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賀川豊彦『死線を越えて』

キリスト教における博愛の精神を実践したShisenwokoete賀川豊彦。裕福な家庭に生まれながらも神戸の貧民街に身を投じ、「貧民問題を通じてイエスの精神を実践したい」と結核に苦しみつつ献身的な活動を行った。大正時代に書かれた自叙伝的なこの作品は刊行されると同時に大ベストセラーとなったとか。想像を絶するスラムでの活動が克明に描かれているが、宗教というのはこれほどまでに人を強くするものなのか・・・
活動100年となる昨年春に復刻版が発行されたが、“うちの書斎”には入荷していないので、社会思想社の文庫版を読んだ。
いつも利用しているコープこうべの創設者であり、神戸YMCAとも関わりが深いということを今回初めて知った。

賀川豊彦『死線を越えて』
PHP研究所 刊
2009年4月 復刻版発行

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