丹波“サギソウの里”へ
篠山市今田町は全国でも珍しいサギソウの自生地があり、町花に制定して大切に保護育成をしている。SWACの“カメさんH”さんがそのサギソウを見に行かれるというので、ご一緒させていただくことに。
今田町本荘の西光寺山への登山道の途中にある自生地。木道が設置され、踏み荒らすことなく鑑賞できるようになっている。最盛期を過ぎているのかもしれないが、ぽつりぽつりと純白の可憐な花が咲いていた。
蝶のような気分で花から花へ・・シャッター切りまくり。全部カメラに収めたいくらいに、どの花も可憐。
墓地の隣にある池にも自生しており、コチラは地元の小学生が保護活動をしているようだ。
あまりに暑さが厳しいので、西光寺山には登る気にならず・・
“アブミ”にてもう1箇所、べつの山域にある自生地へ移動。
池のほとりの東屋で、K井さんが用意してくださった冷たい半田麺に舌鼓。
暑くてバテバテだったけど、ミョウガに大葉と香りのいい薬味が食欲をそそり、美味しくいただけた。ありがとうございました。
涼しい木陰で一休みしてから池を目指す。周辺はモトクロスバイクに踏み荒らされて、ずいぶんひどい状態になっている山域なのだが・・今年もちゃんと咲いててくれた。
タヌキモ科の植物で、湿原に分布する「ホザキノミミカキグサ(紫)」、
同じ仲間で黄色い「ミミカキグサ」もたくさん咲いていた。花が小さすぎてうまく撮影できなかったんだけど・・
脆弱な環境である湿原に生きる植物たちは、絶滅が危惧されているものも少なくない。特にサギソウのような可憐な植物は盗掘の対象ともなって、自生地が激減している。
今日行ったエリアでも、盗掘痕ではないかと思われる穴がいくつかあいていた。
営利目的だとしたら哀しいことだ。自生している植物たちが生きていけるよう、そっと見守りたい。
※場所の特定ができる記述及び写真の掲載をしていません。
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コメント
にゃみさんこんにちは。たくさんの可憐なサギソウ達が観れて良かったです。あの暑さには負けましたけど。。
サギソウと一緒に咲いていた紫と黄色の小さな花の名前ありがとうです。arutuは全部ピンボケでした~。
マクロレンズが欲しいな~。
レポート!やっぱりプロですね。
投稿: arutu | 2010年8月25日 (水) 18:44
昨日はありがとうございました。
“アブミ”はなかなかできないので・・・
可憐なサギソウに出会えてホント、うれしかったです。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2010年8月26日 (木) 00:37