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『蚊遣り豚の謎』

メタミドホスなんて遠い過去の遺物としか思えない有機リン剤がPhotoナゼか話題になったりする奇怪なヨノナカであるが・・それはさておき、昔から人は害虫と戦ってきた。それも、かなり苦戦の連続であったらしい。効果的な防除法が確立されていなかった一昔前まで、夏場に安眠するのは至難の業であったようだ。
これは、中世から近代にかけての、日本人と害虫との戦いの歴史を綴った一冊。蚊取り線香はなぜ渦巻き型なのか。蚊取り線香を吊るす道具が、なぜ豚のカタチの焼き物なのか・・
しっかし、読む本はほかにいくらでもあるだろうに、なんでよりによってこんなものを手に取ってしまうのか・・哀しい過去の呪縛なんだろうか?


『蚊遣り豚の謎 近代日本殺虫史考』
町田 忍 著 新潮社 刊 2001年6月 発行

なんだか季節はずれな・・とお思いの向きもあろうと思うが、極にゃみ的には未だによろよろ飛んでくる蚊に布施行で血を与えている毎日である。

 「秋の蚊の よろよろと来て 人を刺す」   正岡子規

温暖化が進行すると、蚊も年中無休になるんだろうか?考えたくないんですけど。

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コメント

チカイエカはビルに住み、冬も吸血しますが、温暖化でこんなのが増えることでしょう。対策考えましょう。

投稿: 山頂 | 2008年10月29日 (水) 04:12

確かに地下街とかビルの地下なんかでは成虫で越冬してますね。

日本から古タイヤとセットで“輸出”しちゃってアメリカで生息域を拡大しているヒトスジシマカが問題になっていますが、温暖化によってデング熱などを媒介するネッタイシマカの日本移入も時間の問題って言われてますよね(空港周辺なんかではトラップを設置して生息調査をしてますが)。
「温暖化なんか問題ない」「むしろ食糧増産になっていいことだ」などということを言う学者もいますが、熱帯性の伝染病などが北上するってことを忘れてますよね。

投稿: にゃみにゃみ。 | 2008年10月29日 (水) 05:41

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