水無月初旬の六甲山の花
先日の“穂高ツアー”で出会った花や風景。
すっきり晴れた夏空がまぶしい日だった。
お気に入りのパン屋さんでパンを買って。
急な坂道の途中で、テイカカズラが咲き始めてほのかに香っていた。
キョウチクトウ科の常緑つる植物で、石垣などによく生えている。歌人藤原定家の墓に絡みついていたということから名づけられたとか。
緑鮮やかな茶園を通り過ぎ、毎日登山の拠点のひとつを通り過ぎ・・あ、軽やかに走り下ってきたY野さんにお会いしたんだった。ヒヨコの人たちはホント健脚。
自生種の「コアジサイ」が咲き始めていた。装飾花を持たない地味な花だが、清楚な雰囲気が大好き。ほのかに香るのも上品ですてき。
ミヤマナルコユリ? Y野さんにアマドコロとナルコユリとミヤマナルコユリの見分け方を教えてもらったばかりなのに、もう忘れている。
掬星台から穂高湖へ。
まるで高原の避暑地のような趣き・・
湖畔で楽しむこんな紫陽花も優雅で素敵。
ジャコウアゲハかな?そろそろアリマウマノスズクサも咲いているだろうか。
徳川道から“新穂高”へ登頂。
人けのない静かな山。かすかな踏み跡を地図を片手に歩くのは楽しい。
スイカズラ科のコツクバネウツギ。
ツクバネウツギはそろそろ終わり、山頂ではベニウツギが咲いていた。
とても小さいけれど可愛らしい「コゴメウツギ」。名前はウツギとつくが、バラ科の植物だ。
コチラは正真正銘の「ウツギ」。“卯の花の匂う・・”というアレだけど、じつはこの花に香りはない。
これまた「ウツギ」とつくけどアジサイの仲間の「コガクウツギ」。半分日陰のようなところが好きみたいで、木漏れ日の中でひっそりと咲いている姿がとても清楚で好きな花。
スイカズラ科の「ガマズミ」。ミヤマ・・とかコバ・・とかややこしいことはまあさておき。
キンポウゲ科のつる植物、「ケハンショウヅル」。類縁種で花が黄色っぽい「トリガタハンショウヅル」に比べるとかなり珍しいらしい。
モクセイ科の「イボタノキ」。これまた小さくて可愛らしい花がいっぱい。
なんだっけ???
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コメント
サラダロール食べたいな!青谷ベーカリーのおばちゃん元気かな?少しですがウチから徒歩5分くらい百丈よりでホタルが確認されておりますよ。
投稿: Kず | 2010年6月 4日 (金) 19:40
青谷ベーカリー美味しいよねー。
あのパンが絶品・・ おばちゃんも健在でした。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2010年6月 5日 (土) 01:57
お花の名前が全然分からないですが、どれも生命力がありそうで、綺麗です。
でも花より団子で、湖畔で召し上がっているアジサイに興味津々だったりします(笑)
色合いがとても綺麗ですよね。
この時期に作られる和菓子の色好きなんです。
青谷ベーカリーのパッケージ、レトロです。
母校の近くにあったパン屋さんを思い出します★
投稿: ロゼ子 | 2010年6月 5日 (土) 23:13
ロゼ子さん、こんばんは。
ホントこの時期のお菓子は美しいですね。
和菓子の美しさは、日本の四季の自然あってこそなのだなーと、野山を歩いていると思います。
機会があればぜひハイキングにいらしてくださいね。
青谷ベーカリーのパンがお供だとさらに楽しいですよー。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2010年6月 6日 (日) 00:51