六甲山のアジサイ
“アジサイの山”とも呼ばれる六甲山。花崗岩質の土壌、冷涼な気候で霧が多いなどの条件から、山上エリアでは美しいアジサイが楽しめる。一番目立つのは植栽された西洋アジサイだが、まだそれらが咲いていないこの時期、山で主役を演じているのが自生種のこの2種類。装飾花を持たないためとても地味だが、清楚な雰囲気の「コアジサイ」。淡い水色が上品で、ほのかな香りがあり、極にゃみ的には一番お気に入り。
もう1種、とても好きな花がこの「コガクウツギ」。やや薄暗い林床でひっそりと純白の花を咲かせている姿がとても印象的。花序の大きさのわりに装飾花が大きく、儚げな雰囲気がとても可憐だ。
この2種は見た目全く似ていないのだが、混生する場所では交雑してしまうことがある。コアジサイとコガクウツギの自然交配種が「アマギコアジサイ」。六甲山では数が少ないそうで、極にゃみ的には初めて見たけど、確かに両方の特徴を受け継いでいる。自然って面白いなー。
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コメント
「コアジサイ」綺麗ですね。
こういう淡い色とグリーンを次のテーブル実習に生かしたいなと思ってます!
投稿: ロゼ子 | 2010年6月11日 (金) 10:32
活けても綺麗でしょうねー。
顔を寄せるとふわりと香る程度のほのかな香りなので
テーブルに活けてもじゃまにならないと思う。
コガクウツギの方がアレンジしやすそうな感じがするけど。
ったって、こんなの花屋さんには売ってないか・・・
投稿: にゃみにゃみ。 | 2010年6月11日 (金) 11:26