早春の花々
寒の戻りで冷え込んだ昨日・・春を告げる可愛らしい黄色の花「サンシュユ」に出会った。ミズキ科の落葉樹で、「春黄金花(ハルコガネバナ)」の別名がある。くっきりと印象的な色合いの花のイメージからのネーミングだが、秋には赤くて美しい実をつけるので「秋珊瑚(アキサンゴ)」という別名もある。実を漬け込んで滋養・強壮の薬効がある山茱萸酒を作ることもできるのだとか。
冬中ずっと花を咲かせ続けていたようだが、シソ科の「ホトケノザ」も、茎が立ち上がってきて、ますます勢いづいてきた。可憐な花だが、畑でははびこって手に負えない雑草だ。
ゴマノハグサ科の「オオイヌノフグリ」もたくさん咲き始めている。気の毒なネーミングの花だが、とても可憐な春の野の花の代表種。極にゃみ的にはこのやさしげなブルーが大好き。
どんな花も出会うとうれしくて、咲いているといとおしくなるものだけれど、このコはちょっともの悲しい。
なぜなら・・あの美味なる「桜島大根」の花だから。トウ立ちして開花しているということは、大根はもう食べごろを過ぎてしまっているということ。残念・・だけどキレイ。
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