零余子軽羹
まだ少し季節が早いような気もするんだけど、むかごを少しばかり採取したので・・ 『分とく山の甘味ごよみ』で紹介されていて気になっていたお菓子「むかごかるかん」を作ってみた。
材料は山芋&むかご、上新粉、砂糖が各100gに卵白が2個分。山芋とむかごは6:4。むかごは蒸してべつに取り置き、すりおろした山芋と粉・砂糖を混ぜる。上新粉はダマにもならず混ぜやすい。泡立て器を使うとラクラクだった。んで、卵白2個分をメレンゲにしたところに、混ぜた生地を合わせ、型に流しいれてむかごを散らし、30分弱ほど蒸しあげればできあがり。混ぜるだけ、蒸すだけなのでとてもカンタンだ。
蒸すとふんわりふくらんで、冷めるともっちりした感じに。四角い型で蒸して切り分けると上品なんだけど、マドレーヌ型を使ってみた。
軽羹というのは薩摩の伝統菓子で、栗を入れたり小豆を入れたりしたものはよく見かけるが、むかご入りというのは初めて。勝手に砂糖を減らしたのであんまり甘くなかったけど、素朴な味わいがなかなかGoodだった。
菊の露落ちて拾へば零余子かな 芭蕉
| 固定リンク
コメント