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三川山佐津川左股

この週末は、源平一の谷チームに紛れ込み、ゆく夏を惜しんで沢登り。
0909060051トチとブナの美しい森を流れ落ちる“癒し系”の沢とのこと。
権現様にご守護をお願いして入渓。
水流は少なめで、容易に越えられる小滝が連続。一箇所“ゼッタイ落ちそう”な滝でお助けを出してもらったけど、それ以外はノーロープで進む。
緑深い山で、トチの大木がたくさん。色鮮やかなコケの上につややかなトチの実が落ちていた。

0909060053なっちゃんから「中俣がお勧め」と聞いていたけれど相談の上、結局左股へ。
8m滝は登れそうにないので右岸から巻くが、不安定な泥付きが意外と悪く、どんどん追い上げられてとてつもない大高巻きとなった。河床に戻れるか不安だったが、ラッペルなしで下れた。次の20m滝で再び右岸を高巻くが、沢では巻きのルートファインディングがやっぱり核心。

0909060056ツメの手前で水があるうちに・・と昼食に素麺タイム。K-Iさんが半田麺を持ってきてくださって、茹で上げの熱々をいただいたが、涼しい沢中ではとても美味しかった。





0909060054650mあたりからブナの森になる。沢をツメてヤブコギが長いのもうっとうしいので、700m付近からピークへ突上げる尾根へと取り付く。稜線手前で、何か違和感のある場所へ・・・妙に人工的な感じのする地形で、そこだけ植生が違う。とってつけたような草が一面に生えている。さらに登って中股のツメに出て驚愕した。
大規模な山腹工事・・・
大きながけ崩れが起こったのだと思うが、これのせいで水が濁っていて、しかも川底に茶色い泥がたまっていたのだと思い当たる。入渓前からずーっと感じていた違和感の正体はこれだったのだ。

山が“病んで”いる。

山頂まで道路が敷かれ、電波塔が5つも建てられている山だけれど・・・
自然治癒力を封じられ、鉄骨とコンクリートとその地に元々ない種子を傷口にすり込まれた山が、病んでいるのだ。
0909060058たくさんの切り倒された木々、重機で削られた痛々しい工事用の道路・・・。
放置すると下流域で土石流が発生する危険性があったりするのだろうか。専門家が調査し、必要だから実施されている工事なのだろうから、素人がとやかく言うべきではないのだろう。

けれど、病んでいる山の“気”を私は感じた。悲しんでいるとか、怒っているとかではなく、病んでいた。

“癒し系の沢”がある山は、満身創痍の態だった・・・

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コメント

にゃみにゃみさん今晩は、です。
三川山は本当に癒し系の沢で良かったですね。ミミズは刺さないし痒くないのでガンバ!かな。
ピーク近辺では見たくないものに遭遇してしまいましたね。arutuも、にゃみにゃみさんとほぼ同じ思いでした。たぶん環境に配慮した山腹工事だったのかな?と思います。そうでなければ沢はもっとひどい状態だったかもしれませんね。
それにしても稜線の高木の伐採には怒りを超えて情けなかったです。工事用の道路がどれだけ原状回復されているのか来年ぐらいに見に行ってみますか?です。

投稿: arutu | 2009年9月 7日 (月) 21:10

arutuさん、この週末はありがとうございました。

ミミズは刺さないし痒くないけど、やっぱり無理です。
もし釣りをするのなら、フライ派になりたい・・・


あのとんでもない工事用の道路、数年規模で元に戻るとは思えないんですけど・・・・


でも山は・・・自然は強いですからね。
ひよわなニンゲンが憂うよりはきっと・・・


投稿: にゃみにゃみ。 | 2009年9月 8日 (火) 00:22

おはよお~~~!!!
ここのところ暑い日が続いているね。
沢は気持良さそうだなあ
沢でソーメン、最高だね!!!

あ~~~~~、
今日も暑くなるのかな?

投稿: ツボ | 2009年9月 8日 (火) 04:39

ツボさん、沢はいつでも涼しいです。
まだまだ日中暑いので、沢が恋しい・・

投稿: にゃみにゃみ。 | 2009年9月 8日 (火) 07:08

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