助役さん邸で癒しのゆうげ
どテンション祭りで泣きに泣いた不動の帰り・・「助役さんが、おでんをたくさん炊いたそうなので、晩御飯よばれます~。にゃみさんも一緒にいかが?」って誘ってくれたなっちゃんに便乗~・・助役さんの弟子にして、“山の娘”のなっちゃんはまぁいいとして、私はちょっと厚かましいかな???と思いつつ、でもとっても料理上手な助役さんの「おでん」を食べてみたくて・・ついついお邪魔モード。
絶妙の煮込み具合のおでんは、美味しいダシがじ~んわりとしみてて、とっても上品な薄味仕上げ。濃い味付けが苦手な極にゃみ的には、とっても美味しくて、おかわりしまくり。飲まないなっちゃんが食べてるカレーも横から奪いつつ、あったかコタツ&極上の酒で幸せなひと時・・
量り売りで購入されたという愛知の酒は、旨みもコクもしっかりあるタイプでとっても美味だった。最後は、とっても香り高いコーヒー&スイーツまで・・
コーヒーを淹れるのに“高温はダメ”という助役さん説によって淹れていただいコーヒーは、とっても香り高く、コクがあるのにキレのある味わい。酒飲みの私が何杯もお変わりしたくなる味だった。
シュークリームも、バニラビーンズがしっかり効いてて、ちょー美味だった・・
助役さん、いきなりお邪魔してすみませんでした~。
極上のひとときをありがとうございました~。
ホント、すべて美味しかったです。ご馳走様でした。
どテンション祭の不動岩。
早朝からやってきた不動岩。道場はとっても寒くて、 来週は絶対ウールのパッチを履いてこようと決意。朝イチのアップでフラットソールで菱形ハング。クランポンに履き替えてまたまた菱形~上部継続。
そしてニガテの松ノ木直上へ・・・
お天気は、復帰のお天気ねーさんのおかげか極上。朝は一面の霧だったが、陽が昇ってからはガスがさーっと晴れて、ピーカン晴れ。松ノ木の上が核心なんだけど、下部ですでに腕使い果たし系。核心ではもうありえないくらい消耗したけど、先週よりは少しましに登れた。「え?このツメで立てた?」と自分で驚きながらノーテンで登れた。いや、あの、Aゼロはしたんですけどっ
その後オシゴト関係で帰られるお天気ねーさんと入れ替わりでなっちゃん登場、スナカブリへご案内。が・・・
ねーさんが帰ったとたんにニワカ雨がざー・・お天気置いて帰ってほしかったクランポン登攀は初めて・・と言いつつ、なっちゃんはさくさく登って行く。私も珍しくノーテンで登れてめでたい・・と思ったのもトコノマ・・
そのあとのハーケンルートが最悪。今までテンションしたことのない下部のクラックでどテンション祭りとなる。渾身の力で登った数メートルを2回落ちて、完全に握力完売状態。
Aゼロしてもまともに登れないくらいの大消耗で、指が開いてもはや何もつかめません・・何が悪かったんだろう・・
苦手意識の強いルートだけど、過去最悪の登りだった。しかも、なんでこんな時に限ってギャラリーがいるんだ?
山登りのモチベーション
またまた『サバイバル!』から引用なんだけど・・
著者の服部文祥氏はこのように述べている。
* * * * *
いったい何が楽しくて山登りをやっているんですか? とよく聞かれる。これはかなり、困った質問だ。人間の行動原理の中心に「快楽」があると思っている人に登山の魅力を伝えるのは難しい。
サッカーや野球を本気でやっている人に「何が楽しくてやっているんですか」と聞く人はあまりいない。 ・・・中略・・・
さらに普通のスポーツには「相手に勝つ」という、これもまたほとんどの人が疑うことなく求めている絶対的な目標がある。 ・・・中略・・・
だが世の中には、そのようなわかりやすい損得勘定では、説明できない喜びというものも存在する。
その一つが登山だと、私は思っている。正直なところ、登山は野心である。娯楽や癒しではない。あそこ登ったらすごいんじゃないか、という幼稚な野望が出発点だ。そこには、ただ登ってみたいという無邪気なあこがれと、俺ってすごいかもしれないという邪気まみれの自己表現が混じり合っている。
* * * * *
これが、先日ちょこっと触れた「248p」の部分である。
「登山は野心である。娯楽や癒しではない。」というくだり・・たまに、ある種の山屋さんたち(例えば私の師のような・・)とハナシが噛み合わないなぁと思うことがあるのだが、その原因はたぶんこのようなことだ。
私にとって、登山は野心の対象では全くないし、おそらく、敢えて近い言葉で表現すると“娯楽や癒し”というのに近い。
登山という行為が自己主張なのかどうかはわからないが、少なくとも“俺ってすごいかもしれない”とは感じることができない。ま、へぼだからな。しゃーないか・・
“ファンクライマー”って言われたこともあるしな。
恐怖という感情
『サバイバル!』の中で、著者の服部文祥氏はこのように述べている。 * * * * *
怖いという感情は、否定されがちだ。現代社会で弱虫は人格の評価としてはマイナスである。だが、怖い、ということを正しく認められること、これは登山の重要な能力である。
・・・中略・・・
センサーは恐怖というシグナルでハザードの存在を教えてくれる。「君子危うきに近寄らず」。
ヘビを見たら毒ヘビと思って避けておけば、ヘビに噛まれて死ぬことはない。だがそれではいつまでたってもヘビの蒲焼きにはありつけない。いちばんうまいヘビはマムシである。安全を過剰に求めることは、未来の可能性も失うことにつながっている。
* * * * *
過剰な恐怖心の克服は私にとって、大事な課題のひとつであるとはわかっているのだけれど・・・私はとてつもない怖がりである。そのくせ、単独行はよくやる。しかも、ヒトの近寄らないようなところにしばしば足を踏み入れる。そんなとき、万一動けなくなるような怪我でもすれば、まず発見してはもらえないので、非常に慎重だ。
先日、誰もいそうにない急な斜面をくだっていて、怖いのでほとんど這うようにしか進めなかった。ところが、後ろにヒトの気配を感じたとたんに、ほいほいと足が進むようになった自分に驚いた。センサーってそういうふうに働くんだなー・・
私のビビリは、安全を過剰に求めているんじゃなくて、自分を信用してないだけのような気がするけど・・。ま、どっちにしても困ったもんではある。
↑のゴルジュはなかなかシブかった。とてもヒトには見せられないビビリ歩きだったけど・・。
『サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか』
前著『サバイバル登山家』を読んで、「うーん・・すごい兄ちゃんや」と思ったが、その“すごさ”の根底にある思想的な部分をきっちりと書いたのが本著ではないかと思う。
極にゃみ的にはけっこう、タマシイ揺さぶられちゃったかもしんない。ごちゃごちゃ書くより一部を抜粋してみる。
* * * * * * *
登山は判断の連続で成り立っている。なのに登山者の目に、判断の正誤が見える形であらわれるのは、致命的に誤っていたときだけだ。正しい判断にご褒美はなく、生存という現状維持が許される。小さな失敗は見えない労力や苦痛になって返ってくる。そして決定的な失敗をしたときに、登山者は死という代償を受けとることになる。
* * * * * * *
現在は境界線が見えにくい時代である。カラクリや基礎理論すらわからない道具やシステムが生活のなかに溢れていて、どこまでが自分の能力で、どこからが機械のおかげなのか、われわれはもはや思いめぐらしさえしない。・・・中略・・・
都市型生活というシステムのなかで、便利な道具を使いつづけ、世界と個人の境界線は曖昧になってしまった。われわれは生命体としての自分の能力に目を向けなくても生きていけるのである。・・・中略・・・
身体から道具をはずせば、おのずとその境界線は明確になっていく。便利な道具をつかわずに、登れないところを登れるようになるには、自分を鍛えて自分の能力を上げるしかない。フリークライミングの精神とは、登るということを突き詰めることで、もう一度、命の境界線をハッキリさせようということなのだ。
その延長で私は「サバイバル登山」に行き着いた。・・・略・・・
* * * * * * *
登山に遭難する確率がなければそれを登山とはいわない。死ぬ可能性がないものを命と呼ばないのと一緒である。生 + 死 = 命。
「遭難しに行って、遭難しないように帰ってくるのが登山です」
* * * * * * *
“思想”についての記述もとても深みがあっておもしろかったが、方法論についての部分も面白かった。山屋・釣り屋にとってはいろいろ刺激があると思う。
『サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか』
ちくま新書751
服部 文祥 著
2008年11月 初版発行
ひとつ・・身近な山屋さん、特にゲレンデ派ではなく開拓系のクライマーのモチ?価値観?って、私には全く理解できないものがあったのだが、本書を読んで少しだけわかったような気がした(賛同ではない)。価値観は人それぞれだから、ゼンゼン違うかもしんないけど・・ 248Pですがね。
フィールドワーク@東お多福山

そこで、兵庫県立人と自然の博物館の指導の下、昨年秋から「東お多福山草原復元化調査」というフィールドワークが実施されている。

←調査・指導;ひとはくの橋本佳延研究員

日本では、一昔前まで「里山」と呼ばれる、人が上手に利用していた“自然”が身近にあって、いろいろな野山の恵みをもたらしてくれていた。それは山菜などの食料だったり、燃料だったり、稲作のための肥料だったりするわけだが・・・

「自然保護とはなんぞや」ということを考えたとき、「自然のまま=遷移に任せる」というのも一つの答えだが、どんな場合にもそれが正解ではないのではないかと思う。

←草原性の植物「ツリガネニンジン」の種。早速戻って来てくれた個体?
※「山と渓谷」に加藤芳樹さんが連載されている「変わりゆく関西の山」最終回(2008年12月号)に詳しい内容が紹介されている。
※「東お多福山草原復元化調査」
ブナを植える会 日本山岳会関西支部 HAT-J近畿 六甲楽学会 芦屋森の会
早朝不動、そして駒形へ。
午前中は天気がもつという予報だったので、早朝より不動岩へ。駅から川沿いに歩いているときは、巻雲が一面に広がっていたのが、中央テラスへ上がる頃には高層雲に変化。それでも時々薄日の射すまずまずの天気。
まずフラットソールで登って、あとからクランポンで同じルートを、ということでスナカブリをはじめ3本登ったところで予報より早く10:20頃から雨。クランポンは未遂に終わる。ちょっと採集モードになりつつ、駒形へ移動。
極にゃみ的にはむずかしいフリーで力使い果たし系。クラックはジャミングができなくて、オールレイバックでさらに筋力売り尽くし。最後にエイドで完全消耗。今日はめでたくフルパワー使い果たしで終了。きっと明日はリッパな筋肉痛~
山頂センセ、今日も一日ありがとうございました~。
元祖古伝 経山寺「玉井醤」
13世紀の中頃、唐から帰国した禅僧の法燈国師が留学先の経山興聖万寿寺で造られていた食品を湯浅の人々に伝え、修行僧の食べ物として、また地元の人々の保存食として定着した。炒った大豆と大麦麹に塩を加え、瓜や茄子などを漬け込んだもので、寺の名にちなんで「経山寺味噌」と呼ばれるようになった。ちなみに、漬け込む過程で出る上澄み液がたいへん美味しく、これが醤油のルーツとなったといわれている。
経山寺味噌を商品化した元祖が“現存最古の味噌屋”である湯浅の「大阪屋三右衛門店」。今でも無添加で電気・ガスなども一切使用せず、江戸時代と全く同じ製法を守り通している。製造量がわずかなうえ、年に一度の仕込みなので、この季節にしか入手できない稀少なものだそうだ。
麹と大豆の旨みがしっかりと凝縮して、とってもコクのある味わい。かなり塩分濃度も高めなので、ちびちびと舐めながら酒のあてにすると、コレがもう最高・・
生駒チャレンジ登山のTシャツ
今年で2回目の開催になる大阪府山岳連盟主催「生駒チャレンジ登山大会」。春の「チャレンジ登山」に引き続き、またもや記念品のTシャツデザインを担当させていただいた。
んで、現物を送ってくださったんだけど・・これまで、元祖チャレンジ登山も含めて白地だったのだが、今回はベースがチャコールグレー。秋だし、ベースが濃いし・・と明るい目のオレンジにしたかったんだけどなー。ちょっと暗いなぁ。まぁ“シック”ってコトにしておこうか。
★春のチャレンジはこんなん! ココ!
★去年のんはこんなん! ココ!
大根干し
時折時雨れる妙な空模様だけど・・大根をたくさんいただいたので、干すことに。くださった方に教わった干し方は、4本ずつ束にして葉を縛り、竿に振分けにして架けるというスタイルなのだが、そんなたいした量でもないし、面倒だけど一本ずつ縛ってベランダの軒下に干した。何にしようかな~。沢庵漬ってできるかな?
先日までリュウキュウアサガオがジャングル状態に生い茂ってたのを処分しておいてよかった・・何本かは途中で割り干しに加工するべく、手の届くところに。
ついでに日野菜もいただいたので干す。こちらは4本束の昨日教わった干し方。
日野菜って、「赤い小大根」って思ってたんだけど、ホントはカブラの親戚らしい。独特の香りがあってとても好き。酢の物にしてもええんやで、って話だったので、早速やってみた。軽く塩して、甘酢をかけただけなんだけど、シャキシャキで香りもフレッシュで、とっても美味。
漬物も楽しみやわ~・・・ってーか、漬物桶を手配しないと!?大根干しのお手本。
こんなにあったらでっかい漬け樽がいるんだろうなぁ。
「東京島」
無人島に漂着した人々のサバイバル劇・・いかにもありがちなテーマなんだけど、そこは“生身の女性”をリアルに書くことで定評のある桐野夏生さん。ぐぐっと引きつけられて、一気に読了させられてしまった。
クルージング中に遭難した中年エリート夫婦。離島での苛酷なアルバイトに耐えかねて脱走したアウトロー系の若者グループ。何のトラブルか置き去りにされた中国人密航者。吹き溜まりのような島に漂着してしまった32人だが、その中に女性はたった一人だけ。その女性を巡って・・
その女が、若くもなければ魅惑的でもないという設定が最近の桐野さんらしい。平凡な妻だった彼女が、ためらいなく“女”を駆使して有利に立ち回るさまは、ひたすらしたたかで、そら恐ろしくすらある。
しかし、人間なんて結局は欲望やエゴや打算に動かされているものなんだろうな。裸でいるとマズいから服を身につけているように、むき出しの本能はちょっとマズいから、薄皮一枚で隠してたりはするけれど・・?(そういえば、登場人物の中に、だんだんおかしくなって裸で暮らすようになる人がいたのが象徴的・・。)
「OUT!」の雅子とか、「ファイアボールブルース」の火渡は女としてカッコよかった。が、この小太りの中年女は・・カッコ悪くて、おまけになんだか怖い。
少し前に映画化もされた話題作「魂萌え!」の主人公敏子は初老の域に入りつつある平凡な女で、そんな人物を主人公に仕立てて波風の中に投じる作家に「おおっ」と思ったが、この「東京島」は、また全く違う系列。
予想外の展開が二転三転した挙句、そういう結末に落とすかよー!?という感じ。ストーリーとしてはとても面白い。が、ひとりとして魅惑的な人物が登場しない小説って・・
娯楽系の小説や映画って、現実にはいなさそーなカッコいい男や女を見たい、って部分があると思う。「OUT!」や「ファイアボールブルース」は主人公がカッコいいから読み返すかもしんないけど、「魂萌え!」とかこの作品は再読はしないだろうな。でも、とても面白い作品だった。桐野センセLove!
『東京島』
桐野夏生 著
新潮社 刊
2008年5月 初版発行
冷え込む夜は・・
コレ!シンプルな湯豆腐が、スキ
ダイエットってキライだからしないけど、ちょびっとビルドアップをしようと思ったら、思っただけで食欲が落ちた。
筋肉をつけようと企むと、極にゃみ的にはナゼかお腹が空かなくなる。筋破壊した直後に無理やりたんぱく質を補給しちゃうからかもしんないけど・・
今日なんかは筋組織を破壊するほどの高負荷ではなく、むしろLSD系だったのに、途中で補給欲が全く起きなかった。水分すら・・って段階ですでに何かおかしいよな。風邪が治ってないのにナニしてんだか。
でも、しつこい系の風邪のとき、がーんと汗をかくとアッサリ治ることがあるのは、経験的に知っている。ま、中高年的には若い頃の経験で判断しちゃダメなんだけど。
でも3日で治らない風邪って、しつこい系だよねぇ。私の場合はアレルギーも関与してそうだから複雑なんだけど。
紅燃える
カッコいいなぁ・・・
16年ぶりに現役復帰してビッグタイトルを手にしたテニスのクルム伊達公子選手・・。かつて、極限を極める競技スポーツの世界では18~20歳前後がパフォーマンスの頂点と言われていた時代があったように思うが、最近あちこちで“ベテラン”の活躍が目立つ。種目にもよるだろうが、フィジカルだけじゃなくてメンタルやスキルが重要だってコトなんだろう。伊達選手は38歳、クライミングの世界では、ユージさんは39歳だ。
たまたま日曜日のお喋りの中で伊達選手の話題が出て、ナニゲに関心を持ってたら、昨日の神戸新聞にも記事があった。ついでにいくつか過去のインタビューも読んでみたけど、このヒトってスゴイなー。カッコイイなー。
若手の選手が簡便なコンビニ食などで食事を済ませている傾向に対し
「試合の前後に必要なものは何なのか?食事がどれだけパフォーマンスに影響するのか自己管理力を養う必要があることを感じます」と述べている。世界のトップ選手は、勝つことに対する執念が並外れており、生活全般、当然食事も全て勝つため、みたいなところがあるのだそうだ。
また、“運”というものをどうとらえているかというインタビューで
「伸びるときっていうのは、自分の調子もいい、体調もいい、試合の組み合わせもいいというように、すべてがうまく流れてくるように感じますね。そして、そういう運が流れてくるのは、自分の極限を超えたときじゃないかなと思うんです」と答えている。神経を極限まで研ぎ澄ましていれば、一瞬で流れ去る“運”をつかむことができるのだと言う。
フィットネスと自己管理は大前提であり、その上に高いモチベーションがある。
クライミングもきっと同じなんだろうな。極限まで自分を追い込むほどの強さが自分にあるとは思えないけれど、今のままでは中途半端でダメなんだってコトはよくわかる。
ココロが弱いのなら、せめてフィットネス。カラダが強くなれば、ココロも少しくらい強くなれるかもしんない。オツムがヨワいのは治んなくても。
・・ってーか、とりあえず風邪治そ~か・・
風邪対策ドリンク
いま、極にゃみ的にはくしゃみ・鼻水・咳・・風邪の諸症状満載状態。熱はないけど節々が痛くてアタマもぼーっとしてるかも。え?常からぼーっとしてるって??
にゃみ家では現在中高年3人が風邪引きさん。なんたって睡眠がイチバン、ってコトで症状が出始めた日曜日はおもくそ早寝したらば、翌日唯一元気な若者“たま”が
「昨日なんか、9時には私以外全員寝とったで!どんな家や!」って言うから、
「それはびっくりやな。まるでみんな年寄りやなー」って言ったら
「あんたもや~」と言われてしまった。
ええ、どうせ立派な中高年ですけど、何か?
風邪にはビタミンC!ってコトで、ゆずをたっぷり絞って、はちみつ入りのホットドリンクを作った。甘酸っぱくておいし~
『森と田んぼの危機』
農学博士として稲・稲作などに関する研究を続けてこられた著者による、 生態系の危機に関する指摘と、危機を脱するための模索を綴った一冊。古代から、人々は森を伐り拓いて都市化してきたが、オーバーユースで周辺の森が滅ぶと、都市もまた滅ぶという歴史を繰り返してきた。そんな中“再生可能な利用”を続けてきた日本の伝統的な稲作文化。
・・さまざまな問題点が指摘される中で「多様性」がひとつのキーワードとして挙げられている。
現在、日本の米生産の現場では、コシヒカリをはじめとするほぼ単一の品種だけが作付けされている。植林された森もまた、スギやヒノキなどの単一樹種で構成されている。生態系にとって多様性というのは不可欠の要素であり、多様性を排除してきた手法そのものがそもそも間違っているのではないか?というのが基本的な論点。
いくつかの部分を抜粋。
「農業生産は、日本でもアジアの他の地域でも生態系というシステムに貯えられた貯金を食いつぶしながら、そして生態系につけをまわしながら伸びてきた。しかし、生態系にはもはや、今までのように、人間のつけを吸収する許容力は残されていない。・・(中略)・・私たちはこれから、生態系の安定を回復することと人類のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を確保するという、二律背反的な命題に立ち向かわなければならない。」
「学校ぐるみで予防接種を受け、うがい、手洗いを励行させ、衛生教育を押し進め、さらに下水道を整備してトイレを水洗にし、家庭の水周りをきれいにし、と、私たちの生活はどんどん清潔になった。
もちろんそれ自体はよいことで私もそれを享受している。・・(中略)・・だが一方で、私たち自身が、体内に微生物を住まわせ、種々の生物との共存の中でしか生きられない生物そのものなのだという教育はほとんど行われてこなかった。そのために、私たちは必要以上にきたないものを排除し、その結果、無意識のうちに身の回りの環境から多様な生き物が共存する条件を失ってきたように思われる。抗菌グッズという冗談のようなものが飛ぶように売れるという社会の病理は、実は、私たち自身の生物としての命を危険に追いやるという皮肉な結果を招いているのである。」
約10年も前に書かれたものであるが、とても興味深い一冊だった。
朝日選書『森と田んぼの危機(クライシス)―植物遺伝学の視点から』
佐藤 洋一郎 著
朝日新聞社 刊 1999年11月初版発行
“からいね”発芽
以前に福井で見つけてとっても美味しかった辛味大根・・タネが売られてないかなーと思ってずっとあちこち探してたんだけど、見つけられなかった。んで、先日福井に行ったときにくまさんに聞いてみたら、「からいね」っていう品種のタネを見つけてきてくれた。
それをプランターに蒔いておいたら・・ついに発芽した。ふっくらとした双葉が元気に顔を出してる。「からいね赤」という赤紫の品種も同時に蒔いたんだけど、こちらは少しオクテみたい。でも芽が赤くてかわいい!
こんな感じのミニサイズの大根になる予定なんだけど・・、実は蒔き時が9月で、順調に生育すると約90日で収穫できるらしい。ってことはホントはそろそろ収穫期?
畑の先生K田 さんに聞いたら「それだけ時期がずれてたらアカンのと違うか」とのこと。しかもこの品種は春蒔きには適していないらしい。ってことは本格栽培は来年の夏・・気の長い話やなー。
とりあえず発芽したこの子たちを大切に育てよーっと。
雨の六甲山

表六甲ドライブウェイは雨模様でも紅葉がきれい。いつも油こぶしを歩いて登るので、バスはとっても新鮮


駐在当番は、YさんKさんと私の三人だが、気心の知れた女性トリオだったので、お客さんがいなくても身内で会話に花が咲き、和やかで穏やかな一日を過ごした。

←スズメウリの実を発見!8月の末、保塁岩に行った帰りに花を見たっけ。あの小さくて可憐な花が、こんな愛らしい実になるなんて!

あっちこっちにぼこぼこ顔を出してて、シュールだけどなんだか愛嬌があってかわいらしい。

16:20ケーブル山上駅発、17:10ケーブル下。夏の明るい時期ならもっと飛ばして下るのだが、日没直前だし、単独だし、多分本日最終通過者なので慎重に下った。

今日も朝練。

寝不足続きのSunnyねーさんがお疲れモードなのはわかるけど、べつに疲れてない私が落ちるのはナゼだ。

Sunnyねーさんは「今日はリードはええわ」って言ってた割にはガンガンリードにもチャレンジ、あのモチの高さはホントすごい。
極にゃみ的には、先週はクライミングシューズでぬめったスタンスに立てなくて落ち込みまくりだったけど、今週は落ちるとは思ってないところでまで落ちまくり。なんですかっ、足が滑る月間なんですかっ?

雑用につかまっていたため、極にゃみ的には14:30でロープを巻いて帰ったが、そのままなっちゃんチームに合流してフリーもやってくというSunnyねーさんに脱帽。
11月の勉強会
テーマは「山岳遭難救助に必要な確保理論―その先端部分1―」。安易に要約などすべきではない内容なんだけど、覚書的にバクバクっと。
・欧米でもそうだが、日本の商業雑誌に掲載される内容には誤りが多いので、鵜呑みにせず批判的態度で読む必要がある。
・クライミングはリスクを容認した者同士で行われるものだが、救助はその限りではない。義務としての救助作業は二次的事故の危険を最大限に排除した上で行われなければならない。セルフレスキューであっても同様であるべき。
・バックアップには“二重性”と“フェイルセーフ”という2つの要素がある。
二重性とは、引き上げや引き下ろし・懸垂下降などに使用するシステム(アンカー・ロープなど全て)において、1つが落石等で破壊されてももう一つで持ちこたえるようにダブルでセットアップすること。引き上げラインを2本にするなど。
フェイルセーフは操作者のミスがあっても致命的事態ににならないためのセッティングを施しておくこと。ブレーキングデバイスにオートブロックでバックアップをとるなど。
個々の具体的なメソッドについてはまた個別に・・(要約できないんで)。
安ければ、それでいいのか!?
“農民作家”として知られ、現代日本の食と農の問題点を鋭く指摘し続けている山下惣一さんを編者に、4人のジャーナリストが破格値のハンバーガーや牛丼などが提供される仕組み、そしてそれらが孕んでいる問題点を解き明かす。価格破壊のからくり、そしてグローバリゼーションと自由貿易という一見真っ当な経済の動きが、日本の食糧事情を追い詰めている実態をわかりやすく説明している。
農業は「自然」が相手であり、工業製品と同列に扱うべきではない。環境保全機能、そして何より自国民を守るという観点から農政を考えるべきであること。安いものには安いだけの理由があり、それをわかった上でそれでも選択するのかを消費者は考えるべきではないのか。
文中で引用されている一言に
「便利なものには代償がある」という下りがあるが、言い換えれば
「安価なものには代償がある」でもある。
長い年月をかけてブラッシュアップされてきた風土に固有の食文化は合理的で健康的で自然だ。それに対して農を大きく海外に依存し、工業に特化している日本の現状はあまりに不自然だ。安さのために安易に購入しているモノが、実は海外の環境にダメージを与え、農業を脅かし、ひいては自国の農業をも衰退に追いやっているという現実を知るための解りやすい道案内となる一冊。
『安ければ、それでいいのか!?』
山下惣一 編・著
コモンズ 刊 2001年11月初版発行
健康診断

視力聴力血圧、心電図に腹囲(メタボチェックだなっ!?)、ついでに胃と胸部のX線。
バリウム飲むのは中学生以来だけど、量が少なくてびっくり。昔はジョッキサイズを飲み干せって言われて死ぬかと思ったけど、今は大きめのコップ1杯くらい?も少し甘さ控えめにしてもらえるとありがたいんだけど・・ってーか、そもそも甘くする必要があるのか?味がなきゃダメなんだったらせめて冷製ポタージュ味とかにできないもんだろうか・・
んで驚いたのが撮影台(?)。少量のバリウムをまんべんなく胃壁に塗布?するためだと思うんだけど、ぐいんぐいんとあらゆる方向に回転して、なんだか遊園地のアトラクションに乗ってるみたいで楽しかった。あとは「白う○こ」待ちだな。
絶食の朝
今日は超久々の健康診断・・だもんで今朝は絶食。するってーと、昨夜は間違って何かを食べてしまう夢ばかりみてうなされた。朝ゴハン食べちゃダメってだけで極にゃみ的にはそんなにプレッシャーなのか?
しかし、イマドキの検診は進化している。昔は“検便”って、マッチ箱だった記憶があるけど、今は便器の中に敷いて採取し、そのまま流せる便利なシートがあって、保存液入りのカプセルに収納する樹脂スティックでごく少量をかきとるっていうスタイル。ま、トイレにこもって自分のウンコを棒でなでてる図ってなんだか笑えるけど・・
それにしてもここしばらく、珍しく胃の調子が悪くて、すきっ腹にバリウムなんか飲んだら胃炎になりそうでユーウツだ
帰り花
ピンク色に染まった木があったので、なんだろうと近づいてみたら・・
コバノミツバツツジだった。早春を彩る花だが、ツツジの仲間はよく妙な季節に咲いているのをみかける。こういう花を「帰り花」「忘れ花」と呼ぶそうだ。葉が枯れかけながらも満開の風情なのだが、この株は来春いったいどうするつもりなんだろう?大きなお世話だけど。
うかうかと 咲き出でしこの 帰り花 (高浜虚子)
帰り花 旧き良き代を さながらに (富安風生)
凩(こがらし)に 匂ひやつけし 帰り花 (松尾芭蕉)←これはまっとうな季節感のサルトリイバラ。
そう言えば先日、むかご採りの師匠がこいつにとっ捕まってひとり「俺は猿じゃない!」って叫んでおられたのがみょーにお茶目で印象的であった。
こんなにたくさん!
昨夜の勉強会のとき、またまた持ってきてもらったステーショナリー。少し前に、使わない文房具や化粧品などをください!という呼びかけをさせてもらったのだが、
★ココ!
先月いろいろ持ってきてくださったみずさん、みかんさん、なっちゃん分にさらにまたまたなっちゃんと、なっちゃんのマイミクさんのまこっちゃんさんからも!!みなさんご協力ありがとうございます。これらのモノたちが、誰かの役に立ちますように!
青洲の里『健康おもてなしバイキング』
医聖・華岡青洲を顕彰するミュージアム「青洲の里」併設のレストランで実施している名物バイキング。地元産のオーガニック野菜、旬の新鮮な食材にこだわり、素材の持ち味を引き出したヘルシーな料理の数々を賞味できる。常時30種くらい用意されているため、ほんの一口ずつでも食べきれないほどの量になる。
野菜がメインで、どれも薄味、さっぱりした味わいがうれしい。薬膳カレーなんてのもあって、何を食べようか悩んでしまう。おまけにデザート類も充実していて、洋風和風、フルーツまでいろいろ・・ついつい食べ過ぎてしまうけど、これじゃぁしょうがないよねぇ。
天高くにゃみ肥ゆる秋・・である。
★青洲の里 レストラン華
和歌山県紀の川市西野山473
0736-75-6008
11:00~16:00(受付~15:00)
火曜定休(祝日の場合は翌水曜休み)
おやすみモード
金曜日の夕方頃から異常な眠気に襲われてた。大事なご用でお出かけしたのに、行きも帰りも立ったまま眠りそうになるほど眠くて、翌日も異常に眠かった。半日のトレーニングを終えて、午後は歩くつもりだったのに、雨だったからとりあえず帰宅して、シャワーだけ浴びてそのまま眠りこけてしまった。
今朝もなんとなく起きれなくて、せめて歩きに行こうと思ってたのにどうも出かける気持ちになれなくて、ついにレストを決め込んだ。
たまーに異常に眠くなることがあるんだけど、多分それはカラダが休養を要求しているからで、そのタイミングで睡眠をとってやれば体調を崩さずにすむみたい。いつだってこんな感じで“病気未満”で踏みとどまってしまう健康な私。
おかげで、今週末担当することになってるクラスで使う1コマ分のパワーポイントの手直しがバッチリできたし、ちょうどよかったかも。まだまだすんごく眠いんだけど。
越前大野「上庄の里芋」
奥越の山里・上庄は、霊峰白山や荒島岳に囲まれた標高300mの盆地にあり、清冽な水と豊穣な地味、そして昼夜の気温差が大きいなどの条件に恵まれて、“日本一美味しい里芋”の産地として知られている。極上のでんぷん質をたっぷり含んだもちもちとした食感が独特で、火の通りがいいのに煮崩れしにくいという絶品の里芋なのだ。
福井土産のこの里芋、どうやって食べようかなーとさんざん思案した末に、味噌と半摺りにした炒り胡麻をたっぷり使って甘辛く味付けした「胡麻味噌煮」にしてみた。
ほっこりした里芋の味わいに胡麻と味噌の風味がマッチして、とっても美味。素材がいいとどう調理しても美味しいんだよな。秋の夜長の酒の供にぴったり・・
土曜朝練

まずはエイドなんだけど・・ほぼ一年ぶり?
中央のハングルートをTRトライで登らせてもらうが、チビのくせに最上段に立てないヘボという二重苦?のため苦戦。“フィフィで突っ張って伸び上がるの術”を練習するが・・師匠と身長差は何センチ?リードの師匠が届いたピンにどうしても届かず敗退。なんてコンパクトで低性能なワタシ・・

クラックもやってみるか?ってコトでこれまたTRトライさせていただくが、出だしの垂壁が登れない・・ヘボ爆裂でホントにスミマセン

エイドもクラックももっともっと練習が必要・・と思いつつ、お昼で終了。
今日もありがとうございました。
竹田のあげご飯
福井土産の「竹田のあげ」で炊き込みご飯を炊いた。福井と石川の県境にほど近い、竹田の里にある「たにぐちや」のあげは極にゃみ的大好物で、福井に行ったら絶対に買って帰る定番食材。
今回のはくまさんが帰りに持たせてくれた「にゃみ好きラインナップ」のデカいお土産袋の中に入ってたもの。
デカいあげをざくざく切って、出汁とみりんと醤油で炊き上げるだけのカンタンメニューだ。ホカホカ炊き立ては揚げの風味がふんわり立ち上って、ちょっと焦げた醤油が香ばしくって、もー絶品。
超カンタンなのでランチにもぴったりなんだな。サイドメニューは「とれたて野菜のお葉漬け」。福井の地野菜を塩と昆布だけで浅漬けにしたもので、「ファームビレッジさんさん」の手作り品。フレッシュでナチュラルな味わいがGoodだった。ごちそうさま~。
ついにオープン、そして試登!

にゃみにゃみ。はボルトの選定くらいしかお手伝いできないので、開店準備を平行してすすめていく。

15時、なんとか開店。


むさびーコーチと樹人さんの課題、期待してまーす。近々指皮鍛えてまた登りに行きま~す。
★ROCKSCAPE bouldering gym
福井市西開発4-701
0776-53-8238

壁リニューアル2日目

まるで水産加工場のような雰囲気を醸し出しているが、イワちゃん店長以下すごいチームワークでシステマチックに作業が進行。ときおり雨が降る妙な天気ではあったが、かなりはかどった。仁王立ちで洗っているのは助っ人のザーリー。いい味出してます。

作業は、まずハリボテの位置決め&設置から・・


サイン関係・・
デザインやってた頃の技術を駆使してテンプレートを作成。カッターワークには少々自信がある。


今日も朝8時から12時間労働・・みんなよく働きました。
ホールド替え前夜

助っ人隊のにゃみにゃみ。は、19:27大阪駅発のサンダーバードで福井へ。22時の閉店直前にジムに到着、さっそく作業に参加です。
ガムテはがしは指皮が消耗・・
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