Souvenir d'Anne Frank
「アンネ・フランクの形見」と名づけられたこのバラ・・・ナチスの弾圧によってわずか13歳で不自由な隠れ家生活を余儀なくされ、作家になることを夢見ながら「キティ」と名づけた日記帳に日々の思いを綴ったアンネ・フランク。
「もし神様が私を長生きさせてくださるなら
私はつまらない人間で一生を終わりたくありません。わたしは世界と人類のために働きます。」15歳で無情にも命を散らした彼女。作家になることはできなかったけれど、書き残した日記は世界中の人々に読み継がれて愛と平和へのメッセージを伝え続けている。
のちに、ベルギーの園芸家・Delforge氏が彼女に捧げたのがこのバラ。作出者によって長らく販売することが禁じられてきたため、ヨーロッパでも近年まであまり普及していなかった。縁あって甲陽園の「アンネのバラの教会」で育てられている。北山公園からの帰り道でオナジミの場所だけれど・・ちょうど今、見頃を迎えている。
★詳しくは・・ココ!
それにしても・・人の自覚というものは、年齢は関係ないんだなぁ。半世紀近く生きているのに、あんまり世間のお役にもたっていないなぁ。
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コメント
まぁ自分で「社会の役に立ってるゾ」って思ってる人はどうかと思いますが…
ウチの先々々々代の社長が言っておりました。
「徳は人に言うと消えてしまう」
人知れず積んでこその「人徳」なんでしょうね。
投稿: 銀杏 | 2009年5月12日 (火) 01:56
銀杏クン、久しぶり~。
>「徳は人に言うと消えてしまう」
確かにねー。自分で吹聴して歩く“徳”なんてのは針葉できないね。
先々々々代・・か。
時代は遠くなりにけり・・・
それにしてもさ。あまりにも無自覚に生きているとね、
たまには生きたくても生きられなかったひとに思いを馳せることも大事かなと。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2009年5月12日 (火) 07:00