海の宝石“桜海老”
駿河湾から、新鮮なナマの桜海老が届いた。半透明でぴちぴちツヤツヤ。せっかくなので生のままでいただいたけど、シャリっと柔らかい殻の食感もいい感じ。
なんでも、この海老は生息域が限られていて、しかも深海性で200~300mの深い海にいるから、知られていなかったそうだ。明治27年、駿河湾の由比の漁師が夜間に鯵を捕ろうと網を投げたところ、浮きをつけるのを忘れたために網が深く沈んでしまい、「あーあ、鯵が捕れない・・」とがっかりしながら引き上げたところ、見たこともない海老がたくさん入っていたのだとか。失敗から偶然発見された美味。世界的にも稀少だそうで、英名も「sakura shrimp」なんだって。ともかく美味しかったな。
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コメント
極にゃみさん、おはようございます。
美味しそうな“桜海老”
失敗がこんなに美味しい宝石を探しあてたんですか。
gosukeもしょっちゅう失敗してるんですが、
めげずに。
投稿: gosuke | 2009年5月21日 (木) 07:04
gosukeさん、おはようございます~。
ルーティンを少し外すと、発見があったりするわけですよねー。
そう思うと、失敗したりとかってことも悪いことじゃないですよね。
遺伝的変異だって、たまたま異質な性質を持ってしまった個体が、たまたま環境の変化に適応できて・・って繰り返しで結果的に“進化”するわけですしね。
できそこないも、そこつモノも、多様性バンザイ!?
投稿: にゃみにゃみ。 | 2009年5月21日 (木) 07:24
極にゃみさん、手順を外してにっちもさっちも行かないことがよくあるのですが、
わずかな希望もあると思って今の体質を続けることにします。
いつぞ“バンザイ”の期待を持って。
投稿: gosuke | 2009年5月21日 (木) 21:22
>手順を外してにっちもさっちも行かないことがよくあるのですが、
ああ~・・・
アリマスアリマス。ありすぎます。
そうでした、学習しない体質を、進化論にすりかえてはいけないかもですね。
でも、わずかな希望はいつだってどんな状況だって残っていると思っています。なんたる楽観主義!
投稿: にゃみにゃみ。 | 2009年5月22日 (金) 00:15