山盛りてんこ盛りだった錫杖ツアー
オヨヨ!熊出現っ!?
今回ご一緒させていただいたアオ木さんという人、「狩猟民系」であるようで、釣りもスゴ腕らしいが、山の幸を見つける目も素晴らしい。ガサガサっと藪の中に消えたと思ったら山葡萄を採ってきてくれた。私が思うに、優れたクライマーにはこのタイプが多い。My師匠をはじめ、うおっさんもカルパッチョさんも・・クライミングの能力と狩猟本能は比例してないか?“野生”の問題かな?
山ブドウは甘酸っぱくて味の濃い、野趣溢れる美味しさ。これで酒を造ったらウマいだろうな~・・などと思いつついただく。
晩餐用にキノコもよろしく~、と言ってみたが、連日の好天で地面はカサカサ、残念ながらキノコは影も形もなかった。
しかし、紅葉はなかなか見頃で、抜けるような青空に錦秋が映えてまさに目の覚めるような絶景。
そして・・諸般の事情でヘロヘロになって夜遅くにたどり着いたテントには、超具沢山な鍋&生米から炊き上げた美味しいご飯。
「ベンツにのったら一見そのスジの雰囲気なのに、じつは主婦(なつ語録)」な、アオ木シェフによるゴージャスで温かい晩御飯は、疲れきったカラダにもココロにも沁みたな~・・
塗りの盃?っぽい器でイタダいたスペシャルな芋焼酎がまた絶品で・・
前夜の寝不足も、ハードな13時間行動もどこへやら、心地よく酔いながら夜更けまで4人でハイテンションなおしゃべりタイムを楽しんだ。
(←熊出没注意ってーか、中にいるっぽいってーか!?)
それにしても、このヒトって大物だなーとつくづく感心したのは帰りのドライブ。私なんかに運転を任せて横でスヤスヤとオヤスミモード。長年ペーパードライバーな上、こんなイカつい車を運転するのは全く初めてなんですけど。どきどきハラハラ、手にアブラアセを握りながらも名神をガンガン爆走して、すんごいスリルだった。パワフルな加速感が久々に快感で楽しめたけど、4人無事に生きて帰れてつくづくヨカッタねー・・
けど、極にゃみ的にはステアリングを握ると性格が豹変する上、前に走るしか能がない(車庫入れができない!狭路はムリ!)こんなヒトに運転をさせるのはかなりヤバくないか?
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