2010GW前半戦 広島ツアー①
GWツアー第一弾。28日発の夜行バスで広島方面へ。23時過ぎに神戸を出発した夜行バスは午前6時前に西条駅に到着。
“広島の兄仙人”にピックアップしてもらい、まずは広島岳人たちの伝統的ゲレンデ「天応」の岩場があるエリアへ向かった。「車のキー消失事件」を皮切りに、珍道中の始まり始まり~。
今回ハイキングツアーにつき、クライミングはしてないのだが、海を見下ろすナイスロケーションのコースをご案内いただいた。多くの名クライマーを輩出した広島で、古くから岳人たちの基礎トレーニングの場として親しまれてきた岩場。
ピラミダルな烏帽子岩をはじめ、多くのルートが拓かれた壁が点在し、そのいずれもが海を望む気持ちのいい場所。その後西城町へ移動し、「県民の森」から比婆山系へ入山。
ゆるやかな斜面をのんびりと登り、約1時間ちょいのハイクアップで稜線へ・・
見渡す限り、なだらかに起伏する山々が連なる優しい景観に心がなごむ。
最初のピークが「烏帽子山」。
「出雲烏帽子」とも呼ばれるなだらかな山頂にはなぜか唐突にデカい岩が鎮座している。眺めのいいピークで、西には「吾妻山」が見える。
ひとしきり景色を楽しみ、吾妻山とのコルへと下る。
そこには、超快適な避難小屋が・・・。「め、め、めっちゃ、広いですね~」
「ムダに広いな・・」な、な、なんとこのゴージャスな小屋が貸切とはっ!
夕食は、がっつり担ぎ上げた西条の酒やら、地元食材をメインに選んだ鍋やら・・なぜかハタハタを炙ったりもしつつ、一献また一献と美酒を傾けながらのどかな宴会の夜が更けていく。
AB型同士って、不思議に話がはずむのである。和やかに、まったりとした会話を楽しんだ。が・・春だし、低山だし、ってコトでインナーシュラフだけで行ったのは大失敗。厳冬期用シュラフでちょうどよかったのでは?って感じの冷え込みだった。
夜半に雨が降り、寒さと雨音に何度も目覚めた。だだっ広い小屋ってテントと違って寒いんだよなー。
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