小さな春
今日は七十二候の一つ「魚氷にあがる」。かなり花粉の飛散量が増えてきた感じで、目の奥からも春を感じ始めた昨日・・タネツケバナを見つけた。
かつては、この花の咲く頃に稲の種まき(モミを水につける)をしたと言われているが、けっこう寒い頃から咲きはじめるような気がする。アブラナ科。大好きな早春の味覚、蕗の薹。
優しい色合いに春を感じる・・
地下茎でどんどん増えるけど、日当たりが好きなので荒地や土手などに生える。キク科。冬中ずーっと咲き続けてたような気もするんだけど・・シソ科のホトケノザも茎がぐぐっと立ち上がってきた感じがする。
個性的な唇型の花を咲かせるが、開かないままの閉鎖花と半々くらいの咲き方だった。ハコベもひっそりと開花。
どこにでも生えるおなじみの花だが、小さいのでじっくり眺めることもあまりない。ナデシコ科で、一見10枚に見えるはなびらは、実は深く2裂したものが5枚なのである。梅も咲いてた・・すっかり春ですね。
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