六甲山花便り ~神無月上旬
秋らしくて好きな花・・キク科のコウヤボウキが咲き始めた。高野山でほうきの代わりに使われたというのが名前の由来だが、この枝を束ねて手箒にし、玉で飾ったものが玉箒(たまばはき)と呼ばれ、正倉院宝物として遺されている。新春の初子の日に皇后様が蚕部屋をこれで掃いて蚕神を祭り、五穀豊穣を祈るという行事があったそうである。
この時期、キク科の花はとても多いが、なかなか見分けられないのがノギクの仲間・・シロヨメナ、白花ノコンギク、イナカギク・・・
いいか、ノギクで(^^ゞ「ヤクシソウ」かな?
シソ科の「ナギナタコウジュ」。
なぜか伸ばした花序の片側だけに花をつけ、群生している姿はまるで薙刀の大軍のように見える・・かな?イヌザンショウの実。
秋空に映えてきれい・・実と言えば・・
「クサギ」の実も個性的できれい。先日花をさかせていた「ツルニンジン」も実になりかけ・・
地面には、いろんなキノコたちがいっぱい!
そして何と言っても一番秋らしいのは・・
ススキ!
下界はまだまだ暑いけど、六甲山では秋の花々がきれいに咲いてます。連休はぜひ涼しい六甲山へ~
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