もしものとき・・の「アウトドアの救急法」①
梅雨は相変わらず中休み中。 朝からメンバーの挨拶は「あいにくのお天気ですね」
しかし、万が一のとき居合わせた自分にナニができるのか。なしうることをきちんと把握しておくこと、5分で救急車が来ない山中で遊んでいるということをきちんとわかっておくことは重要。
講師である悳秀彦氏は、日本のアウトドアレスキューにおける第一人者。最新の知見に基づくよい講習をしていただいた。初日は、事故予防と一次救命処置(BLS)が中心。
今回画期的だったのは、受講者一人一体のCPR訓練用人形を使って、徹底的に胸骨圧迫の手技を練習した点。従来の救命講習会では、グループに1体で交代していくというスタイルだったので、練習というよりは“体験”に近いものだった。今回は、DVDを見ながら全員で同時に練習し、講師がポイントを補足しながら一人一人が習得できるようなきめ細かい進め方で行われた。
現在公共施設を中心に20万台まで普及しているAEDに関しても、単に使い方の体験だけではなく、設置場所を探しに行くシミュレーションも交えながら、一連の流れを全員が体験。
従来のCPR(2005ガイドライン以前)と大きく変わり、
・より質の高い胸骨圧迫・・「強く・早く・絶え間なく」
・5分以内(電気相)の除細動 の重要性が強調されていた。
★以前の講習会・・・ココ!
★全国AED設置場所検索のサイト(日本救急医療財団HP) ・・ココ!
【講師プロフィール】
悳 秀彦 (いさお ひでひこ)氏
1947年群馬県生まれ
MFAインストラクター・トレーナー、DANジャパン酸素供給法インストラクター・トレーナー、日本赤十字社救急法指導員、米国心臓協会BLS for HCPインストラクター、元・米国ワシントン州認定救急医療士
(社)日本山岳協会遭難対策委員会、医科学委員会常任委員
(社)日本山岳会指導員会、医療委員会委員
日本勤労者山岳連盟顧問
日本スノーシューイング連盟理事
主な著書:『野外のファーストエイド術』(地球丸)
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コメント
人が山行っている間に書きまくっていたわね
これで、全部コメントできたかしら?
投稿: ツボ | 2009年6月21日 (日) 16:15
ツボさん、お疲れ様でしたぁ~。
>これで、全部コメントできたかしら?
はいっ!!ゼンブ、でっす。
律儀なツボさんに感謝。
>人が山行っている間に書きまくっていたわね
って、人が下界でうだうだしてる間に登りまくってやないですかぁ~
投稿: にゃみにゃみ。 | 2009年6月21日 (日) 23:10