『食は土にあり―永田農法の原点 』
読んで驚愕!! ・・・「農業=環境破壊」!? えぇぇぇぇーっ?
漁労採集によって細々と暮らしていた我々の祖先が、あるとき食料とするために都合のいい植物や動物を育てることを思いついた。そして彼らは土地を切り開き、作物を植え付け、家畜化した動物を育てた。安定的に食料が生産されるようになると、余剰食糧によって人口が増加した。さらなる増産が必要となり、開墾が進み・・
農業の発生が、そもそもの環境破壊の始まりだったんだ・・
「農法指南書」かと思って手にした本なのだが、生態系に悪影響を及ぼす農薬や、過剰な肥料を駆使した“高収益農業”の行き着く先を示し、ハイブリッドや遺伝子組み換え作物の危険性など、農業に内在する問題点を鋭く指摘。「持続可能な農業」を進めていくための方策を提示する興味深い一冊。
本文より抜粋
「だからこそ、私は、自然に遠慮しながら、農業をしなければいけないと考えています。」
・・そうして作られる作物は、肥料たっぷり、ハイテクの限りを尽くして作られる“近代農法”の野菜、形は揃っていても味はイマイチ、つまりは生産者にとって都合がいいだけのものとは全く違って、とてつもなく美味であるらしい。
何にしろ農業、奥が深いぞー・・・。
『食は土にあり―永田農法の原点 』
NTT出版 刊
永田 照喜治 著
2003年6月 初版発行
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コメント
行ってきましたよ神戸たこ焼き「こなもん屋」!
とんぼ返りで御旅商店街の近くにある関西スーパーまで行ってきました。だしは「おすましのお雑煮」のような味がして、白菜とかまぼこやおもちを入れても十分おいしい味でした。店内はカウンターのみ(5席くらい)だけどお好み焼きや、やきそばもあって名残惜しいけど、帰路につきました。
神戸なので、オリバーソースかとおもったら、一升瓶のラベルにニッポンソースと書いてあったように見えた。西区押部谷にあるらしい。
投稿: Kず | 2008年6月25日 (水) 18:02
Kずさん、こんばんは。
美味しかったでしょー、こなもん屋。
私は神戸の子の割に、中央部の食文化にうとい。
あーゆースタイルは初めてだったけど、なかなか気に入りましたよー。
ちなみに「そばめし」も私の生活圏には存在しませんでした。あれも中央部の食文化かな。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2008年6月25日 (水) 20:34