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『マリー・アントワネットの遺言』

フランス革命でMarry断頭台の露と消えた悲劇の王妃・・数々の物語の主人公となった王妃マリー・アントワネットについてはよく知られているが、その遺児でただ一人革命後も生き抜いた王女マリー・テレーズについてはあまり知られていない。革命裁判において王妃の国選弁護人となった弁護士が、王妃が“言い残した”言葉を書き残し、その書を巡って数十年の後に弁護士の娘、破戒司祭、マダム・ロワイヤルことマリー・テレーズが、それぞれの人生を見つめなおす・・という物語。堕落の限りを尽くしてでも権力にすり寄ろうとする生き方、欲しいものは愛なのに、自傷や憎悪にすり変わってしまう不思議な心理・・。物語はお膳立てがドラマチックなほど面白い。
ものの見方や捉え方というのは境遇によって形作られていくものなんだよなー・・

『マリー・アントワネットの遺言』
藤本ひとみ 著
朝日文庫(1999年朝日新聞社刊「マダムの幻影」を改題)

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