ををっ!?
水底でナニゲに伸びてるのは・・・メ!とネ!ですかっ。一月ほど前、久々にお目にかかった山の大先輩・Sさんに「山わさび」をいただいた。
転勤で北海道にお住まいになっていたときに育てておられたものを、四国に引越しするときに幾株か移植されたそうで、よく育つのでおすそ分け・・ということで。
で、もしかして芽が出たりしないかなーと思って水に漬けておいたら・・ナント、ホントに出ました!
土に植えてみたけど、にゃみ庭でも育つかなぁー。楽しみ・・・
『悪女の美食術』
雑誌「FRaU」の連載を元にまとめた、美食家で知られる辛口評論家のエッセイ。読み始めは「スノッブ親父のウザい薀蓄本か?」と思ったのだが、ここまで世界が違うと極にゃみ的には平安王朝文学みたいなもんである。見たこともない雲の上の王宮の話を読んでるみたいでワクワクと楽しく読めた。非常に極端な論調ではあるが、“食”に対して意識的であるべし、という主張、そして“スタイル”へのこだわりにはそれなりに頷けるものがある。
『悪女の美食術』
福田和也 著
講談社 刊
2006年4月 初版第1刷 発行
今年の花粉症対策
周囲の花粉症持ちな人々がずるずる言い出してるけど・・。極にゃみ的には、1月下旬に「キタ~ (´д`lll) 」って思って、しばらく怪しい状態が続いてたんだけど・・・今年実行している花粉症対策は、
①漢方薬
②ヨーグルト
③かんきつ類
④時々チョコ
どれが効いてるのかわかんないけど、とりあえずかなりいい状態。
ちなみに去年は「花粉症にカレーが効く」って話を真に受けて、“カレー食い続け療法”?を試みたら思いっきり失敗。今年はニンニク・唐辛子も過剰摂取はしていない。
うー、そう言えばカレーが食べたくなってきたぞ・・
ジャンクフードと闘う農民たち
手錠をかけられた両手を高く差し上げ、笑みを浮かべる髭面の男・・・1999年8月、南フランスの小さな町ミヨで、建設中のマクドナルドを農民たちが襲撃するという事件が起こった。危険な米国産ホルモン肥育牛肉の輸入を拒否したEUに対してアメリカが強引な報復措置をとったことに反対する農民たちが、ジャンクフードとアメリカの象徴であるファストフード店を標的にしたのだ。実際には「襲撃」というより「一部解体」で、バカンスのさなかに行われたお祭り騒ぎ。子どもたちも一緒になって数枚のドアや間仕切板、屋根材などを剥がして車に積み込み、歌いながら市街地を行進した。この事件をきっかけに、一躍有名になった「農民同盟」のボヴェと、その盟友デュフールへのインタビューをまとめた一冊。
不動岩雪景色
今日の不動岩は、雪!雪でんがな。アプローチ核心!ってーか、防水性のないアプローチシューズを濡らさず登るのは至難の業。さっさとプラ靴に履き替えればよかったのに、思いつかなかった・・←バカ
顔見知りどころか山屋さんはダーレもいなくて、遠方からの他府県ナンバー車が1台。靴を濡らすのがイヤだったんで、歩幅の合わないうっすらとした足跡を必死で辿る・・←短足中央テラスも雪だらけ・・
ザック置くと、濡れるんですけど~・・・
サッスガに今日はマジで山屋はダレもいない。
雪降ってたって、クランポンだったら関係ねーだろう!山屋が雪くらいでひよってどーすんだっ!と思ったけど、1本登って軍手が濡れたら、たちどころに意気消沈。モチだだ下がり雪、ゼンゼンやまないし!壁、濡れてるし!めっさ寒いし!ダレもいなくて寂しいし!おうちに帰っていいですかっ!? ←根性ナシ
・・・そう、実は今日は師匠が午前中重要な会議があって、極にゃみ的には単独なのであった。
んで、先週ダメダメだった「砂カブリ」をやっつけようと思ったが・・ふと気づいたら「アレレ?アセンディングのお稽古だっけ?」状態。ダメじゃーん!自分の根性ナシ加減にあきれ果て、シッポを巻いて逃げ帰ろうかと思っていたところへ、師匠の奥様からタイムリーなメールが・・・
え?こっちへ向かっておられる!?ナヌ?
・・登りますよ、ハイ!
ってワケで・・・最後だけは何とか気合を入れて登りました!
今日は、自律心と精神力を試され、そして実はすんごい根性ナシだってコトが判明した一日であった。はぁぁ~・・私って実はかなりダメダメなヤツ。
それと・・・。ヒトの気分って天候にものすごく左右されるってのを実感した。くもって雪が舞ってると、どよーんとした落ち込み気分に。ぱーっと晴れ間が広がるとナニゲにやる気モードにスイッチ。面白い・・
インドアでちょいとひと登り・・
いくらなんでも散歩だけではアカンやろ・・けどもう夕方やし。 ってワケで、暖房の効いたところでちょっとだけ登ることに。土曜日なのにミョーに空いてて、のんびりムードが漂っている。
ビギナーコンペの課題を触ってみるが・・32手の超ナガモノ(黄色テープ囲み)。ううーん・・すべて巨ガバとは言え、トンネル越えた挙句に薄カブリを上へ抜けるのがコワくて・・。パワーとかスキル以前にこの怖がり、なんとかならんか?
でも・・一昨年の春には、トンネル越えが全くできなかったのが、何も考えずに取り付いてもココまでは一発でクリアできたのはちょっとうれしいかな。単にパワーアップしてるだけのよーな気もするが・・オブザベは、一箇所間違えた。
しかし、2年近く経ってもゼンゼン登れるグレードが変化してないのはナゼだ。あの頃もビギナーコンペ課題にせっせとトライして、一撃率半々くらいだったけど、今もぜーんぜん変わんないじゃん・・
京都三条ラジオカフェ
京のランチは・・三条通御幸町下ル「ラジオカフェ」へ。豆腐の入ったキーマカリーをいただく。風味のいい五穀米に、マイルドな味わいのカレーがやさしくマッチ、なんともヘルシーなメニューだ。サラダもドレッシングがとても美味。
この界隈には高感度でお洒落なお店がたくさんできていて、サスガ学生の街・・という感じ。古い街並みに新しい感性が違和感なく存在してるところがイイ。NPO京都コミュニティ放送 「FM79.7MHz京都三条ラジオカフェ」がやってるお店で、多彩な手づくりスイーツが人気。だがなんといっても、ゆったりと居心地のいい空間がステキで、本をお供にゆったりとしたお茶の時間を楽しみたい・・・。
★ラジオカフェ
京都市中京区三条通御幸町角1928ビル1階
075-229-7670
12:00~21:30(日曜日のみ21:00まで)
特定日以外無休
スナノオンナ
「ワタクシ、ガカヲシテオリマシテ・・」とマスジョが言った。「がかをしてゐる?」 ・・・がか?ガカって、画家だよな。している?するって言う?
微妙な違和感を感じたけれど、マスジョは実は私とたぶん同類で、分類するとヒトの仲間ってよりは座敷ワラシに近い系なので、まーそーゆーもんかと妙に納得したりなんかした。で、その画家のマスジョが個展をしているので、今日は京都まで足を伸ばしたってワケだ。コテンヲ、シテイル・・スル?んん?
←ちなみにコレはマスジョの作品ではありません・・
円形、鏡、砂・・・
マスジョは、もしかすると古代のシャーマン。転生して現代に現れ、託宣の代わりに作品を生み出しているのでは・・抑制の効いた端整な表現の中に、そんなプリミティブなものを感じさせる作家だ。
★三条通烏丸西イルにあるレトロでお洒落な「文椿ビルディング」にて開催中。
「マスジョ スナノオンナ」展
京都市中京区三条通烏丸西イル
CAFE%DINIG + GALLERY newtron
~2008.2.24 11:00~23:00
にゃみにゃみ。の取扱説明書
今日もうららかな陽気で、なんだか春っぽい・・近所の水仙が満開に。ところで、前に「脳内メーカー」でしばし笑ったけど、類似品?に「取扱説明書メーカー」ってのが。
それによると・・にゃみにゃみ。の取扱は・・・
にゃみにゃみ。さんをご使用する際には以下のことに気を付けて下さい。
・ごくまれに、電波の影響を受け誤動作することがありますが、仕様です。
にゃみにゃみ。さんが故障かな?と思われる場合は以下のことを試してみて下さい。
・雨ざらしにしてみて下さい。
それでもにゃみにゃみ。さんが正常に動作しない場合は。
・電源をお切りになって、タンスの上に置いてみて下さい。
ちなみに、本名でやってみたら、
・複数のことを同時に処理した場合、すぐに動作が遅くなりますが、仕様です。
・というか複数のことを同時に処理できません。
う、うっそーん。そーゆー仕様ですかい。まるきり当たってるやん・・・ちょっとコワいぞ
『日本語へんてこてん』
「やばっ」「きもっ」「萌え~」ナドナド、“問題のある日本語”・・・良識ある人たちからは軽薄だとか、日本語が乱れているとか批判の対象になりがちなイマドキ言葉を、古典文学の観点から読み解き、意外なルーツを面白く紹介。
「ありえな~い!」「~みたいな、」「~っぽい」「ワタクシ的には・・」と言ったノリの軽い言葉も、元を正せば由緒正しき日本語なのだ。ちょっと小難しい文法の説明が多いけれど、楽しく読める一冊。
言葉っていうものは、常に変態を続けているもので、その変化はとてもダイナミック。極にゃみ的には、トラディショナルな言い回しも、イマドキの表現も、自在に使い分けができる言葉のプロでいたいと思う。
それにしても・・言葉使いにはその人の品性や知性がダイレクトににじみ出るし、ものスゴク「KY」が要求されるものだよねぇ。
『日本語へんてこてん 古典でわかる!日本語のモンダイ』
あんの秀子 著
ポプラ社 刊
2007年7月 初版第1刷 発行
石垣島ラー油・・・
今日の極にゃみ的自宅独り酒のアテは・・・遅々に帰って来たんだけど、風呂を沸かしながら、じ~っくり焼き上げた・・木綿豆腐ステーキwith石垣島ラー油。
なかなか入手困難なんだけど、石垣島ラー油はマイルドな中にもなんとも言えない深い味わいがあって、極にゃみ的にはかなり好き。大事に大事に食べてる。ついでに、「玄米の麹で漬け込んだ和歌山沢庵のごま油炒め」。がつんとした味わいの沢庵漬を、塩抜きしてごま油で炒めて、ごまをたっぷり振りかけて、七味で・・
プリミティブな味わいが、なんともウマ~!
今日の利き酒@かむなび。
福井の、小さな小さな酒蔵、美川酒造場さんの「舞美人」。山田錦の純米大吟醸。なんとも芳醇なふくらみのある酒。料理を選ぶかもしんないけど・・
福井の酒って、黒龍と一本義しか知らなくってすみません・・いろいろ真面目な酒蔵があるんだねー。
ご当地チェック?
陽ざしがなんだか春めいて、柔らかい感じ・・・ナニゲに「ご当地チェック」ってサイトを見つけたんだけど、これがちょっと笑える・・・
まずは我が・・・兵庫(神戸?)人チェック!
● 京都は好きだが、大阪は嫌いだ。
● 道路の北を「山側」、南を「浜(海)側」という。
● 大阪空港を伊丹空港と呼ぶ。
● っていうか、伊丹にあるのに“大阪”という名称が気にくわない。
● イノシシが住宅街を野良犬のように闊歩していても不思議に思わない。
● 「六甲のおいしい水」を買うことに抵抗がある。
● 旅先で「何県から来たの?」と尋ねられても「KOBE」と答えてしまう。
極にゃみ的にはちょっと入ってるカモ?の・・・大阪人もチェック!
● 世界中のどこに行っても大阪弁を通す。
● 根拠なく東京が嫌い。
● 「おもろないヤツ」といわれることが、最大の屈辱だ。
● エスカレーターで左に立っている奴を見ると、こいつよそ者やと思う。
● 共通語のことを東京弁と言う。
● いかついオッサンでも「飴」のことは「あめちゃん」とチャン付けして言うのはけっこう可愛いと思う。
● おつり300円を受け取るとき「はい、300万円~」と言われたことがある。
ついでに・・京都人チェック!
● 「この前の戦争」といえば、応仁の乱だ。
● 東京人より大阪人が嫌だ。
● 時代劇のロケ地を即座に言い当てることができる。
● 京都が日本の中心だと思っていて、いつか天皇は京都に帰ってくると信じている。
● 本音と建前を完璧に使い分けることができる。
● 京都を「近畿」や「関西」の言葉でひとくくりにされるのが嫌。
● 他府県、とくに東京に行くと大阪人と間違えられるのは、大いに遺憾である。
ナゼか・・・福井人もチェック!
● 越前ガニとコシヒカリが最大の自慢だ。
● が、しかし、自分で食べるのはセイコガニだ。
● かつどんとは卵とじではなく、ソース味である。
● かつどんといえばヨーロッパ軒、ラーメンといえば8番ラーメンだ。
● 恋人と別れる羽目になった原因を、雄島にデートに行ったことに責任を転嫁している自分に気付いたことがある。
● 同音異義語のイントネーションが同じだ。
● パナウェーブ研究所を見に行ったことがある。
● 県内唯一のデパート『だるまや西武』をさす時は、「西武」と省略せず、必ず『だるまや西武』とフルネームで言う。
● ノーマイカーデーなどありえない。
● 県外で思わず「はよしねま」といってしまい、気味悪がられた。
どうよ
たまのチョコケーキ
同居人の大学生・たまが何を思ったかケーキを作った。ローストしたくるみを入れたチョコの上に、ココアスポンジ、ホイップクリームを重ねた、超カロリー高そなやつ。硬~いチョコとほかの部分のソフトな食感がイマイチ合わないような・・・
ま、チョコレートは花粉症に効くみたいだし、味的にはなかなかウマいから、ありがたくイタダイとこ~
※昨年発表された調査結果→(ココ!)で、チョコレートを日常的に食べている人はそうでない人に比べて花粉症の症状が緩やか、というデータがある。同じ調査で、インスタント食品をよく食べる人は症状がひどいという結果だったような・・
干しブナシメジ
「幻のきのこがまだあったから、きのこそばにしてみた」ってにゃみ母が。見てみたら、ちゃいまんがな!コレは干しブナシメジ!!去年秋に安売りしてたときに天日干しにして、その後すっかり忘れてた。
でも、冷凍にしても美味しくなるけど、干すとまた違った食感になって面白い。
ちなみに彼女が言う“幻の”ってのはオイスターマッシュルームのことで、確かにソレも干したけど、どう見てもゼンゼン違うやんか・・
「問題な日本語」
北原保雄さんによる人気の日本語シリーズの(多分)第1作目。近頃ナニゲにおかしな使われ方をしている“問題”のニホンゴについて解説した面白い一冊だ。ビミョーな用法の誤りなどが羅列されてて、「ナルホド~」と思うことや、「そやねん、その言い方はキモいと思っててん」ってことがてんこ盛り。シリーズで読んでみたい。
『問題な日本語-どこがおかしい?何がおかしい?』
北原保雄 編
大修館書店 刊
2004.12初版第1刷 発行ところどころに添えられているマンガがまた、独特の味わいがあって面白い。
しばらく前のことだが、お昼ゴハンを食べていたら、某国営放送の生中継番組の音声が聞こえてきた。ふるさと探訪の番組なのだが、レポーターが「こちらでは、地元の皆さんも食べられています!」・・・
え゛? ジモトノミナサンガタベラレテイル・・・?極にゃみ的には、巨大怪獣みたいなのが現れて地元民をバクバク食ってるの図、がアタマに浮かんだ。
が、それにしては切迫感のない喋り口で、画面をふと見ると和やかに何かを食ってる人々が。タベラレテルんぢゃなくてタベテるだけじゃんっ!
それって、フツーのニホンゴでは「地元の皆さんも召し上がっています」って言わないか・・・?敬語表現って、もはや絶滅危惧AAAランクなのかも・・。
エイリアンに撃退された!
雪の予報だけど、とりあえず不動岩。天気予報のせいか妙に空いている。午前中はクランポンで「リードを意識して」ってコトで砂かぶりへ。極にゃみ的には「リード?ココを?マジっ?」って考えただけで、目の前にロープがあってもドキドキモード。砂かぶりは何度か登ってるけど、クランポンは初めて。む、むずいんですけど~・・・いつもならゴマ化し登りをするよなところも、「リードだと思って」登るとムズイ。ザツに登れないので固まりまくり・・
2本目は逆Lノーマル。やっぱトラバースからがムズい。フラットソールではいかにテキトーに足を置いているかがよくわかる。
午後はフラットソールに履き替えハチノスハングへ。ジャムは決まったけど、気をよくして大胆にムーブを起こしたら足が滑って両手ジャムで足ブラ・・怖ぇぇ~。
お次は「エイリアン」。ずーっと封印してたのでちょっとは登れるようになった?と期待してみたけどとんでもない。ダブルクラックがマッタク処理できず、テンションの嵐で挙句にA0。
最後に「ハスラー」へ転戦。が、出だしのミニハングが越えられず・・極にゃみ的オリジナルライン「ハーケンラー」?にしたにも関わらず、A0の練習状態???先週、ちっとは進化したかも?って思ったけど、それは大きな勘違いだった。やっぱ筋金入りのヘボはヘボ・・・
今日は残業ナシで下山し、恒例オオキタ宴会。
最後はカズさんのご好意でぬくぬくとしたひと時を過ごし、無事に帰宅。来週は宴会ナシなんで、今日は師匠と飲めてよかったな。
飲み友達と一献
日常圏にいて、一番気安く飲めるのはやっぱUMEちゃん・・・いろいろ話したいこともあるし・・ ってワケで、今日は久々二人で飲み会@かむなび。
最初のアテは、いとがー先生が先週、丁寧に仕込んでいた「真鰯のオイル漬け」・・ってか「自家製アンチョビ」。このぴかぴかした鮮度のよさ!丁寧に丁寧に鰯を3枚おろし(?)にして、塩して、それからオリーブオイルに漬け込んだ、手間のかかっている一品。これはビールだよな、と思ったけど、ち・が・~う!やっぱ日本酒だ。
滋賀の不老泉、がっつりいってみました!
魚と日本酒って、やっぱ素晴らしいマリアージュだ!魚も酒も、どっちも引き立てあって。「丸大根の風呂吹き」。
刻んだゆべしをちりばめ、白味噌系のタレでいただくほっこりやさしい味わい・・・
だしの旨みがしっかり沁みてて、ウマ~・・・「太刀巻」
タチウオを竹に巻きつけて、タレをからめてこんがり焼いたもの。
白御飯わしわし・・って系の欲望に支配されそな一品。
酒にも負けないGoodなアテですよぉ。インパクトのあるメニュー。シメは稲庭うどんの「冷製カルボナーラ」
(なんか途中がいろいろ飛んでるなぁ?)
悪いけど、カルボナーラの材料って絶対に温度が必要で、でないと絶対に旨くない!って思ってた。が!
これは、そんな先入観をアッサリと打ち砕く逸品。4本の箸が交錯し、瞬間的に消滅した。
★今日の酒:不老泉、砂潟、竹鶴、貴。あとは・・?左側はUMEちゃんセレクト。
その後。
悪い酒飲み二人は・・・
「かむなび」から徒歩5分(?)の、超わかりにくい場所にある“潜水艦バー”へ! ・・・行きました。
途中遭難しかけて、地元民のおばちゃんに「あんたら、どこ行くの?」と導かれたりして・・。
この扉の中に展開する世界は・・・もう、行ってみて!というしか。(ぼったくられたりはしません。明朗会計!)
UMEちゃん、今日はありがと。楽しかった。
第39回マントルピースを囲む会
六甲山YMCAで各月に開催されている和やかな集い・・・
今回は、六甲摩耶鉄道の今西社長がゲストスピーカー。これは行かねば。山上は先週の雪が残っていて、かなりの冷え込み。
そのせいか、いつも見る顔ぶれがあまりお見えになっておらず、30名弱のこじんまりとした会に。でも、お料理はいつにも増してゴージャス。
極にゃみ的には食べないけど、
「牛ヒレ肉のポワレ 茸ソース フォアグラ添え」
ビーフと茸とフォアグラ?
な~んて贅沢な組み合わせ。「帆立と車海老のテリーヌ 車海老とキャビア添え」
本物のキャビア・・
も、車海老も・・“添え”ですか。
あくまでテリーヌが主、なんですね。うっすらと細い線の白い部分がテリーヌです。「ロブスターのアメリケーヌ」
たっぷりの彩り豊かな野菜とロブスターの身をアメリカンソースでいただく、なんともゴージャスな一品。そのロブスターと、「サーモンサラダと鮭のエスカベッシュ」を盛り合わせたMy皿。
なんでビールと神戸ワインしかないんだっ!?
ううう、フルボディのワインが欲しいよぉ~・・シメは・・
「鮭ご飯風バターライス いくら添え」
う、う、旨い~・・・
立食とは言え、こんな格安でこれほどのメニューが味わえるなんて!
ありえねー!おおっと、忘れてた!
温かい前菜の
「鮑のブルゴーニュ風」
こーゆー、汁が出るウマいものを出すのなら、バゲットを用意してよね!
マジで、パンは欲しかったなー。もちろんデザートも美味。
今回は、フルーツ盛り合わせと、豆のケーキ。
んで肝心のお話は・・
「六甲山の活性化について」をテーマに、精力的に活動されている今西社長が観光面から見た六甲山の現状をお話くださった。ぱっと見はもの静かでおとなしい感じの方だが、実はスゴイ経営者魂のある熱い方である。RCNのN野さん、六甲山研究員(!)のK-zoさん、にゃみにゃみ。の3人でかぶりつきに席を陣取って、プレッシャーかけまくりつつ拝聴。超やな聴衆だよね~5回ほど前は自分がゲストだったことなんざすっかり忘れて・・(笑)ちなみに、里見ホールのマントルピースは・・・
初期の六甲山YMCAにあった「里見ロッジ」を建替えたときに、マントルピースだけを移築したもの。どっしりとした存在感があるすてきな暖炉だ。
寒い季節にはことのほか炎がなごみのひと時を優雅に演出してくれる。
カレーショップ ミンガス
「阪神のカレー」と古くから親しまれてきた老舗カレースタンド。阪神電鉄梅田駅西口東側(?)の改札横というエアポケットみたいな場所にある。カウンターだけの狭い店だけど、スタンドカレーにしてはスパイス使いがしっかりしてて、サラっとしたタイプで好感度高し。レギュラーカレーにトッピングがいろいろ選べるスタイルで、コレは「野菜」。素揚げにした彩り豊かな野菜がたっぷりで、揚げ野菜の意外な美味しさにちょっとびっくり。小麦粉のルーを使った日本風カレーはあんまり得意じゃないんだけど、ココのは割と好きな味だなー。添えられた白菜のピクルスもGood。(2008.2.13)
★カレーショップ ミンガス
大阪市北区梅田3 大阪駅前地下街7 06-6341-7433
7:30~22:00(日祝8:00~20:00)
『春の数え方』
今日は七十二候の第3候、“魚氷にあがる”最も寒い季節だけれど、氷の下にいる魚が春の気配に思わず躍りだして来る頃・・だそうだ。冷え込んだり、寒さが緩んだり、三寒四温を繰り返しながら季節は少しずつ春へと移行していく。
温暖化だとか異常気象だとか、地球環境は変調をきたしているけれど、今のところとりあえず春が来れば花が咲き、花が咲けば虫が飛んでくる。
で、自然界のイキモノたちはどうやって季節を知るのか?ってのを解き明かす、動物行動学の第一人者による面白いエッセイを読んだ。タイトルとなっている「春の数え方」とは、日々の温度変化の積算のこと。昆虫のような変温動物は、暖かくなった日数と温度を足していって、一定の有効温量を得ると卵が孵化したり蛹が蝶になったりするしくみを持っているそうだ。小鳥やある種の植物のように日長で季節を認識している生き物もいるし、動物行動学って面白い世界だなぁ。
『春の数え方』
日高敏隆 著
2001年12月 新潮社 刊
寒っ!・・い午後、サム&ボル。
大阪市内もけっこう雪が降って、なかなかの冷え込み。お昼に人と会う約束があり、夕方からの別用までの間に中途半端な空き時間が・・。机さえあればオシゴトができるけど、コーヒー1杯でカフェでねばりたおすのもいかがなものか・・と、ふと思いついた場所が。
暖房完備、デスクは使い放題、レギュラーコーヒーも注文できる。しかも、気分転換に運動もできる!サイコーやん!!ってワケでまぁ、○CSへ。環境そのものは悪くなかったんですが・・・。
サムネイルを練るオシゴトも、気分転換のボルダリングも、結果的にどっちも中途半端!
一切登らない覚悟で行くべきでした。でもそこに壁があったらそれはムリ! 明日はガンバりまっす(ホンマか?)。
ところで・・しばらくクライミングシューズを履かないでいると、シューズが縮むんですか?足がデカくなるんですか?どっちなんですか。
足が痛くて履いてられません~・・
『菜の花の沖』
今日2月12日は“菜の花忌”で、小説家・司馬遼太郎さんの忌日。司馬遼太郎さんと言えば思い起こされるのが、兵庫が生んだ偉人、高田屋嘉兵衛を描いた長編『菜の花の沖』。
~ 淡路の島山は、ちぬの海(大阪湾)をゆったり塞ぐようにして横たわっている。
北にむかうほど長く細く、逆に南へむかえば地がひろく、野がひろがり、水田が空の色を映している。 ~
という書き出しで始まるこの小説、冒頭で主人公出生の少し前のエピソードとして、六甲山系の急峻な地形を活かして水車産業が盛んになってきた話が紹介される。製粉や精米にも用いられたが、菜種油の搾油にも活用され、六甲山麓や淡路島でもナタネ栽培が盛んであったそうだ。淡路の貧農の家に生まれた主人公は、菜の花が咲き乱れる故郷の沖へと船を漕ぎ出し、やがて諸国屈指の廻船問屋に登りつめる。私欲を捨て、蝦夷地開拓や日露間の和平交渉に尽力するなど、大海原を股にかけて活躍した偉人の壮大な生涯を描いた、読み応えのある大作。
※写真は、淡路島の「ウェルスパーク五色 高田屋嘉兵衛公園」にある日露友好の像(高田屋嘉兵衛とゴロウニン艦長)。「ニューひょうご No.472 2007.4」より抜粋
西宮北口「番馬亭 」
西宮北口にあるカレーうどん&そばで超有名な店だが、なんだかナゾが多い。激辛(超激辛も?)まであるが、普通で充分辛い。それはともかくナゾなのが「男性用」と「女性用」っていう選択肢。男性用はとろみが強く、女性用はさらっとしているらしい。なんなんだ一体?オヤジのクセにとりあえず女性用をセレクト。んで出てきたのがコレ!
巨大洗面器サイズのドンブリに、がっつり満タン。食べても食べても減らないんですけど~・・・あっという間に汗だく。カウンターにはうちわが備え付けてあった。うどんもすごくコシがあって、濃厚なつゆにマッチ。しかも、スパイシーでダシがしっかり効いたつゆがハンパじゃなく旨いので、もったいなくて残せない!やむなく「小ゴハンくださ~い」
ライスカレーで二回戦~。うー、ハラはちきれそう・・。お店の人に「え~?完食?」ってびっくりされたけど、ええ、がっつりイタダキましたとも。
残ったお出汁は持って帰っていいらしいので、今度はジップロック持って来よ。(2008.2.8訪問)
★番馬亭
西宮市甲風園1-6-7 0798-66-0995
11:00~20:27 ←なんなんだ!?27分て。これが第二のナゾ。
日曜・祝日定休
本日のテーマ・・
今日は不動岩へ。師匠から提示された「今日の目標」は・・ ①Aゼロしない ②テンションしない ③ひざ登りをしない
ええー、どれも無理っ!って思ったんだけど(え?普通はどれもしないって?)、極にゃみ的にはちょっとがんばりました。
「菱形ハング」は自らリクエストして登らせてもらったものの、ダメダメだったんで再度・・テンションしてないかどうか限りなくグレーだけど・・・。午後はフラットソールに履き替えて「ハーケンルート(5.9)」へ。これまで一度もAゼロなしでは登れていないんだけど、今回はなんとか目標死守!さらにオダマキ(5.9+)へ転戦、最後に中央稜「なめくじ(5.10a)」にTRトライ。これはピンピンに張って貰ってたので、どうもノーテン、とは言いがたいけど、まぁ意識的なテンションはせず・・まぁいいかー!ってワケで、クライミング3連チャンのワリにはよくガンバりました~♪
なぜか???
紆余曲折の末なぜかパンプ大阪へ…。月曜日に備えて、今日はレスト?な心積もりでいたんだけど、がっつり登るハメに。
かめさんの大学時代のお友達で、段落としの常連おじ様K子さんも参戦、ツヨいわー・・・
極にゃみ的には、一番簡単な9~8級課題ですでに腕がヨレてたのに(課題数多いし!)、イキオイで7~6級課題あたりにもよくばってトライしてしまったため最後はヨレヨレ・・
でも、レベルが違っても誰かと一緒に登るって楽しい。いつもは一人だからものすごくあきらめが早くて、ガンバって絶対完登しようなんて意識もないし、疲れてすぐやめちゃうけど、ツレがいると無理目の課題でも一緒に触ってみようかとか思うし、「ガンバ」とか言われるとナニゲにガンバれちゃうし・・
ってワケであんまり真剣に登る気なんかなかった割に、がっつり登ってしまった晴れた休日であった。
三宮の「オステリア・ガウダンテ」
クライミングのあと、ちょっとイッパイ・・大阪だったらディープでへヴィなオヤジ御用達居酒屋のつもりだったんだけど、せっかく神戸なので・・とても久しぶりに高架下のリストランテへ。
なんでも今“カニ特集”だそうで、アンティパストにカニのムース。濃厚な旨みがぐぐっと効いてて、ビールじゃなくて早くワイン!ワイン!!って感じ。
で、ワインは・・Montefalco Rosso
ナポリ?
酸味が程よく、バランスのいいワイン。
こうなるともうワインが止まらない。
あっという間に2本目、Vietti Nebbiolo Perbacco 2004。
芳香が高く、一口含んだだけで素性のよさにホレてしまうよな一本。エエ感じでタンニンが効いてる。
久々に口にした高級系・・
シメはペンネ・アラビアータ。
ゼンゼン辛くなかったけど、さすがに美味。さしずめ“お子ちゃまのおこりんぼペンネ”って感じか。
やっぱり美味いワインと美味い料理はヒトを幸せにするよなー・・ナドと思いながら悪い酒飲みはハシゴ酒に走るのであった。
せっかく遠来の友なので、神戸らしい老舗バー“アカデミー”へ・・・
帰りは電車で寝てしまい、「おおっと乗り越しだ!」と走って降りたら夙川。んんっ?ちゃうやんか!手前やん・・
県外不出!?幻の酒「花音」
「花音(かのん)」は、山口県の「永山本家酒造場」さんが造っている幻の酒。なぜに幻かというと、ほとんど地元でしか流通していない酒で、大阪でこれが飲めるのは多分「かむなび」だけ。
“やまぐち桜酵母”を使用した純米微発泡の酒は、とてもデリケートでお洒落な食前酒系。口に含むと、甘くて軽やかな味わいの中にも、酵母と米の旨みがぐぐっと自己主張をしている・・一見女性好みだけれど、日本酒好きのひとなら、男酒が好きな系のひとも一度は味わってみて損はないのでは。
ぱっと見、なよなよとした線の細い可憐な美人が、実はしっかり者だった・・みたいなインパクトがある酒。
本日のかむなび的ご飯。
鳴門のカリスマ漁師、村公一さんの「ボラ」丼。
ボラってやつが美味しい魚だってこと、40数年生きてきて、極にゃみ的には初めて知った!
こいつの旨いことときたら!品のいい脂のノリと旨みは、悪いけど鯛もヒラメも、ハマチもマグロも比較にならない。ボラ、ごめんよ!君はスゴイ魚だったんだね・・って感じ。
村さんの魚が食べられるってのもある意味スゴイことなんだけど。そういう意味でもこの店、スゴいですよ。
肥後橋商店街「おたやん」
久々に気の置けない仲間たちとおしゃべりタイム・・・肥後橋商店街(ってほどのものか?)の中にある居酒屋「おたやん」へ。女性二人で切り盛りする、こじんまりとしてきさくな雰囲気のお店だ。
家庭料理風のいろんなメニューがあるが・・・春の味覚をいろいろと。
まずは「若ごぼうのきんぴら」。ほろ苦くて極にゃみ的に大好きな季節の味。「アナゴとごぼうのてんぷら」。意外な組み合わせがとてもウマ~
ごぼうって油と相性がいいんだなー。 「フランクフルトと芽キャベツのピリ辛煮込み」
寒い季節にはとってもいいかも~。このアイデアはイタダキですな。「小芋饅頭の蟹あんかけ」
蓮根饅頭とはまた違って、ほっこりとした美味しさ・・・
★おたやん
大阪市西区江戸堀1-11-12 06-6444-2323
17:00~23:00(土日祝休)
『POKKA POKKA』の絶品ベーグル
女性職人さんがひとりで焼いている素敵なパン屋さん『POKKA POKKA』手づくりのとっても美味しいベーグルをいただいた。もっちりとした生地は、噛みしめるほどに味わい深くて、粉の美味しさがストレートに伝わる味。
シンプルなプレーンも美味しいけれど、クランベリー入りのがまたウマいのなんの・・
シフォンケーキもいただいたけど、写真撮るのも忘れるほど美味しかった。
午後にはお店で焼きたてがいただけるそうなので、ぜひ一度訪れてみたい。
可愛らしいショップカードは、絵本作家として活躍中の谷口智則さんのイラスト入り。
★POKKA POKKA
大阪市大正区北村1-12-3
06-6555-2475
8:00~20:00(土日祝~13:00) 水曜定休
※谷口 智則さんの展覧会開催中 詳しくはココ ~2/17
たべもののちから
添加物を多用している加工食品は、アレルギー症状を亢進させるそうだ。できれば毎食きちんと手づくりした食事を摂りたいけれど、現代人の生活パターンではなかなかそうもいかない。んで、しかたがないのでサプリとか機能性食品とかに頼ってしまうことになるんだけど、それってきっと長い目で見ると、よくないことなんだろうと思う。
食べ物がヒトの身体に与える影響はテキメンだ。節分のいり豆をばくばく食ったら、たちどころに吹き出物ができた。と言いつつ、今も酒のアテに食ってるけど。
効くかどうかわかんないけど、花粉症対策でヨーグルトを食べることにした。いや、元々毎食食ってたんだけど、しばらくズボラしてたもんで。
うちのは自家発酵のもの。容器の消毒もしないし、とーってもザツい作り方だけど、きっと元々そんなもんだと思うんだよなー。
それにしても発酵食品ってエラい・・
2月の勉強会
今月は『The Self-Coached Climber』 Chapter 12お題は「セルフアセスメントとゴールセッティング」。極にゃみ的にバクっと要約すると、
自己の現状(過去の実績も含めて)を客観的に把握し、苦手系・得意系をハッキリさせる。
目標は、大きな“夢”みたいなものと同時に、年次目標的な緻密で計画的な短期目標を明確に設定する。具体的な目標設定はモチUPに必要。
以上。
・・え?いくらなんでもバクっとしすぎ?
自己診断のみではなく、一緒に登っているパートナーの目で多用しているテクや避けているテクなんかをピックアップしたり、自分が登れる最高のルートグレードとボルダーグレードを比較したりなど、セルフアセスメントの具体的手法が紹介され、「ワークシート」を活用してビジュアライズすることによって目標や計画を明確化するという方法が提唱されている。クライミングジムで登らないのは“完璧な練習ではない”、週1では現状維持にしかならない、などと書かれていて、山ヤ的にはミミが痛い・・
私なんざー苦手も得意もさっぱりわかんないけど、蛇足なだけに足技がダメダメかなぁ。かぴこーちみたいな人が身近にいればいいんだけどねぇ。
大和上市の「たこ沖」
大峰アイスツアーの帰りに立ち寄った、なっちゃんおススメのたこ焼き屋さん。吉野川沿い、国道169号線の上市橋北詰、ローソンの隣にある。駐車場は兼用。食堂「もんき」に併設されており、テイクアウトはもちろん店内でいただくこともできる。
普通のソース、マヨネーズのほかに、辛子マヨ、七味マヨ、ねぎ塩ガーリック、ねぎ醤油マヨなどのバリエーションがいろいろ。ねぎ醤油マヨを食べてみたけど、焼きたてアツアツ!カリフワ!の大玉たこ焼きに、しゃきしゃきのねぎがたっぷりトッピングされててとっても美味しかった。8個400円だったけど、1個がデカいので満足感大~!
到着の20~30分前くらいに電話で予約をしておくと、焼きたてをすぐいただけるそうだ。大峰・大台方面の帰りにぜひ。
★たこ沖 ・ 食堂もんき
0746-32-3252
10:00~20:00(たこ沖は11:00~21:00)
※「もんき」は日替わり「おかん定食」ほか、美味しそうなメニューが目白押し。地元の特産品などお土産も買える。
シェークスピア氷柱群
この週末は、姐さんズ+現役オンナノコのジョシチームでアイスクライミング。行先は大峰山系大普賢岳東面地獄谷右股の氷瀑(F7)。金晩23時集合で現地へ向かい、途中とあるヒミツの幕営適地でプチ宴会付き幕営。翌朝はきっちり寝坊し、大急ぎでワサビ谷へ。
2ピッチ弱のゲハゲハ登りで“シェークスピア氷柱群”に到着。す、すげー!!すんごい規模のアイスワールドが展開してる!まずは大峰アイスのヌシ、ミヤモ先生が先着していた「アウトサイダー」へ。
さすが氷のオーソリティ、さくさくバスバスとアイスツールを叩き込んでリードしていく・・・
途中、「ちょっと被り気味やなぁ・・初心者は苦労するで。がんばりや~」とひと言・・
そしてまたサクサクと・・・
トップロープをセットしていってくれた。 左端からは広島から来られたベテランクライマーO氏。
これまたサクサクとかっこいいムーブで登って、トップロープをセットしてくださる。ありがたい・・・
ってワケで、ジョシチームはトップロープトライで機嫌よく遊ぶことに。
彼らが登るのを見ていて、アイスクライミングってのは「男のスポーツ」って感じがすご~くしたけど、ジョシもしてみんとてするなり~。なんだかとっても楽しそうなり~。し・か~し、取り付いてみると見た目より傾斜が強く、氷も割としっかりしていてヘボが叩き込むへなちょこピックなんか容易に受け止めてはくれない。ほんの数回叩いたら腕がへろへろ・・・あっ言う間にテンション祭となる。
左が今回のツアーを提案してくださったSunnyKさん、右がにゃみにゃみ。2~3本登って、「ハムレット」へ移動。クランポン使用がまだ2回目でアイスは初めて、というなっちゃんは、さすがにフリーの高難度を登るクライマーだけあって、あっという間にコツをつかんでカッコよく登っている・・ やっぱフリークライミングがすべての基本なんだなー。
今回お世話になったアイスツールたち。
せっかくなので、いろいろと使わせてもらったけれど、断然使いやすかったのが右端の「シモン・アナコンダカップ」。軽く、ブレずにピックが食いついてくれる。「グリベル・タアクーン(左)」、ほかペツルの人気モデル「クオーク」「ノミック」なんかは、極にゃみ的細腕(←ウソ!)には重すぎて、どうにも使いこなせていない感じ。ハムレットをトップロープトライ中のにゃみにゃみ。。アイスツールはアナコンダ・カップ。
アウトサイダーより規模が大きいが、傾斜や氷質のせいか、多少慣れたのか、ツールのお陰か、楽しく登れた。
しかし、このトライでは出だしの斜度が強いパートでピックが外れてフォールし、斜めにロープが張られていたためブーンと振られて大ツララ群に激突。自分で落とした氷の塊を大量に浴びることになり、膝に打撲・・“恒例のDV?”どころではないコトに・・ハムレットの右隣「リア王」は発達が悪く、下までつながっていない。
間にはY谷氏による未公開開拓中のプロジェクトが・・・
岩質が脆いためナカナカ困難そうだが、超クールなどっかぶりのドライツーリング(上部でアイスのパートにリンク?)ルート。
(注)未完成・未公開のルートであり、危険なので関係者以外は絶対にトライしないでください!とのことです。右端の「マクベス」
数パーティが取り付いていたが、ちょっと脆くてコワそうな感じ・・
この日、朝は晴れていて午後から小雪がちらついていたが、風がなくてさほど冷え込みもなく、快適な一日を過ごすことができた。アプローチはワサビ谷の林道から登りで約2ピッチ弱だが、後半は傾斜が強い部分やトラバースにフィックスロープが設置してあったり、ちょっとした悪場が数箇所出てくる。ただ、行きに凍って怖かった部分が、帰りは降雪のため歩きやすくなっており、とてもラッキーだった。16時頃まで遊んで、17時過ぎに林道帰着。
帰りは169号線を少し南下し、上北山温泉へ。
まったりとしたお湯がとても心地よい、趣きのある温泉だ。夕方で外来入浴は終了するほかの温泉と違って21時まで入れるのもありがたい。ゆっくりと汗を流して、帰途についた。往復ともに運転してくれたなっちゃんに感謝。
TRをかけてくださった方々のお陰で安心して楽しく遊べたわけだけど“ジョシチーム”ツアーはなんだかトッテモ楽しかった!皆さまありがとうございました。またヨロシクね!
山わさび
久々にお目にかかった山の大先輩Sさんは、いつまでも若々しくて颯爽とした男前。極にゃみ的にはけっこうファンだったりなんかして・・w
四国にお住まいなのだが、以前に何年か過ごされた北海道から連れてきた「山わさび」をご自宅で栽培されているそうで、少しおすそ分けに与った。
アブラナ科の植物で北欧原産の移入種だそうだが、畑から脱走して北海道の山野で自生しているらしい。本ワサビに比べて栽培が容易なため、市販の練りワサビの中には山ワサビをベースに着色し、少々本ワサビを混ぜて「本わさび(入り)」と書いているものもあるそうだ。とりあえず生でかじってみたら、香気ゆたかでシャープな辛さがいい感じ~・・
とりあえずはすりおろして・・・
しょうゆを混ぜて・・ゴハンにのっけて食ってみた!ら、
か、から~い!Too sharp!!鼻に抜ける鮮烈な香気!
う、ウマ~イ!本わさびは割とシャープな中にも柔らかな甘さを併せ持つ感じだけど、これはひたすらシャープ!なにか工夫して、酒のアテに仕立ててみたい感じ。
これを本わさびのまがい物なんて言っては気の毒。全く別の美味だと思う。土に埋めておいたら芽が出たりしないかな~・・?
※後日記;
漬けておいたら根が出た! → ををっ!?
土に植えたら目が出た! → 山わさび、発芽
「影の耕地」と「影の工場」
日本の食糧自給率は、カロリーベースで約40%、穀物はわずか28%だ。足りない分は海外から輸入している。特にお隣の中国からは殺虫剤入りのギョウザに限らず恐ろしいほどたくさんの食品が入ってきている。
実のところ、輸入食品の問題は安全性だけではない。農地として土地を切りひらいたために元々ある生態系が破壊され、人工肥料による地力低下、耕作による表土流出、農薬による環境汚染・・・。
日本はいろんな国から大量の農産物を輸入しているが、輸入先の農地のことを「影の耕地」と呼ぶそうである。一見豊かな私たちの食生活が、見えないところで、知らないうちに、環境負荷をかけているのである。
今回発覚したのは差し詰め「影の工場」問題?
ある程度の監視や管理がなされているはずの国内でだってあれだけ“偽装問題”が頻発するんだから、ヨソの国の「影の工場」で何が起こってるかなんてサッパリわかんないだろう・・どっちにしても、工場で大量生産される食べ物ってなんだか気味が悪いと感じるのは私だけか?
濃ゆい飲み会・・
山の大先輩方の集いになぜだかいっちょかみ。とても懐かしい方もいらっしゃるので、今日のこの集いのことはスゴク楽しみにしてた。
何故こんな濃ゆい・・もとい、錚々たるメンバーの集いに混ぜていただけるのかはよくわかんないんだけど、楽しそうなところには“モレナク”出没する極にゃみ的体質なので、ナニゲに混入・・(笑)
メンバーのひとりが、「こっから下の世代はな、人種が違うのや」と言い切っておられたけれど、多分それはあながち間違ってない・・この人たちって、この人たちって、・・・本当に熱い。そして、凄い。
たかだか四十路の半ばを過ぎたぐらいで「トシだから」なんて言ってはイケナイ!そんなの関係ねえ!じゃなくて、何の言い訳にもなんねえ!!
ハイ、とってもよい刺激を受けました。にゃみにゃみ。、がんばりまっす!
最近のコメント