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沢の救助訓練@明王谷

関西蛍雪山岳会青穂クラブ合同の沢の救助訓練に混ぜてもらって比良へ。0907110006例年この時期に行われている恒例行事だ。今年は、比良山系・葛川支流明王谷にて・・・
蛍雪・GANさんの指揮の下、「非力な人が、動けなくなったパートナー(自分より体重がはるかに重い)をほんの1m上の濡れないところへ引き上げるにはどうすればいいのか」をテーマに実践してみた。
とりあえず、男女ペアでやってみたけど・・地面に横たわっている人間一人、引き上げるのは至難の業。
接地面との摩擦抵抗が大きくて、簡単にドラッグなんてできない。やはりこういうことはやってみないとわからない。
体重差のあるパートナーと組むときはそれなりの覚悟が(お互いに)必要だと感じた。そして、自分が非力であるなら、ライジングなどのシステムを的確に、すばやくセットできることもマストだ。
試しに、カウンターウエイトでロープを引きながら片手で事故者を持ち上げる、というのをやってみたけど、私レベルの筋力ではちょっと無理みたい。体重差は多分10kg以内だったんだけど・・・
引き上げシステムをセットしても、片手で事故者を浮かせて凹凸を越える、というのは、斜度が少ないとできないことがわかった(私には、ですよ)。

レスキューでは、「自分にできること・できないこと」を把握しておくことがとても重要。できないことをやろうとすると、二重遭難というとんでもないリスクを背負うことになる。でも、できるのに怖がってやらないと、救える命を見捨てることにもなりかねない。そういう意味で、とても意義のある一日だった。

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コメント

おっはよお!!!

いい経験できて良かったね!

私は体重差10kg以下かな?
いざとなったら、お願いね

投稿: ツボ | 2009年7月13日 (月) 04:43

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