野に咲く萩の仲間たち
公園や空き地などに咲いている萩の仲間。白っぽくてあまり目立たない「メドハギ」。茎がまっすぐで硬いことから、古来より「占筮法」の「筮(めどぎ)」として用いられてきたとか。50本の細い棒を使って占うもので、後に竹で作られるようになったので「筮竹(ぜいちく)」と呼ばれるようになった。マメ科ハギ属。
法面緑化に用いられているが、ほとんどが中国・朝鮮半島から輸入した種だそうで、在来種との交雑などが心配されている。北米原産の移入植物「アレチヌスビトハギ」。まさしく荒地にも生える逞しい植物。タネは“ひっつき虫”で衣服によく付着する。くびれて曲がったさやの感じが、盗人が忍び足で歩いた足跡に見える・・ことからのネーミングだとか。本家の「ヌスビトハギ」は実が2連なので、ちょうど足跡に見えたようである。こちらは連続してトトトトト・・・と歩いた感じ?マメ科ヌスビトハギ属。
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