イタドリ
春に、河原や荒地などにたくましい筍状の新芽を伸ばすタデ科の多年草「イタドリ」。地方によっては「スカンポ」「スイバ」とも呼ばれ、「虎杖根」という生薬としても利用されてきた。当家では炒め煮にして食べるのだが、ちょっと酸っぱい独特の風味が美味しくて私の大好物。
このイタドリが、観賞用として19世紀頃にイギリスへ持ち込まれたのだが、野生化したものが道路の舗装や煉瓦の壁などを突き破るなどの被害を出しているそうだ。
★asahi.com「イタドリぐんぐん、英国迷惑」 ・・・ココ!
日本でも道路わきや線路際などで生えているのを見るが、舗装を突き破るほど繁茂したりはしない。違う環境に移入した生き物は、元の生態と違うものに変化してしまうものなのだろうか。そう言えば日本でも外来生物の被害がいろいろあったよなー。
けど、移入種を駆除するためにその天敵生物をまた移入すると、別の問題が起きないか心配。自然にヒトがヘンなちょっかい出すとろくなことにならないような気がする・・
★WWF「外来生物の問題」 ・・・ココ!
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