ふわりとほのかな香りを感じて見上げたら、柊が咲いていた。
モクセイ科モクセイ属のヒイラギは、とげのある硬い葉っぱが特徴だが、木が大きくなると、次第にとげがなくなるそうだ。この木も、樹高3m近くの大きな株なので、全縁の葉と少しだけとげのある葉が混じっている。
老成して丸くなるのは人間と同じか・・ってハナシではなくて、木が幼い間は、葉を食べられないようにトゲで武装するそうだ。
大きくなると食害に遭わなくなるので、トゲは必要なくなるとか。植物の生存戦略もなかなか奥が深いなぁ。
←若い木はこの通り、葉っぱがトゲトゲ!
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