群馬の美味な夜
帰阪前の夜・・群馬の山岳救助隊で長年活躍されてきた名物男・M田氏の御宅にお邪魔して、総勢11名のにぎやかな酒宴に。
自家菜園で無農薬栽培された茶豆の枝豆や、シャキシャキフレッシュな胡瓜、香りのいいトマトなどがゴージャスな食卓の名脇役に。
群馬弁の楽しい語り、山への熱い思い、そしてときおり混じる美声のカンツォーネや賛美歌や軍歌や民謡、はたまたいろんな物真似がまた絶妙に巧くて、爆笑の嵐・・・
締めは御主人手打ちの蕎麦。江戸っ子の奥様がそば好きで、近くに旨いそば屋がないという理由で奥様のためにそば打ちの研究を始めたというM田さん。エンジニアだけあって緻密なこだわりはタダ者ではなく、プロはだしのそばを打たれる。つゆも、築地市場で仕入れる利尻昆布や鰹節、ウルメ節などを独自のブレンドでとったダシ、もちろん返しも手製を寝かせた本格派。
この日のそば粉は栃木産&沼田産のガチンコ勝負!真剣な面持ちで茹で上げ、大量の氷でキリリと締めて・・・
そば打ちはやっぱ男の仕事かしらん後ろ姿がカッコイイ ビジュアルはかなりマッチョ系だけど、実はとても繊細な職人肌みたい。
茹で伸びしないように3人前くらいづつ茹で上げては出してくださる。わーっと箸が伸びて、あーっと言う間に空になり、を計8回。恐ろしい量を、食べに食べたり~!
その後も、山屋たちの白熱したおしゃべりは夜半を過ぎても延々と続くのであった。
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