梅雨時にもあちこちで咲いている可憐な野の花は北米原産・キク科の帰化植物。
ユーミンの歌に『ハルジョオン・ヒメジョオン』というのがあるけれど、厳密には「ハル」の方は「ハルジオン」。牧野富太郎さんの命名で、春に咲く紫苑という意味だ。一方こちらは「ヒメジョオン」なので、ややこしい。両者の見分け方は、ハルジオンは蕾がうなだれてるとか、茎が中空だとかいろいろ言われるけど、葉の付け根が茎を抱いていればハルジオンで、ヒメジョオンは「柳葉姫菊」の別名通り付け根からほっそりしているので、葉を見るのが一番わかりやすい。
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