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『バラ色タイムカプセル』

久々に面白い作家を見つけてしまった。
Barairo崖から海へと飛び込み自殺を図った13歳の家出少女が、偶然通りかかった老女たちに助けられ、彼女たちが入居しているバラが咲き乱れる不思議な老人ホームに居つくことになって・・というストーリーなのだが、ラストはちょっとミステリー仕立てになっていて、タイトルの意味が最後にわかるという筋立て。シニカルで乾いたユーモアに満ち溢れた文章がなんとも言えず面白い。最近お気に入りの有川浩さんとか高田郁さんとはちょっと毛色が異なるんだけど、この人の感性はとても好きだ。
ユーモラスで個性的な老人たちがたくさん登場するこの作品の底辺には、いろいろと極にゃみ的に気になるテーマが仕込まれている。前作も読みたいな。

『バラ色タイムカプセル』
大沼 紀子 著
ポプラ社 刊
2010年8月 初版発行

Hidazaru_3そもそも、山関係の知人のお嬢さまの本、ということで半分義理を果たすみたいな感じで購入したのだが、読み始めるなりぐいぐい引き込まれた。久々にイッキ読みした一冊となった。あの飛騨猿さんの娘さんとはねー。トビタカって言ったら怒られますかねー。

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コメント

えっ!えー! ひょえ~
この驚き方は失礼かっ!?
(来月お会いするんだろうが どうかご内密に)
パイプの煙からは何となく文学の香りが・・・
そこはかとなく漂う雰囲気からは芸術の・・・

いや。。。とってつけたコメントより
教えていただいてありがとう
まだ 随分お若いお嬢さんでしょうにねぇ

投稿: ふとめ | 2010年9月17日 (金) 16:37

ホンッといい作品なので、
ぜひお読みになってください。
私はもう前作を読み始めているんですけど・・

三十代の真ん中へん・・でいらっしゃいますね。
脚本家としてご活躍されておられたようです。

知り合いの・・ってコトを抜きにして、
出会えてよかったと思える好きな作家さんです。

投稿: にゃみにゃみ。 | 2010年9月17日 (金) 16:43

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