2010GW前半戦 広島ツアー①
GWツアー第一弾。28日発の夜行バスで広島方面へ。23時過ぎに神戸を出発した夜行バスは午前6時前に西条駅に到着。
“広島の兄仙人”にピックアップしてもらい、まずは広島岳人たちの伝統的ゲレンデ「天応」の岩場があるエリアへ向かった。「車のキー消失事件」を皮切りに、珍道中の始まり始まり~。
今回ハイキングツアーにつき、クライミングはしてないのだが、海を見下ろすナイスロケーションのコースをご案内いただいた。多くの名クライマーを輩出した広島で、古くから岳人たちの基礎トレーニングの場として親しまれてきた岩場。
ピラミダルな烏帽子岩をはじめ、多くのルートが拓かれた壁が点在し、そのいずれもが海を望む気持ちのいい場所。その後西城町へ移動し、「県民の森」から比婆山系へ入山。
ゆるやかな斜面をのんびりと登り、約1時間ちょいのハイクアップで稜線へ・・
見渡す限り、なだらかに起伏する山々が連なる優しい景観に心がなごむ。
最初のピークが「烏帽子山」。
バーニャカウダで春野菜パスタ
夜からお出かけなんだけど・・ついランチにこんなものを。先日、摩耶山リュックサックマーケットに出品したショートブレッドに使用したバーニャカウダが余っていたのを忘れていたので、連休前に食べちゃえ!ってコトで・・
春キャベツとスナップえんどうを具材にしたスパゲッティ。パルミジャーノもたっぷり入れて、超高カロリーバージョン当面外出禁止!と思ったのだが、ちょっと買い物があったのでチャリチャリとチャリでお出かけ。街路樹のハナミズキがとってもきれい。
宝塚歌劇場前の“花の道”も色とりどりに花が咲いてとても華やか。
歌劇場の門の前からは緑陰が涼しげなゾーンになっていて、ベンチでのんびりってのもいいかも。
が、極にゃみ的にはうっかりチャリだってコトを忘れて一升瓶を買ってしまい、エラいことだったのである。
金剛山の豆腐meet's御所の醤油
先日金剛山に行ったとき、登山口にある山の豆腐屋さん「まつまさ」に寄った。創業安永六年という老舗で、金剛山の伏流水で作られる豆腐が美味しいのだとか。
土日などは早くに売り切れてしまうこともあるそうだが、朝立ち寄って聞いてみたら「今日は大丈夫かな?」ってことだったので下山してきてから購入。せっかくなので、御所の美味しい地醤油(って言うのかな?)「片上醤油」をかけてシンプルに冷奴。
なっちゃんおススメの木綿豆腐にしてみたが、しっかりと味の濃い、大豆の美味しさがぎゅっと詰まった感じのお豆腐だった。これは煮付けても美味しそう!ってことで、摘みたてフレッシュなスナップえんどうとさっと煮てみた。片山醤油は、もったいないからかけ醤油としてしか使ってなかったのだが、とてもボディの強いコクのある醤油なので、煮物に使うと香りが際立つみたい。とっても美味しい組み合わせだった。
★山の豆腐まつまさ
大阪府南河内郡千早赤阪村千早950
0721-74-0015
★片上醤油
奈良県御所市大字森脇329
0745-66-0033
金剛山系・四月の花たち
久しぶりに金剛山へ行った。お目当てはこの花・・
キンポウゲ科のニリンソウ。
イチリンソウに比べると花が小ぶりで、とても可憐な印象。じつはニリンソウを見るのは初めて。必ずしも二輪が同じ株から出ているわけではなく、しかも二輪は時間差で咲くみたい。
同じ葉の基部から花茎を伸ばしているけど、片方は咲いていてももう片方はつぼみというのが多かった。真っ白な花から薄いピンクがかったものまで若干の差異があるが、一面絨毯を敷き詰めたような群落を形成するのは本当に見事。見頃はまだもう少し先という感じがした。
スプリングエフェメラルの一種で、早春にいっせいに花をさかせたあとは、地上部が消失してほかの植物に場所を譲るのだとか。奥ゆかしいと見るか、競合を避けるたくましい戦略と見るか。
春のお花巡りハイキング
年若き山仲間なっちゃんと、なっちゃんのおばあさまと三人で季節の花を訪ねた。なっちゃん号でピックアップしてもらい、登山口から三人で植物を鑑賞しながらのんびりとハイクアップ。
よく整備された沢沿いの快適なトレイルをたどって・・・
金剛山は「おは朝」のロケ以来。一面のお花畑を楽しみながら山頂部へ。
※お花については・・・ココ!ランチは、なっちゃんが準備してくれたおむすびと・・・
材料も水もぜーんぶボッカして作ってくれた特製ミネストローネ!キャベツにソーセージ、とろけるチーズにパルミジャーノもたっぷりでめちゃめちゃ美味しかった。
金剛山には巨樹が多い。コノひと、ナゼかいつも巨樹を見つけるとハグしてるような気が・・。
帰りにおばあさまのお宅に寄せていただき、農園でスナップえんどうをたくさん摘ませてもらって・・
ついでにお茶などよばれて・・
“山の豆腐”屋さん、「まつまさ」のおからクッキー。スナップえんどうはさっそく夕食にいただきました。摘みたてフレッシュ、とっても美味しかった。
ランチにお茶に、お土産まで・・すっかりご馳走になりました。楽しい一日をありがとう!
日本SAR研・年次総会
バラに先駆け、ご近所で咲き始めたモッコウバラが青空に映える快晴だった今日は、いわゆるオソト日和だったんである。
新緑が美しい王子公園は、「アースデー 2010 第1回神戸・六甲山ツーデーウオーク」に参加する人々で賑わっていたんである。
が、極にゃみ的には、一日室内だったんである。
中立的な立場で山岳遭難に関する研究を行う組織として設立された「SAR研(日本サーチ・アンド・レスキュー研究機構)」の年次総会。
芦屋川に来たらスルーはできない“kaopan”
meeting@SHMWのあと、芦屋で大人気のコチラのパン屋さんへ。「大人のパン」をテーマに、天然酵母、国産小麦、発酵バターなどこだわりの原料でていねいに焼き上げられるパンは、どれもしみじみ味わい深い逸品。酵母を起こして仕込みに使えるようになるまでに9日もかかり、さらにパンに焼き上げるまでに半日から丸一日以上かかるということで、週に4日しか営業できないそうだ。
★kaopan
芦屋市西山町2-4 0797-35-3822
木金土日のみ営業、11:00~20:00(売り切れまで)
阪急芦屋川駅を山側へ、サンモール商店街を西へ。ベトナムカフェ「サイゴン・サイゴン」の奥。シンプルな「毎日のパン」、スパイシーな「シナモンレーズン」、しっかりした生地感が独特の「全粒粉のクロワッサン」をチョイス。どれも満足度の高い美味しさで、土曜日のランチに・・と思って買ったのになんかイキオイでほとんど食べちゃったんですけど。
meeting@SHMW
来月末、六甲山上でアウトドアを楽しむ人々が集うイベントをやろう!ってコトで・・朝からコチラのお店に集合、開店前にミーティングを行った。六甲山でいろんなアクティビティを提案・実践しているコアなショップを核に、六甲山の自然に親しみ、大切に守りながら活動していくためのセッション。ハイキングのみならず、トレイルランニング、マウンテンバイク、ボルダリングなど多彩な楽しみ方があるいま、自然環境にインパクトを与えないよう、上手に遊ぶための実践的なコミュニケーションの場となればいいなと思っている。
【Mt.Rokko outdoor session】
■日時:2010年5月30日(日)11:00~17:00頃
■会場:六甲ケーブル山上駅「天覧台」
■内容:アウトドア関連限定のフリーマーケット、
ストーブやテントなどの体験コーナー、
マウンテンバイク体験会、観察ハイクなどの体験プログラム ほか
アノひとや コノひとのサイトにもさっそくレポートがUPされてますー。
※後日記:当日レポート
★Mt.Rokko Outdoor Session Vol.1 ・・・ ココ!
路傍の花々
極にゃみ的には、道の端っことか、舗装のすきまなんかから生え出してけなげに花を咲かせている植物たちがナゼか気になってしかたがない。例えば、あまりに小さいので、咲いていてもほとんどのひとが気づかないかもしれない「キュウリグサ」の花。近づいてよーく見ると、忘れな草みたいな可憐な花なんだけど。ムラサキ科の草本で、葉をもむと胡瓜にちょっと似た青臭い香りがする。
石垣などのすき間によく生えているのが「ヒメツルソバ(ポリゴナム)」。ヒマラヤ原産のタデ科の植物で、園芸用として明治時代に移入したものが逃げ出して、各地で野生化している帰化植物。
生命力に溢れた植物だが、金平糖みたいな花がとても可憐。ヨーロッパ原産、ゴマノハグサ科の帰化植物「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」。これまた生命力のある植物で、舗装のすき間などからたくましくツルを伸ばして茂っているのをよく見かける。
同じゴマノハグサ科のトキワハゼやムラサキサギゴケと花は似ているが、つる性で葉の形が全く異なるので容易に見分けられる。これまたよく道ばたで見かけるのがカタバミ科の「カタバミ」。
和名は「傍食(かたばみ)」で、葉の一部が欠けているように見えることから名づけられたもの。ピンク色の「ムラサキカタバミ」、「イモカタバミ」は南アフリカ原産で、江戸時代に移入されたものが野生化したもの。花の中心の色が濃く、おしべの葯が黄色いのがイモカタバミ、白いのがムラサキカタバミだとか。これはイモの方ですね。どちらも野生化して、溝のへりなんかでよく見かけます。
在来種のカタバミと比べると、とても大きくて派手な色の花を咲かせる「オオキバナカタバミ」もアフリカ原産の移入植物で、ここ数年急激に分布が広がってきた。花壇から逃げ出して、街路樹の根元などで勝手に自生しているのをよく見かける。
その他のカタバミの仲間たち
★ムラサキカタバミ ・・・ココ!
★ミヤマカタバミ ・・・ココ! 下のほーにあります。
阪急梅田茶屋町口登場!「うっふぷりん」
北摂発の“居酒屋プリン”として名を馳せていた「うっふぷりん」が、本日阪急梅田駅にオープン。ここ数日、ナゼかずーっとプリンが食べたい症候群だったので、オープン記念特価で「元祖うっふプリン」4個1000円というお得なセット(~28日)を帰りにゲット。表面をカラメリゼしてあって、帰ってから食べたけどまだパリパリで美味しかった。中身は、とても滑らかクリーミー系で、食後のデザートって位置付けで作られているせいかあっさり系。
もっとしっかりした生地にホイップクリームが乗ってるバージョンとか、ショコラ、かぼちゃ、抹茶などいろんなバリエがあるみたい。
★うっふぷりん阪急うめだ茶屋町口店
大阪市北区芝田1-1-2
06-6359-7150
10:00~22:00
※梅田駅北側・茶屋町口改札を出たところ(2F)
ナゾの小部屋でひみつ会議
前夜も帰宅が遅かったので、夜のおでかけは気が進まなかったのだが、ミーティング@大阪。日暮れの大阪城を遠望しながら歩いて・・
諸般の事情でよく歩いた一日だった。そして、まるで隠し部屋のようなアヤしいスペースにて山ヤの寄り合い。
あーでもないこーでもない・・と、報告書作成の打ち合わせやらなんやらかんやら。じつはこのお部屋には初めて来たのだが・・この建物の歴史を物語るいろんなモノたちが展示されていて面白かった。
今の合成樹脂製品と異なり、セルロイド製品ってなんだかレトロなだけではなくて、あったかい感じがする。
ちなみに・・終了後の飲み会はパスって帰ろうと企んでいたんだけど、やっぱりそれは無理・・でした。トホホ・・
地すべりの跡を埋め尽くすように咲く・・
1995年の大震災のとき大規模な地すべりが起こり、34名もの命が失われた仁川の百合野地区でちょうどいま、斜面を埋め尽くすように芝桜が咲き乱れている。柔らかな新緑を背景に、燃え立つような色鮮やかさで・・
【行き方】阪急今津線仁川駅から川沿いに山側へ徒歩約20分。
兵庫県西宮市仁川百合野10-1 ・・・ココ!
未曾有の激震を記録したあの大震災でも最大規模の土砂災害を引き起こしたのは、1955年頃浄水池の造成工事のときに盛り土された部分。一部で“人災”と言われたが、責任の所在は明らかにならないまま時間の流れの中に埋もれてしまった。
■神戸新聞「埋もれた記憶」(2004/01/10)
・・消えぬ惨事の不安/34人の命が奪われた
天王寺「Climbing Gym TOBITO」
天王寺の路地裏にある、プチサイズの和み系クライミングジム「Climbing Gym TOBITO」。『関西ハイキング2010』のクライミングジムページの取材で電話をしたとき、すっごく感じのいい対応をしてくださったので、機会があれば一度立ち寄ってみようと思っていたのだが、ようやく行くことができた。JR天王寺駅北口から徒歩5分くらいとアクセスはとてもいい。ビルの1階にあり、一見ヘアサロン?って感じのお洒落な外観だ。
にしきたクライミングウォールを一回り大きくしたくらいのコンパクトなジムだが、内装もセンスがよく、何より清潔感があるのがとてもいい。すみずみまで清掃が行き届いて、とても快適な空間になっている。
←更衣スペースのある2Fから入り口垂壁ごしに外壁裏側を見たところ壁の構成としては、入り口に独立した垂壁、外壁の裏側が薄かぶりで、あとは傾斜の違う壁が3面。
←奥のスペースの奥壁課題はV0~初段くらいまでがテープで示してあり、極にゃみ的にはラクに一撃できるのはV0まで、V1はなんとか、V2は相当苦戦・・って情けない状態だった。
けど、イケメンの店長さんがすごく感じがよくて、足の便さえよければリピしたい感じ。ちと遠いでアレですが。
★Climbing Gym TOBITO
大阪市天王寺区南河堀町8-13-105
06-6796-7187
(平 日)14:00~24:00
(土日祝)12:00~24:00
毎月末日定休(曜日を問わず)
★店長ブログ「~TOBITOにいる人、トビトビト~」・・・ココ!
ダブルたこ焼き+串カツ=メタボ爆裂
南大阪方面でご用があったため、ちょいと早めに出て、軽く寄り道。その後9時くらいまでオシゴトなので、オナカが鳴ってもアレだからと虫養いに天王寺でたこ焼きを・・・
昔々、とっても美味しかった記憶があって、懐かしさもあって行ってみたんだけど・・・ま、ふつーに美味しかったかな。
(容器の使い捨てがイヤなのでイートインしたら、50円増しだった・・orz)で、こんな懐かしい電車に乗って移動。
乗ってるだけで楽しい。ナゼかやはり撮り鉄してるにゃみにゃみ。・・・
アヤしい。で、一仕事片付け、ちょっと懐かしいスタッフさんと二人でささやかな飲み会@南海七道駅前。
コチラのたこ焼きは、流行の“カリトロ”系ではないけど、ふんわりとダシが効いた生地も、ちゃんと存在感のあるタコも美味しい。14個400円、18個500円とリーズナブルだし。(天王寺のは8個で400円やった!)串カツがまた安くて美味しい。
久々なので、ゆっくり飲んで喋りたかったけど、なにしろ遠いもんでナマ1杯で撤退。Nさん、せわしなくてごめんねー。またゆっくり。
★たこ一
堺市堺区三宝町1-42-1 TEL 072-222-3347
11:00~23:30 月曜定休
BIG MOUNTAIN CYCLE&OUTDOORWEAR@阪神岩屋
阪神岩屋駅のすぐ北側にちょい前にオープンした楽しい自転車&アウトドアウエアのお店。マウンテンバイクを中心に、クロスバイクや電動アシスト付自転車からママチャリまで幅広いラインナップです。
パーツ関係もしっかり揃っていて、もちろん専門店ならではのメンテナンスやアドバイスもばっちり。六甲山などでのツアーやイベントなども随時企画されているので、自転車好きの方はぜひ一度お店を覗いてみてくださいね。
関連書籍もいろいろとありますよー。
自転車関係ないけど、今度私の本も置いてもらおう~っと。「Johnny Bird Daily Wear」をはじめ、Mountain Equipment、MILLETなどのウエア関係もいろいろ。子ども向けのアイテムも充実しています。
明るくてマジメな店主“千春”クンがお待ちしていまーす。
★BIG MOUNTAIN CYCLE&OUTDOORWEAR
(ビッグマウンテン サイクル&アウトドアウェア)
神戸市灘区岩屋北町4丁目4-12 リベルテ岩屋102
078-861-8785
11:00~20:00
ケーク・サレ
今回の摩耶リュックには、お菓子じゃない塩味のケーキ“ケーク・サレ”を出品してみた。ケーク・サレ(=塩ケーキ)は、キッシュに粉が入ってケーキの食感になったって感じのもの。砂糖は入れないか、隠し味程度で、お惣菜っぽい具材をいろいろ入れてアレンジする。今回焼いてみたのは・・
①赤ワインにあわせることを想定した「オリーブとドライトマト・アスパラ」。ゴーダチーズもたっぷり・・・。②クセのある食材がニガテな方に「エリンギとベーコン、新玉葱」。
③白ワイン想定の「アボカドとカマンベールチーズ、ベーコン」。
24cmのエンゼル型で焼いたのだが、どうしても1切れを100円程度にしたかったので、12等分にカットした。それでも、具材がけっこう高いので(高価な食材が多い上、みっしり入れたかったので)、エリンギベーコン以外はほぼ原価。
電気代や手間賃、運搬経費などを入れたらこの倍くらい?
市販されない理由は、採算が合わないせいなのか、と思った。ま、営業ベースで作るならこんなに具を詰め込まないだろうし、仕入れがずっと安いだろうけど・・・
六甲山“半分だけ”縦走
天気も時候もいいので、なんだか久々にがっつり歩きたい気分に。そこで、全山縦走路を後半だけ歩いてみることにした。新神戸を9時過ぎに出発し、天狗道を登るつもりが、ふと旧摩耶道を歩きたくなって、徳光院方面へ。
五社稲荷さんの新緑がとても鮮やかでキレイ。この一帯は役小角創建の修験道道場があったとされており、後に川崎財閥の創始者である川崎正蔵氏が私財を投じて創建したのが徳光院。周辺一帯が環境保存区域に指定されている。巨樹がたくさんあって、とても気持ちの良い場所だ。徳光院の多宝塔は、室町時代の建物を移築したもので、とても落ち着いたたたずまい。
ここは、狛犬さんがちょっと個性的でかわいらしい。
雷声寺でイキナリおやつタイム。昨日の摩耶山リュックサックマーケットでゲットしたD-yan師匠の桜のカップケーキ。新緑と舞い散る桜吹雪のなかでいただくとことさらに美味だった。
旧摩耶道(もとまやみち)は、山裾をトラバース気味にゆるゆると青谷方面へ続いている道で、明るくて景色がよく、でも人が少ないとても静かでよい道。
新緑に彩られて、とてもきれいだった。ツツジも満開で、新緑と競うように色鮮やか・・
そのあと、
ワインで優雅な昼下がり@CAFE LINK
※2011年6月7日を以って閉店されました。
摩耶山リュックサックマーケットの帰り道、“フダツキ”酒飲みコンビがまっすぐ帰るはずもなく。向かった先は、六甲にちょっと前にオープンしてとってもお気に入りになった「CAFE LINK」さん。
コーヒー&スイーツも美味しかったし、ランチもとっても美味だったので、ぜひワインを飲みに行きたいなーと思っていたのだ。
ライトな感じのオサレ系カフェなんだけど、ワインの品揃えがなかなかセンスがよくって、しかもリーズナブル。ワインにぴったりのメニューもいろいろある。ハウスワインのフラスカティならフルボトルで1800円と、レストランなんかではありえない価格設定なのだ。ワインの供、まずは国産のこだわりオリーブ“塩蔵”と自家製ピクルスの盛り合わせ。オリーブはとてもあっさりとした味わいで、軽めの白ワインにはぴったり。ピクルスもほどよい酸味と品のいいスパイス使いがとってもGood。
それから、カプレーゼ。
この日は「シュガートマト」というとても甘くて美味しいトマトを使っておられた。オリーブオイルもとても美味しいものをセレクトされてて、満足度の高い一皿だった。
★CAFE LINK
神戸市灘区高羽町5-5-21 078-851-3212
10:00~20:00頃 水曜定休
※ハウスワインの赤はモンテプルチアーノ、白はフラスカティ(2010年4月17日現在)。ランチセットのドリンクを+250円でワインに替えることもできるので、「グリル野菜のチャバッタサンド」や「ブリーチーズとはちみつのバケットサンド」と併せて楽しむのもいいかも。
摩耶山リュックサックマーケット@4月
先月、初参加でとっても楽しかったので今月もまた出店。今日は久々のうららかな陽気で、お外日和。掬星台はたくさんの人で賑わっていた。
阪急六甲で白馬堂のあさやんとばったり、一緒にバスに乗ったらCAFE LINKさんのお二人にばったり、摩耶ケーブル下駅ではD-yan師匠とそのお友達、それから先月もお会いしたS川さんにバッタリ!でびっくり。今回はちらし寿司おむすびと、塩味の焼き菓子「ケーク・サレ」、ちょっと個性的なビスコッティやショートブレッドなどを持って行ったんだけど・・割と早い段階で売れてしまった。焼き菓子類は、温度差と日射で包装内部が結露して、カリっとした感じが失われていたみたいで、お買い上げくださった方には申し訳なかったかも・・
物々交換が成立したり、
←美味しかったです!@S川さん店放棄でうろうろして美味しそうなものを買い食いしたり・・
お昼はまたも隣合せた「てぃーだ屋」さんの油味噌おむすび。定番&超人気のスジカレーは早々に売り切れ、ほうれん草&チキンカレーのお兄さんも大盛況。やがて登場した“野良酒仲間”K上嬢の差し入れのワインでまったり。
桜も見頃で、うららかで、とてもよい一日であった。オミヤにゲットしたもの・・D-yan師匠の桜の焼き菓子。抹茶のパウンドケーキと桜餡入りのカップケーキ。明日のTeaTimeにいただきまーす。
摩耶山ではいま、桜がちょうど見頃ですよー。
まだ当分楽しめそうです。
神戸三宮・ギョーザ専門店「イチロー」
味噌ダレで食べる神戸スタイルの餃子専門店。サンプラザの地下にあるカウンターだけのこじんまりとしたお店だ。神戸の餃子と言えば、皮が厚めでコッテリ系の「瓢たん」、パリパリの薄皮でアッサリめの「ぼんてん 」がそれぞれ対極的ではないかと感じてるけど、ココは割とアッサリ系。キャベツなどの野菜たっぷりで肉率は低め。エセベジな極にゃみ的には違和感のない味。
食べてたら、お店の方が「ココ初めて?味噌とラー油、もっと入れたほうが美味しいよ」と教えてくれて、辛いのは大丈夫?と聞いた上で両方コテっと足してくれた。ラー油たっぷりの味噌ダレはそのまま食べても美味しくて、ゴハンに乗せても美味しかった。極にゃみ的には汗だくになったけど・・(写真は私が最初に調合したもの。この倍くらい味噌とラー油を入れるといいみたい)。
★ギョーザ専門店イチロー
神戸市中央区三宮町1-8(サンプラザ地下1階)
078-334-1660
11:00~21:00
不定休(サンプラザ定休日)
寒さに凍える春の花たち
ここ数日の冷え込みはやはり異常としか思えない。2月下旬から3月上旬の気温だという。それでも、街角ではこの時期らしい花が咲き始めている。
昨日、寒いながらも陽射しを浴びて総包片が白っぽく輝きだしたアメリカハナミズキ。赤花の方はまだあまり展開していなくて、白の方が早い。
近年街路樹としてかなり増えてきているので、あちこちで見かける。大阪では造幣局の通り抜けが昨日から始まっているが、うちの近所でも八重桜が咲き始め。冷たい風に吹かれてとても寒そうで気の毒な感じだけど。
すっごく驚いたのは、さっきふと気付いたのだが・・にゃみ庭のクライマー「新雪」が咲きかけていたこと。今のところ一輪だけなんだけど。例年はGW明けに咲き始めるんだけどな。
★去年のバラは・・・ココ!舗装のすき間からはスミレが顔を出してた。スミレ科の「スミレ」かな?
「ノジスミレ」とは少し雰囲気が違うような・・
“日本茶”を訪ねて・・
先日、宇治と栂尾高山寺へ茶に関する取材に行った。
鎌倉時代に栄西禅師が中国から茶の種を持ち帰り、高山寺の明恵上人に譲り渡して栽培を始めたのが日本における本格的な茶作りのはじまりと言われている(最澄や空海も持ち帰ってはいたらしいのだが、定着はしなかった)。洛北の冷涼な気候が適していたのか、栂ノ尾の茶を「本茶」、それ以外は「非茶」とまで言われた時代があったとか。その後需要が増える中で生産地は広まっていくが、室町時代以降の歴代将軍が宇治茶を好んだことや、立地の関係から生産の中心地は宇治へと移行する。今日本茶の主流は煎茶だが、宇治では元々碾茶(抹茶の原料)が主で、新芽が出る頃に日光をさえぎる覆下栽培が行われている。遮光すると渋味成分であるカテキンの生成が抑えられ、甘味のあるテアニンが多くなるそうだ。
しかし、植物であるチャにとっては成長期に充分に日光が与えられないということはダメージが大きいため、その年その年の気候条件を見極め、いつ被覆するのか、いつ外すのかといった判断がむずかしいらしい。春に芽吹いた一番芽は、八十八夜の頃に摘み頃となり、新茶が作られる。ほかの産地では二番、三番と摘むそうだが、宇治の高級茶園では1番茶しか摘まないとか。
ところで今、抹茶と言えば粉状のものだが、かつては茶事に際して亭主が石臼で碾茶を挽くのが普通だったらしい。石臼を使うと茶葉の繊維をひきちぎるような状態で粉になるため、あの独特の舌触りになるとか。鋭利なカッターで粉砕するフードプロセッサではあの味は出せないそうだ。
元々宇治は将軍家や大名家などのための茶園であり、生産していたのは最高品質の碾茶。新茶ができると、江戸まで毎年送り届けていた。
この茶壷を運ぶのが「御茶壷道中」と言われるもので、大名行列並みの格式が与えられ、庶民は行列を見ることもできなかったという。そこで生まれたのがあの「ずいずいずっころばし・・」の歌。
運搬の際、紙袋に詰めた濃茶用の碾茶を壷に納め、保護と断熱のために「詰め」と呼ばれる茶葉で満たした。この「詰め」を挽いたものが「薄茶」なのだとか。知らなかったなー。
もうすぐ新茶を摘む「八十八夜」。この天候不順でお茶の新芽が凍ってなければいいけど。
オマケ。
映画『アイガー北壁』
アルプス登攀史上最大の悲劇と言われる実話を基に描かれた映画『アイガー北壁』を観た。グランドジョラス、マッターホルンとともに三大北壁と呼ばれているアイガー北壁は、標高3975mのピークに向かってそそりたつ1800mの切り立った岩壁。
ナチス政権下にあった1936年、国威発揚のためドイツ人による未踏壁の初登攀が期待されていた。そんな中、ドイツ人とオーストリア人の2パーティが前後して登攀を開始するものの、落石・吹雪・雪崩など次々と悪条件が重なる。負傷者が登攀を継続できない状態になったため、悪天の中で決死の下降を試みるものの・・という、実話なだけになんとも救いのないストーリー。
今から考えるととてつもなく貧相な装備、いかにも脆そうな岩にハーケン1本でぶらさがっちゃう恐ろしさ。状況の困難さが多少は理解できるだけに、もう見ていてずっと声を殺して叫びまくり(?)。手に汗にぎりまくりで、めちゃめちゃ疲れた。
主人公がふと手袋を落とすシーン、あのヤバさは山ヤじゃないと気づかないだろうなー。それから、最後に救出しようとした人が、ふと短いロープを結び合わせて渡すなにげないシーンに、あ゛ー・・って思うのも。
★『アイガー北壁』オフィシャルサイト ・・・ココ!
それにしても・・
Meeting at 六甲
昨日は夜、六甲山上でミーティングがあったので、山上へのピックアップ便をキャッチする前に「白馬堂」さんに寄り道をしてしばしお喋り。店頭には、こんな可愛らしいアイテムが入荷してました。「Paina」さんの春夏バージョン、爽やかな肌触りのコットンニット製レッグウォーマー。山ガール・森ガールのみなさん、レギンス+山スカってスタイルに合わせてみてね。手づくりの1点モノですよ~。
★白馬堂
神戸市灘区宮山町2-4-7 サニー六甲2号
078-841-8986
12:00~19:00 水曜定休(ほか、不定休あり)
阪急六甲にNewOpen!ワッフルハウス「ストロープワッフル」
オランダの伝統菓子「ストロープワッフル」の専門店が阪急六甲駅のすぐそばにオープン。ストロープワッフルというのは、ロッテルダム近郊のチーズで有名な町“ゴーダ”に古くから伝わるものらしい。焼きたてアツアツにシロップを挟んで食べるというもので、本場では屋台で気軽に買って食べるおやつなんだそう。コチラのお店では、国産材料を使って無添加で作られているとか。
これまでは通販か、「パニフィチョ・シベリ」さん、「北野工房のまち」などでイベント的に販売されるだけだったのだが、4月10日についに店舗がオープン。ショップで焼きたてを食べることができるようになった。
1枚100円で焼き立てを買える気軽さ、オランダ人?シェフの愛想のよさもあってか、学校帰りの女子高校生でいっぱいだった。
1卓のみだがイートインもでき、ストロープワッフルのミニサイズ1枚+コーヒー・紅茶・エスプレッソ・日本茶などの各種ドリンクが選べて500円。★ワッフルハウス・ストロープワッフル
神戸市灘区宮山町2丁目5-2
11:00〜19:00(暫定)
定休日:未定
※阪急六甲を山側へ出て、線路と平行の道を東へ。1つ目の角を過ぎてすぐ(山側)
「白馬堂」さんの手前で、まっすぐ行くと「カモcafe」さん。「CAFE LINK」さんの帰りにお土産をゲットってパターンもいいカモね。
御所の「片上醤油」
なっちゃん曰く「お父さんが大事に育てた美味しいお醤油」ってことで1本おすそ分けをいただいた(注:なっちゃんの実のお父さんではないと思う・・
)。葛城山の麓にある昭和6年創業の老舗醸造元のもので、地元産の大豆を用い、杉桶の中で発酵熟成させる天然醸造の伝統的手法で醸しておられるとか。
★片上醤油
奈良県御所市大字森脇329
0745-66-0033“大事に育てられた”ものなら、大事に味わわねば・・。とりあえず一番ストレートに味わえる冷奴にて賞味。くどさのない、上品な旨みがぎゅっと詰まって美味しい。大事にいただきまーす。なっちゃんありがとう
片上醤油 さんのHPは、シンプルな手づくりっぽいサイトだが、「木桶発酵のこだわり」とか、「原料に関するこだわり」などを読んでいると醤油作りにかける情熱がよく伝わる。葛城山ハイクとセットで訪れてみたいな。
桜の園、徘徊敗退、そしてまたまた独り花見な日曜日。
朝から雨で、テンションだだ下がりの結果・・ちょっと企んでいたことがあって、昨夜は自分の内面の葛藤と戦いながら、長らく使ってないあれやこれやをパッキングしたにも関わらず・・・、朝イチの雨でイキナリ路線変更。
なんだかんだで毎年行っている桜の園「亦楽山荘(えきらくさんそう)」へハイキング♪(去年・一昨年は4月11日だった)街中では桜はもう散り初め~落花盛ん、って感じだけど、山桜はまだまだ見頃。美しい。
笹部博士が愛し、その邸宅に植えていたという「笹部桜」もまだ咲いていた。
★ササベザクラについては・・ココ!武田尾から廃線跡を歩いてアプローチする「桜の園」、笹部新太郎さんの演習林のあとを整備したもので、風格ある山桜を始め、コバノミツバツツジやヤブツバキも多く、とても美しい園地。
山桜もキレイだけど、イロハモミジの新緑も美しい。いったん下山して別の“読図”ミステリーツアーに。
マジで難しいエリアで、何度も迷いそうになって、最終的にはとんでもないところを無理矢理下降するハメに。
でも「桜の園」を遠望できたのがよかったな。
結局雨はほとんど降らず。下山後、ほんのひと駅のところへ寄り道して、独り花見@野良酒にて終了。
お疲れさまでした~@自分
名残の花見@芦屋川
所用で六甲山に行っていたのだが、久々にロックガーデンに下ることにして、石の宝殿から蛇谷北山を下り、東お多福山を通ってロックガーデンの中央稜をくだった。モントレイルのコンチネンタルディバイドは風化花崗岩の下り道なんかでもすごいグリップ性能を発揮して、とても歩きやすかった。
山桜があちこちで咲いていて、景色もなんだかとってもキレイで、風が爽やかで、とても快適・・芦屋川に下り、久々にSky High Mountain worksさんを覗いてみた。企画中のイベントの件や業界情報などをいろいろ喋りながら楽しいひと時を。
次々お客さんが来られるので、あまり長居をしてもと適当に退散。店主さんと喋りたくて来る客が多いんだよなー。きっと。川べりに出ると桜がまだキレイだったので・・
“素通り禁止”な肉屋さんのコロッケを買って、川べりで独り花見をしましたとさ。
独りでも野良酒?だって気候がとっても気持ちいいんだもーん。
六甲山春景
きれいに晴れた週末。所用にて六甲山へ。朝から駅のそばで“撮り鉄”してたりなんかして。アングルがいまいちだけど、桜がキレイだったんで。
神戸線御影駅で下車。駅北側の深田池も桜がキレイ。池のまわりのソメイヨシノは満開過ぎって感じだけど、枝垂れはまだこれから。
住宅街を通り抜け、白鶴美術館の前を通って山へ向かう。
白鶴美術館脇の桜も満開過ぎって感じ。今日通ったコースは不思議なところで、道ばたに、珍しい白花タンポポが咲いていたり・・
ホントになにげなーくオドリコソウが群落を形成していたりする。シソ科の多年草で、アジア各国の林縁などに自生しているそうだが、六甲山ではそうよく見かけるものでもない。
近縁種の「ヒメオドリコソウ」の方は花が本当に小さくて、可憐と言えば可憐だが、道路わきなどにかなりはびこっている外来種。
本種の方は、花笠をかぶって輪になって踊っている娘達に見立てたもので、まさにそんな華やいだ風情がある。
白花とピンクがあるようだが、このエリアではうっすらピンクを帯びた白しか見たことがない。ミツバアケビもいっせいに開花していた。
これもまた可憐で可愛らしい花。小さな花が群れるように咲いているのは雄花で、ふくよかで大きな花が一輪でゆれているのが雌花。中腹域まで登ると、クロモジの花もたくさん咲いていた。和菓子などについてくる黒い皮のついた楊枝の材料となる樹で、クスノキ科で材にはとても爽やかな香りがある。
花は黄緑色を帯びたやわらかな黄色で、咲き揃うと一面が黄色のスプレーを吹いたように華やぐ。中腹域では桜もちょうど見頃となっていた。
樹によって少しずつ色合いが違うのが野生の桜のいいところ。春のやわらかな空色には本当によく似合う。
ひと登りのあとは美味三昧
神戸三宮に4月9日オープンした「グラビティリサーチ」に行った後、助役さんが南京町の老祥記でお土産に買って来てくれたぶたまんとごま団子でオヤツタイム。久々に食べたぶたまんはやっぱり美味しかったなー。いつも長い行列ができてる人気店だが、なぜか空いていたとか。
★老祥記(食べログ)
神戸市中央区元町通2-1-14
078-331-7714
10:00~18:30(売り切れ次第閉店) 月曜定休その後、なっちゃんと一緒に助役亭におじゃまして、美味なる宴・・。
揚げたての天ぷらを肴に、“香住鶴”の山廃仕込純米酒を。日本酒らしいしっかりとした味わいがイイ感じ。天ぷらにもぴったりだった。
なっちゃんのお土産という「塩ぽんず」も美味しかったな。
夜更けまでいろんな話に花が咲き、とても和やかで楽しいひと時を過ごさせていただいた。
助役さん、HRMさんありがとうございました~。
珍しく日本酒が美味しいと飲んでいたなっちゃんは無事に帰ったかなー。
神戸に新クライミングジム「グラビティリサーチ」オープン!
好日山荘神戸本店が移転し、これに合わせてショップの1階にクライミングジムがオープンした。ジムの無料開放デーに合わせて、助役さんやなっちゃんたちと一緒に行ってみた。
オープンの13時にはどっかで見たような顔がぞろぞろ・・・あららアノ人もコノ人も。って感じで平日なのにたいへんな賑わいようだった。国際ルートセッターの東秀磯さん、日本プロガイド協会の笹倉孝昭ガイドもスタッフとして入っておられた。施設利用説明を受け、混雑しているため90分間ということでボルダーエリア限定で登らせてもらった。(ジム内は写真撮影禁止とのことで、画像はありません。)
ボルダーエリアはあまり高さがなくて、分厚いマットが敷き詰められているので、怖がりの極にゃみ的にも安心してトライできた。今のところ8級~初段までテープ課題が設定されている。安全管理などにかなりの配慮があるように感じられたので、これから始めてみたいっていうひとには最適かも。今後の進化に期待です。
★好日山荘神戸本店(1F:グラビティリサーチ)
神戸市中央区磯上通り4-3-10 IPSX EAST
078-265-2045
※4月18日まで、オープニングキャンペーンで無料開放中(11日を除く)。
また、期間中通常1500円の利用者登録料が1000円に。
(登録せずに無料体験のみも可)リードエリアはトップロープのみ?
★神戸経済新聞の紹介記事 ・・・ココ!
桜咲く宇治へ。
所用で京都の宇治へ行った。べつに“撮り鉄”をしにいったワケでは無いのだが、電車の音に反応してしまい・・
やはりコレは・・バーチャル駅長の後遺症であろうか。
(JR奈良線です)宇治川畔はとてもきれいに桜が咲いていた。
朝霧橋の袂には「宇治十帖」のモニュメント。浮舟と匂宮が寄り添っている。
後ろに「ヒカルゲンジ」という品種の椿が植えられていて、まさに花が盛りを過ぎて朽ちつつあって、びみょーな気分に・・。
光り輝く若きカップルの背後で老いていくワケですか・・近くには「迦陵頻(カリョウビン)」という別の品種の椿も植えられていて、こちらはまだ見頃。濃い紅色に白斑が入った非常に華やかな八重咲。
丹塗りの朝霧橋を渡って桜色に彩られた中の島へ。
橋上からは眺望が素晴らしく、権中納言定頼の
「朝ぼらけ 宇治の川霧たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木」
という歌はこのあたりで詠まれたのだろうか、などと思う。下流を見やると、正面に見えるのは愛宕山。
中の島には「宇治浮島十三重石塔」が建つ。鎌倉時代に西大寺の高僧 叡尊によって建立されたもので、日本で最大の古石塔。
川べりはどちら側も桜並木で、春らしい柔らかな空色の下でとても美しい景観をかもし出していた。
ちなみに、宇治橋の南詰には、源氏物語の作者である紫式部の像がある。
★宇治の観光情報は・・・宇治市観光協会
「志らはま鮨」@須磨
お花見ハイキングの後、N師匠おススメの店、須磨寺前商店街の参道にあるコチラへ。創業70年の老舗で、地元の方々は元より、須磨寺の参拝客にも人気のすし屋さん。巻き寿司や押し寿司が特に美味しいとのことで、いろいろ盛り合わせになっている「須磨の関守」というセットを食べた。
左下は「柚子の香」と言って、〆鯖の上に味付けをした卯の花を乗せたお寿司。ほかのすし屋さんにもあったので、このあたりの名物なのだろうか?玉子焼き・椎茸・海老など超具沢山の太巻きも美味しかったし、なんと言っても特筆すべきは穴子寿司。甘辛いタレがかかった分厚い穴子がとっても美味しかった。赤だしにも穴子が入っていてとても美味しかった。
★志らはま鮨
神戸市須磨区須磨寺町1-11-12
078-731-4716 11:30~15:00(テイクアウトは10:00~18:00)
月曜定休(祝日の場合は翌日)
★「須磨人」さんによる紹介サイト・・・ココ!
春爛漫@灌仏会
イエス・キリストの誕生日ほど有名ではないが、今日4月8日はお釈迦さまの誕生日とされ、降誕会(ごうたんえ)、花会式(はなえしき)、花祭(はなまつり)などと呼ばれていろいろな行事が行われる。
色とりどりの花で飾った花御堂の中に灌仏桶を置いて甘茶を満たし、誕生仏像を安置して、柄杓で甘茶をかけて祝うというのが伝統的なスタイルらしい。クリスマスに比べるとジミだけど?「甘茶」というのは落葉低木のアマチャ(学名:Hydrangea macrophylla var. thunbergii:アジサイの仲間)の若い葉を煎じて作られるもので、独特の爽やかな甘さがある。
昨日訪れた須磨寺でも、今日は甘茶のお振る舞いがあります。
★大本山 須磨寺
神戸市須磨区須磨寺町
078-731-0416
山陽電鉄・須磨寺駅から北へ徒歩5分/JR須磨駅から徒歩12分
観桜野点会@須磨
須磨寺の隣にある広大な“Nヅ庭園”にて観桜の野点会。園内にたくさん植えられた桜はどれもちょうど見頃の満開で、子供連れの方々などで賑わっていた。夜桜もきっとニギヤカなんだろうな。
お菓子はなんと、D-yan師匠お手製の練り切り。
パンや洋菓子もプロ級の腕前だが、こんな完成度の高い和菓子までお作りになるとは!
「ま、まさか作ったんじゃないですよね?」なんて聞いてしまった・・・
たいへん失礼いたしました桜をモチーフにした、なんとも可憐な色合いの上品なお菓子。ご用意いただいた懐紙も桜柄で、ちらほらと散り始めた桜のはなびらが彩りを添えて・・あまりの美しさに食べるのがもったいなくて、しばらくじっと眺めていた。
しっとりとした口当たり、甘さ控え目の優しい味わいは本当に専門店に勝るとも劣らないできばえで、感動お茶碗も桜模様のものを。
D-yan師匠のお茶は数年ぶりでいただいたけれど、絹のような滑らかな泡立ちで、たいへん結構なお点前でした。桜尽くしの贅沢な野点会。D-yan師匠、ありがとうございました。
寒い日ではあったものの、野点に選んだ場所は風当たりが少なくて、さほど寒い思いをすることもなく、よい場所を選定してくださったN師匠にも感謝です。
お花見ハイキング@須磨
お花見第三弾は、SWACのN師匠からお誘いをいただき、須磨へ。が・・なんだか雲行きが怪しい。須磨のあたりは海と山が接近していて、JR線、山陽電鉄、国道二号線が山と海のすき間にぎゅぎゅっと納まっていて、一番海側にあるJR線は海岸に隣接。海水浴場直結のため、駅の階段には「砂を落としてください」、駅のトイレには「足を洗わないでください」なんて貼紙もあって笑える。
JR須磨駅で待ち合わせ、ご一行様6名でまずは須磨寺へ。
門前の桜が七分咲きという感じで、華やいだ雰囲気。「源平の庭」の枝垂桜はまだちらほら咲き。もう少し咲き進むと熊谷直実さんも華やかになるんだろうけど。
唱歌「青葉の笛」を演奏(?)するN師匠。
須磨寺の境内には面白い仕掛けや見どころが満載なのだ。境内を抜けて、鉄拐山への登り道をたどる。ほんのひと登りで海や神戸の街並みが見渡せるナイスビュー。ぽかぽか陽気の昨日とは一転、冷たい風が吹いてたけど・・
旗振茶屋前には、桜と菜の花が咲いていた。
ココ旗振茶屋は、『六甲山へ行こう2』の茶屋特集ページの取材でお世話になったときの印象がとてもよくて、お気に入りの茶屋のひとつ。大正時代に電信が普及する以前、江戸時代の中期くらいから「旗振り通信」によって大阪の米相場などの情報を中国地方へ伝える拠点として使われてきたというだけあって、非常に見晴らしがいい場所だ。摂津と播磨の境目にあたり、右に淡路島と明石海峡大橋、左に神戸・大阪方面を展望できる。神戸空港から発着する飛行機もよく見える。
鉢伏山も桜が咲いてきれい。晴れていればもっともっとキレイだろうに。
全山縦走路を下り、塩屋台から鉄拐山トンネルをくぐって須磨寺へ戻った。ちょうど2時間の変化に富んだショートコース。楽しく歩けました。N師匠、ご案内ありがとうございました。
ところで・・
夜桜宴会@天神橋
酒飲みジョシチームで、夜桜宴会を企んだ。MIKANちゃんが超旨いスペシャルな酒をゲットしたってコトでお相伴にあずかることになったのだ。
19:30開宴だったので、梅田から歩くことに。
まずはお初天神で枝垂れ桜を見て・・中之島を通って・・中央公会堂も桜色に彩られてきれい。
お隣の大阪市立図書館もライトアップ。
早く着いたのにうろうろしてるうちに集合時間に遅れそうになり、小走りで集合場所の「天神橋北詰東側交番前」に行ったら、ダレもおれへんやん!
びみょーに場所の認識が異なり、約1名は[天満橋]の交番前にいたりなんかして。が、携帯電話のおかげで無事に合流。
桜を遠望する水辺にて、まったり、ゆったり、心地よいひとときを楽しんだ。今宵の主役はMIKANちゃんが持ってきてくれたコレ、交野の小さな蔵・山野酒造の「袋吊り無濾過生原酒 大吟醸“富楼那”」。
自社田で無農薬栽培された「山田錦」のみで作られた純米大吟醸を袋吊りし、しずくを瓶詰めにした稀少な酒だ。
火入れをしていない若々しい酒は、さらりとした飲み口ながら米の旨みがじんわりと感じられるフルーティな美味しさ。大事に大事に造られた酒だけに、大事に大事に味わった。もう1本はUMEちゃんが持ってきてくれたフランスワインの「ラ・パッション・グルナッシュ」2008。柔らかな甘さと酸味のバランスがよくて、軽めの味わいかと思いきや、次第に奥行を増してくる感じが面白かった。
どちらもごちそうさま~。昼間22度くらいまで気温が上がり、夜になっても暖かくて絶好の夜桜宴会日和だった。
楽しいひと時をありがとう。
梅蜜柑蛇トリオ、なかなかヨイね。
ところで・・
桜ごはんと花見の供
お昼ご飯に、宝塚阪急で売ってる「おこわ米八(よねはち)」の“桜おこわ”を食べた。手摘みの桜を一年間漬け込んだものを混ぜたとても美しい彩りのご飯。ほんのり桜の香りが漂い、筍や菜の花も彩りを添えて春爛漫の上品な味わいだった。
ところで・・今宵は酒好きジョシチームのお花見なので、にゃみにゃみ。食堂臨時開店でジミ系酒のアテをいろいろ制作。
万願寺唐辛子のじゃこ炒め、こんにゃく煮、茎若芽の胡麻炒め、蕗の青煮・・・先日能勢へ行ったときに見つけて仕入れた「ヤーコン」をキンピラにしてみたりとか。
とっておきのスゴイ酒が出てくるみたいなので、ついついチカラが入ってしまった。とは言え草食系なので、野菜ばっか。ま、持ち寄りなので偏っててもよかろう。このへんがポットラックの気楽なところね。
でもコワいメンバーだから、飲みすぎないよーに気をつけよっと。
卯月の大谷庭園
「韓国の民画と絵本原画展」を観た後、庭園を散策。ちょうどシャガが見頃を迎えていた。
中国原産のアヤメ科の多年草で、古い時代に移入されて野生化しているところもある。
三倍体でタネをつけず、地下の根茎の広がりによって増えるため、人為的影響のあるエリアにのみ自生している。花期的にはもう少し初夏のイメージなんだけど。寒い季節からずっと咲き続けているクリスマスローズ。
優美な花は和風の庭園にもよく似合う。
うつむいて咲く姿が清楚な和風美人というイメージだからかな。一番たくさん咲いているのはこちら。ツルニチニチソウ(あるいはヒメツルニチニチソウ?)
グランドカバーなどによく用いられるが、最近逃げ出してあちこちで野生化している。キョウチクトウ科でアルカロイドを含む有毒植物だが、薬草として用いられることもあるようだ。変わった色の新芽を元気に伸ばしているのが黄金カシワ。
ナラガシワの園芸種で、展葉すると緑色になる。秋にはまた鮮やかに黄葉して、色の変化が楽しめる。あでやかな春色の競演はベニズオウとサクラ。春の柔らかな空色にとてもよく似合う。
一年中いつ行っても本当に美しい庭園だ。
★西宮市大谷記念美術館
西宮市中浜町4-38
0798-33-0164
夙川の桜と大谷美術館
夙川の七分咲きくらい。まだ満開ではないけど、平日なのにすごい人出で賑わっていた。川の両側に植えられた桜が川の中にせり出すように枝を伸ばしていて、独特の景観となっている。
川べりで、土手の上で、お花見適地なので、見頃になるととても賑わう沿線随一の桜の名所だ。でも、ゼッタイここの花見では、川に入っちゃうヒトがいる。夜には酔っぱらった大学生が水深30cmくらいのところでクロールしようとしてたりなんて光景を目撃することも・・
花見客で賑わう夙川べりを歩いて、西宮市大谷記念美術館へ。例によってご招待券をいただいているので、早めに見てレポート。現在開催されているのは「韓国の民画と絵本原画展」。李朝末期から20世紀前半にかけて旅の絵師によって描かれた民画と、近年脚光を浴びている絵本の原画を展覧。独特の色づかいや装飾性が面白く、なかなか楽しめる企画展だった。
『韓国の民画と絵本原画展』
2010年4月3日(土)~5月23日(日)
水曜休館(5/5水曜日は開館、翌日5/6木曜日休館)
★西宮市大谷記念美術館
西宮市中浜町4-38
0798-33-0164
野良酒はしごdeどろ酔い
不動岩でのクライミングの後、Ganさん&親方は車で帰ってしまったので、S穂のジョシコンビと道場駅前宴会。桜がキレイで、ぽかぽか陽気で、とってもいい感じ。
たぶん一年中で一番いい宴会日和。正月明けに台高スノートレッキングでご一緒いただいたRyouさん、昨年秋の穂高でご一緒いただいたKuro井さんと、会について、とかパートナーについて・・などの話をしながら一献。
ロング缶2本片付けて移動中に、Umeちゃんから「うどん亭にいる」との情報が入り・・なぜかOYチームの宴会に乱入。久しぶりですなー、このメンバーもこの店も。
2杯ばかり飲んでまたまた野良酒モードに・・ムカシはこのメンバーとよくココで飲んだなー。なんじゃかんじゃと技術的なことで論争をしつつ。
奈良県五條市の五條酒造「五神」の季節限定にごり酒やらBeringer(ベリンジャー)の赤ワインやらですっかり酔っ払いモードに。
どうやって帰ったか覚えてないのだが、“お約束”の今津線無間地獄にはきっちりハマったようで、ニシキタで目覚めた記憶が・・・ダレですかこの期に及んでミスド買ってくるヒトは!
ワイン飲みながらパイを食べたわけですな。ドコですかコレ。初ツバメを目撃したらしいのだが、ドコなのかが思い出せない。やっぱ小林駅かなぁ。去年はいったん巣作りを始めたものの、その後放棄していなくなってしまったという哀しいデキゴトがあったけど・・
一年ぶりの不動岩
清掃活動の後、不動岩でクライミング。が、なななんとナマ岩に触るのは1年ぶり。最近ろくに歩いてもいないので、あの短い登りでへろへろに。K雪のGanさんと組んで登らせてもらったが、とてもじゃないがリードする気にはなれなくてオールフォロー。Ganさんはきっちりロープを張ってくれるので安心なはずなのに、異様にぎこちないクライミング。完全に初心者モードになっている。
ハチノスハングをリードするGanさん。ナチュプロできれいに登っていく。が、極にゃみ的には肩もさることながら股関節がダメなので、ステミングができない・・・過去最悪の登りを展開してしまった。最後に登らせてもらったひし形ハングは楽しかった。けどフォローだからだろうなぁ。
復帰したいのかどうなのか。復帰できるのかどうなのか。自分でもよくわからん状態なのだが、とりあえず一年ぶりのお気楽クライミングは楽しかったからよしとしよう。
Ganさんありがとうございました。岩場周辺でシュンランが咲いていないかチェックしてみたけど、どの株もみなまだ蕾だった。で、もう咲いているという某所で花を見せてもらった。今年初シュンラン。美しい・・
恒例・道場周辺清掃活動
7時集合の労山チームは5時起きで元気に出て行ってしまい、道場周辺の清掃活動に参加する我々は10時集合なのでまったりのんびり。久々にモリ田珈琲店の美味しいドリップコーヒーをいただいた。
←昨夜も今朝もコノひとのユニークな寝姿を激写してついついつぶやいてしまつた・・・綺麗に晴れ上がり、ぽかぽか陽気で絶好の清掃日和?
JR福知山線・道場駅前の桜は五分咲きくらい。
開始時刻までずいぶんあったので、ひなたぼっこしながらぼーっと桜を眺めていた。10時には約60名のクライマーが集合。クライミングは一年くらいずっと休眠状態だったので、とってもお久しぶりの面々に会えてちとうれしかった。
コノひとは最近ヒグラシのヒトなのかしらん・・なっちゃんや助役さん、まるいさんも来られて、一緒に武庫川畔のごみを拾いながら歩いた。
桜が咲いてとてもキレイ。うららかな陽気で歩いているととても気持ちよかった。
千刈貯水池では「さくら祭り」が行われていて、ふだん入れない水道施設内に入ることができる。桜はまだちらほら咲きで、見頃には早かったが、地元の婦人会の方などがお店を出されてて、のんびり花見をしにきてみたい感じだった。
とてもキレイに整備された公園になっていて、ふだんも解放すればいいのになーと思った。
大きな東屋もあって、なっちゃんは「こんないいトコ、ふだんも入れたらみんな泊まりに来ますねぇ」と言って、助役さんに「それは山ヤだけです」と反論されていた。確かに・・
六甲の人気パン屋さん「Boulangerie petit ble」
昨日、カフェリンクさんへ行く途中でふと見つけたお洒落なパン屋さん。以前からあったらしいのだが、住宅街の中だし、あまり来ることもなかったので気づいてなかった。カモcafeの一筋山側の通りにある。白馬堂のあさやんに聞いたら、すごい人気店でいつも早くに売り切れるらしい。
雑貨屋さんみたいなお洒落な雰囲気の店で、甘いパンもあるけどハード系のパンもいろいろ。お花見シーズンなので、桜餅あんぱんを買ってみた。あっさりとしたつぶあんにジュレみたいな食感の道明寺が面白くて、個性的な美味しさだった。
パンネルの桜餅あんぱんとはまたひと味違っていい感じ。シンプルなバゲットなどをいくつか。コチラは今日の行動食なので、未食につき感想はまたあとで・・
この土日は“山登り”ではないのだけれど、山仲間たちと過ごすことに。ってワケで週明けまで更新しませーん。
★Boulangerie petit ble(ブランジェリー・プチ・ブレ)
神戸市灘区山田町1-2-3
078-858-8815
8:00~18:00
水曜・月2回木曜定休
六甲「CAFE LINK」でランチ♪
※2011年6月7日を以って閉店されました。
コーヒーがとても美味しいと聞いて先日訪れてみた六甲の「CAFE LINK 」さん。お昼に数量限定で出しておられるという手づくりコロッケのランチがどうしても食べたくて。ようやく行けるタイミングになったのですかさず突撃。今日は玉葱と人参、キャベツ入り。手間を惜しまず丁寧に作られたコロッケは、野菜の自然な甘さが引き出され、パン粉の材質にまでこだわっているというサックリと軽い仕上がり。つやつやのご飯は七分搗だけど、ふんわり炊かれて美味だった。
もちろん食後にはまったりと味わい深いフレンチプレスのカフェ。ペーパードリップだと雑味の少ないクリアな飲み口だが、フレンチプレスだと豆の味わいが深く柔らかく引き出されるような気がする。流通量が非常に少ないスペシャリティコーヒーを大切に味わうためにこの抽出方法を採用しているのだとか。
前回、阪急電鉄「ブログdeバーチャル駅長」で紹介させていただいたご縁もあって、パティシエール・misa さんおススメの「蒸し焼きショコラ」をちょこっとお味見させてもらった。小麦粉を使わずに作られているそうで、しっとりとしているのに軽い口当たり、チョコのコクはしっかり味わえるのにあっさりとしたとても不思議な美味しさ。正式にはアイスクリームを添えて供されるそうだ。
★詳しくは・・・ココ!カフェにしては珍しいものがイロイロ・・梅酒とか、ワインとか、国産のオリーブとか・・店主さん曰く「カフェとレストランの中間って雰囲気」だとか。
そうそう、前回お目にかかれなかった店主さんもいらして、いろいろとお話しできて楽しかった。misaさんもとてもキュートな方だけど、店主さんも優しい雰囲気のイケメンさんでした
★CAFE LINK
神戸市灘区高羽町5-5-21 078-851-3212
10:00~20:00頃 水曜定休
高麗橋・菊屋の最中
関西の“お遣い物”定番のひとつ・・ってわけでまたイタダキ物で好物のお菓子がやってきた。大阪高麗橋にある「菊屋」は、天保年間に大和郡山で創業し、昭和になってから独立分家して大阪に進出したという歴史を持つ老舗。豊臣家の御用菓子司であった頃から屋号や意匠に菊花を用いてきたとかで、この菊模様の最中は代表的な銘菓だ。漉し餡の「名菊」、粒餡の「甍」があるのだが、粒餡好きの私もこの最中はどっちも大好き。
★大阪高麗橋 菊屋
大阪市中央区高麗橋2-2-12
06-6231-2001
9:00~19:30(土曜 ~18:00) 日曜定休
★阪急三番街店
梅田阪急三番街B2
06-6376-3088
バーチャル駅長がついに終わった。
昨年4月から書かせてもらってきた阪急電鉄情報ブログポータル「ブログdeバーチャル駅長」。1年間の任期制で3月31日で切り替え。が、実質的には昨日昼間に移行作業が行われたようで、TOPページは朝から更新されていたものの、お昼過ぎくらいまでは元のサイトが残ってた。で、夜帰宅したらこんなメールが・・
「あなたが今まで公開されていたブログについては、今後一切ご覧いただけませんのでご了承ください。」
なんちゅーかまぁ事務的な文面。コレ見てはじめて「あー終わったんやなー」って実感がわいた。
毎日朝のこの時間にセッセと記事書いてたなー。出動時間がせまってあせったりなんかしながら・・
長かったような、短かったような。でもいろんなご縁をいただけて楽しかったな。
『没後80年 金子みすゞ展』
阪急電鉄・バーチャル駅長で同期だったゆかりサンからチケットを送っていただいたので、さっそく観に行ってきた。大正末期から昭和初期にかけて次々と作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛された天才。あらゆるものに対する愛と思いやりに溢れたきらめくような詩を紡ぎだしながらも、わずか26歳という若さで命を絶った詩人の生涯を作品と共に展覧。まどみちおさんの直筆原稿なども見ることができて、興味深い展覧会だった。
ゆかりサンありがとー。
★大丸ミュージアム
大丸心斎橋店北館14階イベントホール
2010年3月24日(水)→4月5日(月)
●会期中無休それにしても・・ゆかりサンって字がきれい。さすが先生だねー。
あ、ちなみに「うりちゃん」ってのは私のこと。
蛇だの猪だの・・いったいナニモノ?蛇年でもなければ猪年でもござんせん
注・期間限定「坂神電車のはにわっくな情報」
本日限りのはにわっくなサイトをご覧ください。
★坂神電車のはにわっくな情報
阪神やるわー。明日には見れなくなるのかなー?と思ったけど、どうやら・・
★常設の格納場所はココか? ・・!!
アーカイブには2000年からのネタが格納されており、坂神はにわ線建設の経過なども見られます。80年ぶりに「里帰り」した六押ケーブルの図などはもう、必見です。
「ドザえもん」の愛称で有名な社長の「どこでもドア」買収の話にも笑えました。
アフターお花見“フダツキ”宴会
黒川地区で咲き始めのエドヒガンを眺めながら楽しいひと時を過ごしたあとは、“フダツキトリオ”の一人K嬢のおうちへお邪魔して本格的に宴会。
料理なんかサッパリできませんキャラを演じてきたK嬢だが、じつはマメに美味しいものを作れるヒトなんだってコトが判明。しかも、一人住まいのマンションは超オサレ。
意外や意外、観葉植物などがセンスよく飾られたすっきりとしたインテリア。シンプルでお洒落なテーブルウエア。デキる独身キャリアレディの典型という感じじゃないですかぁ。
長年キャラを勘違いしてたかも~。急におじゃますることになったのに、朝から1品仕込んでおいてくれたらしい。
「1品って、ゆで卵?それ料理って言えへんのんちゃうん!」などといぢめて申し訳ございません。
トマトソースのチーズグラタン風はとーっても美味しゅうございました。飲んだくれ達がせっせとワインを空けることに専念してる間もこまめにキッチンに立って、アテをいろいろ作ってくれて・・「ちぎりカプレーゼ」も、アボカドの生ハム巻きも美味しかったです。
ペコリーノ・ロマーノのマンゴージャム添えも意外な取り合わせで美味だった。羊乳特有の風味がフルーツの甘さと相まって不思議な味わいになる。こーゆー時のために飲まずにガマンしてずーっと温存しておいた「梵」をここぞとばかりに登板させたりなんかして。福井は鯖江の蔵、加藤吉平商店の無濾過純米大吟醸「Gold」。フルーティでやわらかな味わいにうっとり。これは前回福井に行ったときのくまさんごちそうさまなのだ。
★加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1号11番地
0778-51-1507鯖江つながり・・ではないが、「ありあわせで」と即興で作ってくれたこの1品。
しめ鯖とアボカドの和え物。アボカドのコクとしめ鯖の旨みが不思議にマッチして美味しかった。彩りも美しく、なかなか完成度の高いメニューだと思う。K嬢がストックしてたワインを全て飲みつくし、ご機嫌で帰宅。ま、例によってどうやって帰ったか覚えてないけど。たいへんゴチソウになりありがとうございました。味しめたんで、またよろしく~。
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