『ウィリアム・モリス展』
西宮市大谷記念美術館で開催中の「ウィリアム・モリス展」を観に行った。“モダンデザインの父”と呼ばれるモリスは、詩人であり、デザイナーであり、事業家であり、というマルチタレントであったらしい。
産業革命による大量生産体制がもたらしたもの=粗悪品の氾濫(今の“百均”も同じ構造だ・・)。センスのない大量生産品が市場を席捲している中で、生活に芸術を取り戻そうという運動が、モリスが提唱した「Arts and Crafts Movement」。
華やかで装飾的なその作品群は、後のアールヌーボーなどにも影響を与えることになるのだが、そんな一連の作品の中から、ステンドグラス・壁紙・テキスタイルデザインの代表作を展示。
中でも、ステンドグラスは、本来の光を通した状態で鑑賞できるよう展示されていて、荘厳なBGMがかすかに流れるなど凝った演出で見ごたえがあったな。
『ウィリアム・モリス展』
2009年4月4日(土)~5月24日(日)
★西宮市大谷記念美術館/西宮市中浜町4-38 0798-33-0164
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コメント
とおりすがり2サン、こんにちは。
相変わらず荒っぽくてすみませんねー。。。
べつに肩書きがスキなワケではないんですけどね。
そもそも“詩人”とか“デザイナー”が肩書きだとは私は思ってないし。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2009年4月14日 (火) 20:16
>産業革命による大量生産体制がもたらしたもの
>=粗悪品の氾濫
・モリス展なあ、イギリスにおったとき観た事あるわ
>詩人であり、デザイナーであり、事業家であり
管理人さん、こういったいくつもの肩書き持った人
好きやな。
>=粗悪品の氾濫
>今の“百均”も同じ構造
あいたたたッ!刺さるわこの文言。
相変わらず荒っぽい括りやな
投稿: とおりすがり2 | 2009年4月14日 (火) 07:31