紫陽花の野点会
陽射しが夏めいてきた六甲山でコアジサイが咲き始めた。青谷から未踏査のコースを攻めてみようということで歩き出した。
行者堂の奥にある行場をちらりと覗いて、行者尾根を乗越し、隣の「老婆谷」へ。
ほとんど歩く人もいないようで、かすかな踏み跡も途絶えがち。落葉が散り敷いて滑り落ちそうになるほどの急斜面を詰めたが、展望はないわ、地味で暗いわ、ヘビまで出てくるわ。隣の行者尾根の方がずっと楽しいと思った。詰めあがって天狗道の途中に出て、摩耶山掬星台へ。オテル・ド・摩耶への道の途中にヤマボウシが咲いていた。
穂高湖では、小学生たちがカヌー遊びを楽しんでいた。まるで真夏のリゾートという趣き。
湖畔でUちゃん亭主による紫陽花の野点会。
鶴屋八幡の美しい紫陽花の琥珀羹でお薄をいただいた。
爽やかな風が吹き渡る山の中でいただく至福の一服。“穂高”つながりで、「新穂高」へも行ってみる?というコトで徳川道とシェール道の間にある643mの小ピークへ。15年くらい前に一度行ったきりなのだが、徳川道周辺は地図の道表記が非常に“ナゾ”なことが判明。
「新穂高」は顕著なピークだが、樹林に覆われて展望はまるで利かない。西隣の609mピーク付近から振り返って見た新穂高。
609mピークの北側を巻いて徳川道へ戻るコースを辿ってみようとしたが、地図の道表記とずいぶん異なり、うろうろしてしまった。
トェンティクロスから布引ダムへ。
水量が多いなーと思っていたら、案の定ダムの下側には、“五本松の隠れ滝”が出現していた。
布引滝上の展望台にて“第二部”へ突入するのであった・・
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