洞窟探検モードで肥後橋ランチ
運よくランチタイムをゲットしたものの、ランチ難民になりそうだった先日・・肥後橋・朝日新聞ビルの地下。すみっこの壁に穴(?)が開いているのを見つけた。どうやら壁の向こうに、何かの空間があるらしい。カウンターだけのお店?
中は暗いし、なんだか洞窟のようなミステリアスな雰囲気が漂ってる。探検モードで覗いてみたら・・ランチメニューは、赤スパ白スパカレースパ・・・
どうも、こーゆーアヤしいものにヨワい私である。
えいっと思い切って入ってみた。
よくわからないまま「白スパ」をセレクト。うーん、シンプル。玉葱とピーマンと色紙に切ったハムを茹で置きスパゲティと炒めて、粉チーズがたっぷり。めっちゃ胡椒が利いていてスパイシー。
推定3分以内に出てきたので、時間のない時にはいいかも。超B級系だけど、極にゃみ的には好きな味。自分で作れる系だけどね。
となりのオジさんは「超大盛」って頼んでたけど、確かに並ではちょっと寂しかった。
★coffee・shot bar つじ
大阪市北区中之島3-2-4 B2
06-6231-4891
さー、今日も助っ人出動だ。明日のためにも今日もガンバっていこ~!!
“踊り子”に会いに六甲山へ
天気のいい休日となった今日の午後・・いろんなファイルを中途半端に開いたまんま、少しは山を歩きに行こう、と決意して六甲山へおでかけ。ずっと憧れていた可憐な“踊り子”さんに会いに行ってきた。
シソ科の「オドリコソウ」。花笠をかぶって輪になって踊っている娘さんをイメージしたネーミングだと思うんだけど、なぜかこれまで一度も会ったことがなかった。それが、たくさん咲いてるよ!との観察会仲間からの情報で、行きたいと思いつつずーっと保留してた。で、いろいろ未遂の案件をかかえつつ、せっかく天気もいいしってことで午後にプチ脱走して会いに行ったわけ。踊り子さん、まだたくさん咲いていてくれてびっくり。
つぼみもとってもかわいい。(以上2点、クリックで拡大します)この近くで、六甲山本体(?)では初めてお目にかかる「ホタルカズラ」。ムラサキ科ムラサキ属の植物だが、極にゃみ的にはなかなかお目にかかれなかった花。
今日はひとりで心静かに歩いているせいか、いろんなものに出会えるなー。ヒメハギ科ヒメハギ属の「ヒメハギ」。
べつに珍しいものではないけど、小さくて目立たないので、出会えたらとてもうれしい花のひとつ。これも出会えてうれしかった「チゴユリ」。ユリ科の可憐な花だ。六甲山にはたくさん生えているけど、ちょっと高山植物的な面影がある。
プチ脱走で少しリフレッシュ。やっぱ山はいいなぁ。 ・・・ってばかり思えないモノにも出会っちゃったんだけど。それについてはまた後ほど。
燃え尽き系カンヅメDay
朝からハケン状態でとっつかまり系。今週はもう、すべてを投げ打つ覚悟でいたのでまぁいいんだけど。
昼とも夕方ともつかない時間に5分で立ち食いうどんをすすって歯も磨かずにトイレも特急、20分以内に席に戻った以外は11時間ぶっ通しでデータ処理をやってた今日・・さすがにへろへろ。
少しはやせてるかと思ったけど、帰ってきたら足首にくつしたが食い込んでた。増量してるかもな。まぁいいや。
さすがに帰宅後に別件の片付けなきゃいけないファイルを開ける気にはならず、缶ビールを開けちゃった
うちの優花さんがもうすぐ咲きそう。例年、GWは遠出しているので初花に出会えないんだけど、今年は見れるかも。うれしいのかどーかよくわからんが。
第46回マントルピースを囲む会
金曜日の夜は、終わりの見えない案件に背を向けて一路六甲山へ。マントルピースの火を囲んで、なごやかな夜を楽しむことにした。
隔月で行われている六甲山YMCAの定例行事で、もう7年ほども続いている。
今回は、ソニー生命のファイナンシャルプランナー・正野忠之さんがゲストスピーカー。ちょっと異色な感じがしたけど、保険というものの意味などについてのお話はとても役立つ内容だった。今回は、7年半の長きに渡って采配をふるってこられた桃太郎所長が転勤になったため、送別の意味も込めていつもより食材費を張り込んだとかで、なんだかゴージャスなお料理の数々だった。肉に蟹に初鰹・・
ドルチェはいつもながら彩り美しく、ミニサイズにカットしてくれているので全種類を味わえた。
次回の開催は6月26日(金) 19:00~
★六甲山YMCA ・・・ココ!
★第37回 ・・ココ!
★第34回 ・・ココ!
おかき巻き
阪神間の住民にとっては、あまりにフツーのおやつなんだけど・・よーく考えるとなんだかヘンかも。しょうゆ味のおかきを、甘い薄焼き煎餅で巻いて焼き上げてある。外は甘いのに中はしょっぱい、ガワはサクサクなのに中身はバリバリ。なぜおかきをせんべいで巻かねばならん?と考えてみてもよくわからんけど、みょーに美味しいのである。ダロワイヨが「いただくもの」だとしたら、これは毎日のおやつ、あるいは「差し上げる」ものかな。珍しがられるんで。
★觀光堂
西宮市甲子園七番町10-12
0120-452356
9:00~19:00 盆・正月以外無休
ちょっとコワいランチは新地。
いつもなら、ほぼ昼休みなんてとってなさそな担当サン。が、今日は「納品されるべきデータ」がゼンゼン来そうもないことが判明して、ヤケクソモードになったのか「お昼、行きませんか」ってお誘い。「ご馳走しますよ」
・・このひと言はかなり、コワいんだけど。
連れてってもらったのは、元横綱若乃花さんの「Chanko Dining 若」北新地店。
どうみてもちゃんこ鍋屋というよりは高級ラウンジみたいな雰囲気だったけど、ランチはリーズナブルで美味しかった。日替わり「自家製さつま揚げ」がとてもヘルシー美味なり。
あ、極にゃみ的にはリーズナブルじゃないんだけどねぇ、この850エンは・・。まぁいいか。
★Chanko Dining 若
大阪市北区堂島1-4-2 ビールディング北新地 3F
06-6456-4527
月~金 17:00~ 5:00(L.O. 4:00)
土・日・祝 16:00~24:00(L.O. 23:00)
どっちもどっち・・
2代続いて現職市長が逮捕されるという恥ずかしい事態になった宝塚市。日曜日が市長選で、翌朝の神戸新聞は一面トップがその結果。それを見たジーサンが言った。
「宝塚の市長はおばはんがなったんか。」
それを聞いたおばはんはムっとして
「汚職するおっさんよりはええやろ。」
それを聞いたワカモノがぽつりと言った。
「せんとは限らん。」
若い女以外は「おばはん」とくくる男もイヤだが、女性政治家=クリーンっていう発想も、我ながらステロタイプだな。はぁ~・・。
でも、ステロタイプな発想でも「クリーン」さを期待している市民は多いと思う。中川サン、がんばってくださいよ!
ところで、くだんのワカモノは、小学生の頃、テレビで「汚職事件が・・」ってのを聞いて
「何食べさせてもらったん?」と聞いた。
ナニを言ってるんやと思ったら、彼女は「お食事券」だと思っていたらしい。食い意地だけは張っている。
江戸堀・裏通りの新店「木田」
土佐堀YMCAのナナメ向かいあたり、細い路地の奥に新しくできたうどん店。超有名人気店「はがくれ」で修業された店主さんによる手打うどんが美味しい。
生じょうゆ、ぶっかけ、かまあげなどの定番が人気だけど、暑くなってくると極にゃみ的にはコレ・・「ひやかけ」。
冷水できゅっと締めたうどんに、冷たいおだしをかけたもの。麺の力強さをしっかり味わいながら、ダシも楽しめる。ココでは「かやくご飯」のセットがお約束。
道頓堀の老舗「大黒」の味を受け継ぐもので、具沢山でとっても美味しい。ちょっと甘い味付けはなんだか懐かしい感じ。 サンドイッチの名店「ビクトリー」の奥、って言えばわかるかなー。ってーかビクトリー知ってるひとなら知ってるか
★讃岐うどん 江戸堀 木田
大阪市西区江戸堀1丁目23-31
06-6441-1139
11:30~15:00/17:00~20:00
日曜祝日定休 ※土曜は昼のみ
摘み草料理
楽しく摘んできた春の山里の幸を、美味しくいただいた。ヨメナ、ミツバ、タラの芽、コゴミ・・
“お気楽”仲間のS川さんは、正統派のインテリジェンスが香るおだやかな紳士だが、山菜を見つける目はするどくて、瞬間的に発見なさる。自然科学一般、とくに植物に関する造詣が深く、どこにどんなものが生えるのか、ほとんど頭に入っているみたい・・実は極にゃみ的収穫の大半はS川さんが見つけられたもの。タラの芽もおいしかったけど、今回はいろいろ初めてのものにもチャレンジ。
これは、サルトリイバラ。
あんなトゲだらけのつる植物だけど、伸びていく新芽は柔らかくて美味しい。これまた食べるのはお初の「ハナイカダ」。
すっごい群生を見つけたので、少々いただいてみた。くせのない食べやすい山菜(木だけど)だ。
ヨメナはお浸しに、コゴミは煮付けに、ミツバは天ぷらの残りを朝、天とじ丼にしたときにたっぷり入れた。里山って本当に豊かな恵みを与えてくれる。生物多様性を維持するひとつのキーワードが「里山」。
大事に継承していきたい、財産のひとつだと思う。ほとんど残ってないような気もするけど・・
北新地「かん禄」にて
とってもお久しぶりのお店で、“送別会”と称して飲み会。たしか10年くらい前に、Uちゃんに紹介してもらったのが初見だったよーな・・。今日はBK氏・Icho氏とトリオで。
フレッシュな生ほたるいかに海ぶどうに感動。近頃「海ぶどう」を出すお店はちょこちょこあるけど、こんなに美しくてこんなに美味しいのははじめてかも・・
大阪で食べてもなー、とあまり期待していなかったホタルイカも激ウマ。
「キミのせいで肉が食べられない」って言われたけど、おかげで超美味な魚が食べられたやん
のどぐろの塩焼きも美味しかったなー。季節の味わい、山菜の天麩羅。
ウド、こごみ、アブラナにコシアブラ。
あー、コシアブラ摘みに行かないと!酒がついつい進んでしまったのが「ごろいか」。ワタ入りのするめ・・との説明だったけど、どう見てもホタルイカの干物?
濃厚な旨みがなんともいえず美味だった。えええ?デザートまで食ったんですか。(って食ったちゅーねん!)
紫芋アイスがとても美味しかった。
リストランテでアラカルトをしこたま食ってドルチェまでいただくよりかはマシかな?ああ、久々に美味しかったなー。
★かん禄
大阪市北区曽根崎新地1-5-32 ボネールビル2F
06-6341-7770
17:30~0:00(L.O.23:00) 日祝定休
昼下がりの寄り道・・
ついでがあったので久々にコチラへ・・極にゃみ的お気に入りのショップ。いつもろくに買い物もせずにひとしきりおしゃべりを楽しんでいくだけの少々メーワクな客(んん?客とは言わないか・・)ではあるが・・
立ち寄るだけでも楽しいお店なので、時間があるとついつい引き寄せられてしまうのだ。
相変わらず魅惑的な商品が満載の楽しいお店・・・
そう、芦屋川のお洒落な山道具屋さん、
Sky High Mountain works。今日はまた店内の写真をちょこっと撮らせてもらいつつ、いろいろ喋るだけ喋って、カタログいろいろもらって帰って来た。
あ、「ペツル2009」カタログ出てますよ。なかなかお役立ちで人気のカタログなので、すぐ店頭から消えてしまうから、ほしい方はお早めにショップへGo!★Sky High Mountain works
兵庫県芦屋市西山町11-6 2F
Tel.&Fax:0797-34-3299
営業時間:11:00-19:30 不定休
阪急芦屋川駅から徒歩3分
「玄米かりぃ オーガニック米野」
昨日、またまたランチタイムを大きくはずれたみょーな時間にようやく脱走して、ココなら開いているだろうと思ってきてみたら・・・肥後橋のレトロビル「山内ビル」にあったイタリアンが、いつの間にかカレー屋さんになってた。
完璧にトマトソースな気分だったんだけど、まぁいいや。基本メニューの「玄米かりぃ」。
以前の店「オーガニックトマト」時代から継承しているラタライスとの合い盛りもあるみたいだけど、とりあえず基本で。
大振りにカットされたにんじん、たまねぎ、カブがごろごろ。クミンをしっかり効かせて、トマトの酸味・旨みをベースにした極にゃみ的には直球ストライクな味。テーブルにポットごと置かれているピクルスは3種。ローズマリー風味の甘酸っぱいたまねぎ、酸味がきりっと効いたにんじんとカブ、ミズナ(壬生菜?)のお漬物。どれもとっても美味しかった。さすが、ソルビバ農園直送のオーガニックベジタブルならではの味わいやね。
★玄米かりぃ オーガニック米野
大阪市西区土佐堀1-1-4 山内ビル2F
06-6444-3220
11:00~20:00 月曜定休
たけのこ掘り
機会を得て、今が旬のタケノコを掘らせてもらうことになった。にょっきりと顔を出したかわいいやつ。周りを少し掘って、狙いを定めて細いくわで一気に掘り上げる。
お手本を見せてもらって、いくつか掘ってみたけど、そもそも道具というのは使い方にコツがあるようで、熟練者がやると一撃でむくっと土から出てくるんだけど・・どうも狙いの定め方がおかしいのか、途中で折れてしまったりする。
それでも、掘りたてのタケノコはとってもみずみずしくて、タケノコ特有の香りもとてもフルーティ。少しそのままかじってみたら、ほんのり甘い糖質の味。掘りたてはナマで食べられるってホントみたい。たくさん掘らせていただいたので、いろんな食べ方で筍三昧が楽しめそう。
民芸中花みんみん
一寸先は闇?的な稼業に身をやつしている今日この頃だが・・嵐の前の静けさ的な雰囲気で、ランチタイムはゲット。もちろん普通のお昼時ではないが・・
で、狙ってたお店は日替わりがイマイチ。じゃ、タケウチでパン!と思ったらお休み。ピエロは相変わらず昼休みがとっくに終わった時間なのに満席。時間がナイんだよ!と思いつつ、昔山の会の集まりの帰りに行きつけだった中華屋さんへ。今日は“マンスリー恒例中華の日”だけど、どうせ行けないからランチに食っちゃえ!ってワケで、麻婆麺&餃子のセット。
ごくごくふつーの“下町の中華料理屋”さんだけど、ふつーに美味しい。
出張仕事なのに昼に餃子なんか食っていいのか?にゃみにゃみっ???いいんじゃないの、べつに。どうせ、担当者サンとたまーに指示をもらうのに口聞くだけだし、あとはずーっとコンピュータ相手のひとり仕事だし。
★民芸中花みんみん
大阪市西区江戸堀1丁目
ハンバーグで有名なあのピエロの東隣なんだけど・・
ピエロについては ・・ココ!
きょうのうりちゃん。
桜の園・・をご紹介。見頃のお花たちを紹介しています。
★旧福知山線廃線跡から「桜の園」へ
・・・ココ!
今日はまたしても週明け早々助っ人出動。
ふたを開けてみないとナニがどうなるんだかさっぱりわかんないスリリングなオシゴトなんだけど、どうも今日は悪い予感がする・・そう簡単には解放されないような・・・
無事帰れるのか???
桜の園「亦楽山荘」と宝塚の大峰山
やんなきゃなんない作業はあるけど、天気がいいので せめて半日だけ歩こうと武田尾へ・・。街の桜はもはや“落花盛ん”で葉桜になっているけれど、山桜はまだまだこれからが見頃。
そこで、毎年必ず訪れる武庫川渓谷沿いの桜の名所に行ってみることにした。“桜学者”として名高い故・笹部新太郎氏の演習林跡を、宝塚市と「櫻守の会」が整備した「桜の園」である。武田尾駅から下流へ500mほど戻ったあたりから始まる「旧福知山線廃線跡」から入って行く。
短いトンネルをふたつ越えると、桜の園への入り口がある。
「亦楽山荘(えきらくさんそう)」とは笹部氏が蘇東坡の漢詩『於潛令同年野翁亭』の一節から名づけたものだそうだ。園の外周を巻くようにつけられている「遠見の道」を登り、満月瀧の少し上から沢筋を詰めあがる。南西から山頂へ続く尾根に出て、大峰山頂へ・・
山頂と言っても、まったく展望はなく、なだらかで広い落葉樹林の中に、ぽつんと三角点がある。
不動岩とか大岩岳あたりからよく見えるのに、こちらからは見えないんだな。高い樹林のせいで。あずまやのある「育樹の丘」から「さくらの道」を下った。
樹齢100年ほどはあると思われるヤマザクラの巨木が、淡い色合いの花を咲かせていた。やはり山桜には、独特の気品と風格があるように思われる。
★昨年の「桜の園」 ・・ココ!
奇しくもまったく同じ日だった・・
大阪に新しいクライミングジムが誕生!
大阪市内、しかも南船場という便利な立地に、ボルダリングジムがオープン!!
★フリークライミングジム・ヒグラシ
大阪市中央区南船場2丁目2-28 順慶ビル6F
06-6264-3881
ジムの公式サイトは ・・・ココ!
あぁ~、“ご近所”のスハラジムにすらまだ行けてないのにぃ・・・
里山の春


斜面に点在するのは、野生種の桜「エドヒガン」と「ヤマザクラ」。
淡くて気品ある桜色のグラデーションがとても美しい。

間伐、ツル切りなどを行って木々が健康に育つような環境を作ってこられたそうだ。
明るく広々とした森はとても居心地がいいもの。
『ウィリアム・モリス展』
西宮市大谷記念美術館で開催中の「ウィリアム・モリス展」を観に行った。“モダンデザインの父”と呼ばれるモリスは、詩人であり、デザイナーであり、事業家であり、というマルチタレントであったらしい。
産業革命による大量生産体制がもたらしたもの=粗悪品の氾濫(今の“百均”も同じ構造だ・・)。センスのない大量生産品が市場を席捲している中で、生活に芸術を取り戻そうという運動が、モリスが提唱した「Arts and Crafts Movement」。
華やかで装飾的なその作品群は、後のアールヌーボーなどにも影響を与えることになるのだが、そんな一連の作品の中から、ステンドグラス・壁紙・テキスタイルデザインの代表作を展示。
中でも、ステンドグラスは、本来の光を通した状態で鑑賞できるよう展示されていて、荘厳なBGMがかすかに流れるなど凝った演出で見ごたえがあったな。
『ウィリアム・モリス展』
2009年4月4日(土)~5月24日(日)
★西宮市大谷記念美術館/西宮市中浜町4-38 0798-33-0164
あなにやし えをとこを
桐野夏生さんの小説「女神記」を読んだ。 大八島(おおやしま=日本)の国生みをともになしとげた男女の神様、神伊邪那美命(いざなみのみこと)と神伊邪那岐命(いざなきのみこと)。淡路島からはじまり、次々と国土を生み、八百万の神々を生む中で、火の神を生んだ時に火傷を負って亡くなってしまったイザナミ・・・
男女の根源的な愛と憎しみを綴るわが国の神話をテーマに書き下ろした桐野流の新・神話。どうして憎しみというものが生じてしまうのだろう。避けることのできない宿命なのか・・
イザナミ様が仰った言葉・・を抜粋。
『天と地。男と女。生と死。昼と夜。明と暗。陽と陰。なぜふたつに分かれたかと言うと、ひとつだけでは足りない。ふたつがひとつになって初めて、新しいものが生まれることがわかったからだよ。また、ひとつの価値は、対極にある価値によって際立ち、互いがあることで意味が生まれるからなのだ。』
『女神記(じょしんき)』
桐野夏生 著
角川書店 刊
2008年11月 初版発行
※装丁は日本画家・加山又造氏の「花明り」
それにしても・・わが国の神話は面白い。
ここに其の妹伊邪那美命に問ひたまひけらく、
「汝が身は如何にか成れる。」ととひたまへば、
「吾が身は、成り成りて成り合はざる処一処あり。」と答へたまひき。
ここに伊邪那岐命詔りたまひけらく、
「我が身は、成り成りて成り余れる処一処あり。故、此の吾が身の成り余れる処を以ちて、汝が身の成り合はざる処に刺し塞ぎて、国土を生み成さむとおもふ。」
・・ううーん?ある意味合理的?
だけど、
「んじゃ、生んでみる?」って話になって、イザナミ様が
「阿那邇夜志愛袁登古袁(あなにやしえをとこを=なんてすてきな男!)」と先に声をかけたからできそこないの神が生まれちゃって、んじゃ仕切りなおしってことで、今度はイザナキ様が先に
「阿那邇夜志愛袁登売袁(あなにやしえをとめを=なんてすばらしい女!)」と声をかけて“やりなおし”たらちゃんとした国が生まれた・・ってのはいったいどうよ。バレンタインデーにやればよかったのかねぇ。
明石から・・「子もちたこ最中」
明石蛸で有名な明石のお土産・・「子もちたこ最中」。カワいいのか、カワいくないのか少々びみょーなビジュアルだけど、まぁ“ゆるキャラ”系だな。パリパリと香ばしい皮の中に、やわらかな求肥とつぶあんがたっぷり。ずっしり持ち重りがするほどに餡子が詰まっているけれど、小豆の味わいを生かしたあっさりとした甘さなのでいくらでも食べられる感じ。50年来のベストセラーだそうで、「名物に美味いものなし」なんて言葉とは関係のないまっとうな品だね。
★明植堂
明石市桜町11-17 078-912-3600
明石と言えば!タコ検定!!今年で5回目だそう。7月だけど、どぉ?
「明石・タコ検定」情報は ・・・ココ!
さぁ~。今日はまたもや助っ人出動!張り切ってイコ~!!
岡本「櫻守公園」
神戸市東灘区にある小さな桜の名所「櫻守公園」。水上勉さんの小説「櫻守」の実在モデルである桜博士・笹部新太郎氏の邸宅跡を公園にしたところで、住宅地の中のこじんまりとした公園ながら、流水を配したなかなか風流な佇まい。
笹部氏の名を冠した「ササベザクラ」をはじめ、10種もの桜を見ることができる。
昨日立ち寄ってみたが、見頃はまだ今週いっぱいくらい続きそう。←華やかな面立ちのササベザクラ
詳しくは・・ ココ!
★「岡本南公園」 兵庫県神戸市東灘区岡本5
阪急神戸線岡本駅下車 北側改札から線路沿いに西へ徒歩3分
水陸両用の観光バス!?
港街の神戸には、海と街を巡る観光ツアーがある。メリケンパークを出発し神戸を海と街中の両方から楽しむ・・というもの。
水陸両用の特殊な車両を使って・・ってのは聞いていたけど、見たのはハジメテ。
へぇぇ。ホントに街中走ってんだ。
いっぺん乗ってみたいな。
咲かぬ先に・・・
ようやく五分咲きという趣きの近所の桜。咲きそろってもいないのに妙に落花が目立つ。それも花びらが散るのではなく、花ごとぽとりと落ちている。見ると、小鳥たちが花をついばんでは落としているようだ。ヒヨドリやムクドリが花の蜜を吸うという話は聞いていたが、どうやらこの桜にはスズメまで参戦しているもよう。小鳥には小鳥の事情があると思うけど、なんだか痛ましい。
今日はまったく畑違いのオシゴトにずーっと取り組んでいたんだけど、まったく作業が進まず。ナニがどうなってんだかちんぷんかんぷん。マニュアルを見てもわかんないし、あーでもないこーでもないと色んな角度から攻めてみても一向に埒が明かない。困ったなー。週末はカンヅメかも・・
今日あたり新しいジムへ登りに行こうと企んでたけど、とてもムリだな・・
C.W.ニコルの世界『自然記』
黒姫山の麓に住み、自然の恵みを豊かに享受しながら暮らしている ニコルさんのエッセイ。北極で、エチオピアで・・都市生活しか経験したことのない標準的な日本人からすると想像を絶するサバイバルな体験をたくさんしてこられた著者による、心躍る冒険譚が満載の一冊。
一部抜粋・・・
日本の文化は、木と水からつくりだす製品の上に成り立っている。だから、木を切った後に木を植えるのは当然なことだが、落葉樹も等しく植林すべきだ。落葉樹は概して硬質で、品質が優れ長持ちする。経済的な理由からは生長の早い針葉樹が便利でも、これだけは絶対にただす必要がある。
この原稿を書いている書斎の窓から見晴らす木立には、クリやブナ、野生のサクラ、ナラ、シラカバが混生している。強くて丈夫そうな木がよりよく育つように、私が手を入れた。刈り込んだ枝は、冬の間わが家を暖め、キノコを育ててくれる。春には野生のサクラが、甘い小さなサクランボをつけ、鳥たちがついばみに集まって来る。
春と夏は、鳥のさえずりがあふれる喜びの季節だ。
森のおかげで、私の住まいは夏は涼しく冬は暖かい。森は、果実やキノコを与えてくれる。森の中でノバトやキジやノウサギが暮らし、私がそれを捕って味わう。森は流れを守り、そこから私たちは魚と清水をもらう。森は私に、安らぎと清浄な大気と歌をくれる。
森はあらゆるものが複雑に絡みあった、ひとつの豊穣な総合体として息づいている。私は、森の一部だ。
森が死ぬときには、私たちも死ぬだろう。
『自然記』
C.W.ニコル 著
河出書房新書 刊
2001年10月 初版発行(初出:1986年 実業之日本社)
南ウェールズ生まれのこの作家が「日本の森を、ふたたび野生動物の棲める豊かな森に戻したい」と私財を投じて財団を設立し、森の再生に力を入れていることはもっと知られていいと思う。
★(財)C.W.ニコル・アファンの森財団HP・・・ココ!
「民事訴訟裁判通知」2通目
また来ましたよ。“裁判取り下げ期日”が二日ズレてるところがなんとも・・・なんか値切ったらだんだん下がる怪しい路上販売みたいだな。放置刑なんで、値切ってないけどさ。
★1通目のオハナシ
「被告になっちまいました・・」は・・ココ!
“うりぼうROKKO”、本日デビュー
阪急電鉄のサイト「阪急沿線情報 ブログポータルサイト ブログでバーチャル駅長」で、今日から新年度のブログがスタートした。
11人いる!バーチャル駅長のうち、六甲山の情報を中心に編集される「うりぼうROKKO」のサイトをご紹介~。
あの、六甲山全域、そして山麓の街までうろうろと出没する“うりぼう”のヤツが、駅長帽をかぶってなにやらつぶやいているもよう。いったいどんなことをつぶやいているのか、訪ねてみてね!
★うりぼうROKKOの「うろうろかんさつ日記」は・・
ココ!
コメントしたり、からんでやると喜ぶみたいなのでよろしくー。
奥越の伝統野菜「勝山水菜」
今回の福井土産・・奥越地方で古くから栽培されている伝統野菜「勝山水菜」。水菜と言っても、普通に出回っている「ミズナ」とは全く異なり、菜種に近い品種。「北市水菜」「郡水菜」と集落ごとにいろいろな系統が受け継がれているそうだ。
霊峰白山からの清らかな伏流水と、1mを越える積雪が育む美味しい野菜で、平成16年度の「故郷に残したい食材」に選定された。太い茎に力強い葉っぱがとても印象的・・お漬物にするのがダンゼン旨いってことなので、さっそく浅漬けに・・シャキシャキと柔らかく、甘みとほのかな苦味がとても美味しい。
県衛生環境研究センターによると最近発ガンを抑制する抗酸化物質をバランスよく含んでいることがわかったそうだ。くまさんありがとー。
“被告”になっちまいました・・
日頃の不始末が積み重なり、ついに民事訴訟裁判の対象に・・
・・ってなハガキがきた。エイプリルフールのネタじゃねぇんだよ。コレ←「民事訴訟裁判通知」。
読んでみたら・・面白いコトが書いてあるぞ。
「原告に対する契約不履行」のために「原告側が提出した起訴状を指定裁判所が受理した」そうで、「裁判取り下げ期日を過ぎると出廷しなければならない」「出廷拒否すると民法に基づき原告の全面勝訴となり」、財産やら給与やら預金なんかの差し押さえを強制執行するよーん ってなコトらしい。で、至急当局に連絡しろと。当局ってナニさ。「日本財政管理事務局」って?
で、ご丁寧に、連絡しないと勤務先にも送るぞーっていう脅しも入ってる。財産もないし給与もないし預貯金もろくにないし、勤務先すらナイよな人にこんなもの送りつけてどうするつもりなんだろう。
面白いから一度電話してみようかと思ったけど、番号が東京だしな。フリーダイヤルにしといてくれたら速攻かけたのにな。こちとらビンボーなんで、そんな遊びにゃつきあってらんねーんだよ。
★こーゆー一見もっともらしい“当局”名の一覧表が財務省のサイトにあります。
・・・ココ!
★架空請求に関する解説(国民生活センター) ・・ココ!
最近のコメント