいるそうだ。
「フリーガン」という組織で、約4年前にNYで発足したこのグループの人たちは「トラッシュツアー」を実施して捨てられた食べ物を回収し、食事会を開いたり、無料食品配給などを行っているという。日本で同様のことをやる度胸のある組織が生まれるとは思えないけど、どれだけの食品が毎日廃棄されているかの実態を知ったら、何かできないか?と思うのが自然な感覚じゃないかなぁ。食べられるものを安易に捨てていいのか?
熊野的大宴会
先週末の熊野ツアーは、なんと総勢12名の大パーティだった。マツモト先生の勉強会仲間で、いろんな会の混成パーティであるが、いずれ劣らぬアルパインのツワモノ揃い。そんな中でにゃみにゃみ。は一人ちょっとケタはずれなヘボではあったが、まぁええやんか。って感じで割り込み~、なのであった。
んで、夜はみんなで「下北山スポーツ公園」にあるヒュッテに宿泊。巨大な畳部屋で大宴会とあいなった。 当地に移住されたクライマーの方が地酒の差し入れをくださったり、なんだかんだでワイワイと・・・先日仕込んだ「花椒塩豚」はココで鍋になりました。
最初はひたすら食ってた人々も、だんだんばらけて怪しい状態に・・左上で、オレンジの服着た“皇后様”に固められてるのがにゃみにゃみ。・・でもピースサイン!ってーか何この足!?んで、朝起きてびっくり!!
この施設って、巨大ダムの下!!に立地してるんだなぁ。もしも決壊したらどうなるんだ?
熊野の岩峰群「石ヤ塔」
熊野ツアー二日目は、池郷川中流にあるクラックの聖地「石ヤ塔」へ。6級のゴルジュで知られる池郷川の左岸にある“石ヤ塔”。奇怪な姿で屹立する岩峰群で構成された、日本離れした景観を呈するエリアだ。
1991年から大阪の「同人ルーデンス(当時:ルーデンスアルパインクラブ)」のメンバーによって開拓が始まり、以後クラックを主体とした豪快なマルチルートがいくつも拓かれている。池郷林道から転げ落ちるような急斜面を下り、対岸をしばらく遡って取り付くのだが、極にゃみ的には「アプローチがすでに核心」。
それにしても恐ろしいほどの高低差・・・
第一岩峰のピークから見下ろすと池郷川の河床はまるで奈落の底のようだ・・第一岩峰「ノーマルルート」のチムニー。
マツモト先生はあーっと言う間に登ってしまわれた。Ⅳ+、行ってみる?トンデモナイ・・コワそうなのでご遠慮。
その後「ヒラニアガルバ」へ行くつもりがナゼか「Stoned」へ。極にゃみ的には下向きのフレークでミシン踏みながらトラバースしたり、クラックに半身入り込んでもがいたり・・。オールフォローでジタバタしながらも楽しく登らせていただいた。
「クラックはニガテ・・」という先入観があったが、へぼモードながら改めて「クライミングってホントにクリエイティブで楽し~」と思ったにゃみにゃみ。であった・・・左岸の壁面に映る第一岩峰の影。
すき間があるのがよくわかる・・
縦長の積み木がもたれあってるようなもの?
何しろ傾斜が強いので、下降はほとんど空中懸垂・・。
何から何まで強烈な印象の岩場だった。
大蛇峰「舟石」
熊野ツアー初日は、南紀熊野にある大蛇峰・舟石でスラブのクライミング。前夜の雨のためか下部が湿っていて出だしがイヤ~な感じだったが、1ピッチほど登ってふと振り向くと、眼前には熊野灘のナイスビューが・・・
(本当は振り向く余裕なんてなかったけど・・)
フリクションは悪くないのだが、なんせ細かい上に岩が脆くて、オールフォローだったくせにけっこう泣きが入ったりなんかして・・トホホ。舟石の終了点から、ウバメガシの林の中を10分ほど登ると“烏帽子岩”というビューポイントがある。南には七里御浜のすっきりとした海岸線が延び(上の写真)、北東に目をやればエメラルドグリーンの新鹿湾。
北西には重畳たる熊野の山々がどこまでも見渡せる、とてもステキな場所だった。スラブもあんまり得意じゃないのでビビリモード爆裂だったけど、やっぱりクライミングは楽しい~♪と思えた岩場だった。
←第1スラブの最終ピッチから・・
眼下に紅葉した森、そしてその先には熊野灘が見渡せる。岩場に生えていた不思議な多肉植物。「チャボツメレンゲ(矮鶏爪蓮華)」というらしい。ベンケイソウ科チャボツメレンゲ属の多肉植物で、山地の岩場に分布するが、数が減っている絶滅危惧II類(VU)。花期は9~10月で、白い花を咲かせる。まるで花のように見える赤い部分は実だそうだ。
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