砥峰高原@お気軽観察会
久々の“お気軽”な仲間たちとの観察会へ・・昨年末の忘年会以来ですかね。瀬戸内海と日本海に面しているでっかい兵庫県の真ん中へん?の西よりにある砥峰高原へ。
雪彦山よりちょっと北のエリアにある。広大なススキ高原で、12月公開予定の映画「ノルウェイの森」のメインロケ地として注目されている美しい山。
映画の原作は言わずと知れた村上春樹さんで、1987年の作品。当時、もう切なくて切なくて・・何度泣きながら読み返したことか・・と思ったけど、細かい筋書きとかぜんぜん覚えてなかったorz雲の多い天気だったが、樹林がないため、晴れているよりはいいかも、と言う感じ。
草原の中につけられた緩やかなハイキング道を、植物や昆虫などを観察しながらのんびりと歩いた。
この日見たのは・・
湿原状の場所では、モウセンゴケがたくさん生えていた。モウセンゴケ科に属する多年草(被子植物)で、葉の腺毛から粘液を分泌して小さな虫を捕獲する食虫植物。
葉の中心から伸びているらせん状の茎は「無限花序」と呼ばれるもので、下から順に次々と花を咲かせる。
草原性植物のひとつ、スズサイコもたくさんあった。ガガイモ科の多年草で、花は早朝に咲いて、日が当たり始めると閉じてしまうらしい。田んぼのまわりや採草地にはよくあったそうだが、そのような環境が少なくなって減ってきた植物。
目だってたくさん咲いていたのはウツボグサとニガナ。
ヒグラシや蝶などの昆虫もいろいろ観察できた。
広い広い高原は貸切状態。とても静かに観察会を楽しむことができた。
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