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2008年9月 4日 (木) 14:03 | 固定リンク Tweet
場所を特定できるように書いていないので・・・ も~少し詳しく書きますと、場所は六甲山系西部の自然林の中です。
六甲山の植生は、いったんハゲ山となったものを明治の終わり頃から100年の歳月をかけて、人の力で再生した緑です。ですから、厳密に言えば「自然林」と呼ぶには疑問を感じる方もおられると思いますが、その場所なりの土壌や、地質や、気候などの自然条件に合った植生が再生しています。 そのような中に、そこに自然に生えていない植物を移入するのは明らかに生態系の撹乱なのです。
たとえ、元々そこに生えていて見られなくなった種であっても、他地域の個体を持ち込むことは遺伝子的に問題があるとされています。 例えば、絶滅寸前にある六甲ブナですが、だからと言って氷ノ山の株から育てた苗を六甲山に植えてはいけないのです。
それがどれほどの影響を及ぼすのかはもちろん専門家ではないのでわかりませんが、少なくとも「自然にそこにあるもの」が人為的影響によって生存が脅かされているのであれば保護すべきですが、 「そこにないもの」を持ってくるというのはひとつの自然破壊なのです。植えた当人は、「お花を植えていいことをした」「緑化活動のボランティアだ」って考えてると思うんですけど。
あ、あ、自然に生えた可能性もゼロではないんですよ。だとすればうれしいことだし、大切に守りたいですが・・
投稿: にゃみにゃみ。 | 2008年9月 4日 (木) 19:19
流石、私の先生だわ!場所と固体の関係ですね。
投稿: Kず | 2008年9月 4日 (木) 22:32
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場所を特定できるように書いていないので・・・
も~少し詳しく書きますと、場所は六甲山系西部の自然林の中です。
六甲山の植生は、いったんハゲ山となったものを明治の終わり頃から100年の歳月をかけて、人の力で再生した緑です。ですから、厳密に言えば「自然林」と呼ぶには疑問を感じる方もおられると思いますが、その場所なりの土壌や、地質や、気候などの自然条件に合った植生が再生しています。
そのような中に、そこに自然に生えていない植物を移入するのは明らかに生態系の撹乱なのです。
たとえ、元々そこに生えていて見られなくなった種であっても、他地域の個体を持ち込むことは遺伝子的に問題があるとされています。
例えば、絶滅寸前にある六甲ブナですが、だからと言って氷ノ山の株から育てた苗を六甲山に植えてはいけないのです。
それがどれほどの影響を及ぼすのかはもちろん専門家ではないのでわかりませんが、少なくとも「自然にそこにあるもの」が人為的影響によって生存が脅かされているのであれば保護すべきですが、
「そこにないもの」を持ってくるというのはひとつの自然破壊なのです。植えた当人は、「お花を植えていいことをした」「緑化活動のボランティアだ」って考えてると思うんですけど。
あ、あ、自然に生えた可能性もゼロではないんですよ。だとすればうれしいことだし、大切に守りたいですが・・
投稿: にゃみにゃみ。 | 2008年9月 4日 (木) 19:19
流石、私の先生だわ!場所と固体の関係ですね。
投稿: Kず | 2008年9月 4日 (木) 22:32