神戸ルミナリエ2010
6434名が犠牲になったあの大地震が起こった1995年の年末に亡くなられた方々の鎮魂と都市の復興・再生への希望を託して行われて以来、毎年この時期に開催され、今年で16回目。一時期のような大混雑はなかったが、神戸の冬の風物詩として定着してきている感がある。たまたま夕方三宮にいたので、6時前から会場へ行き、点灯の瞬間を見てきた。
肉親や親戚を失ったわけでもなく、住んでいた家も一部損壊で済んだにも関わらず、“あの空気感”の中で醸成されたものは今でも記憶の中に深く眠っているようで、この光を見るとこみあげてくるものがある。
楽しそうなカップルや家族連ればかりの中、ひとりでこんなところにやってくるなんて、自分でも酔狂だとは思うけれど、こんな不可解な感傷にさいなまれるのだから、きっと一人で来てよかったのだろうと思う。また今年も来ましたよ・・・・
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コメント
キレイ!!!
・・・らしいですね。
私はまだ一度も拝んでません~
地元の年末行事の中でも
ルミナリエと全縦大会だけは無理っす。。
投稿: おーぱす | 2010年12月 3日 (金) 23:38
三宮にいましたが 行けず・・
あの嵐で ルミちゃんのこと心配していましたが よかった。
点灯の瞬間が やっぱり 一番ステキですね。
昼間に 車で 真っ白 ルミちゃん通るのが
次に 好きです・・
投稿: やっすん | 2010年12月 4日 (土) 05:30
もう10年以上も前に行きました。道を埋め尽くす混雑と警備員さんたちの交通整理、隙あらば前に出ようとする人。見上げれば降り注ぐ光・・なのに興ざめしてしまいました。避難所の体育館で呆然としているおばあちゃんの顔、あの瞬間を思い出すだけで泣き出した男の子、給水車からもらってきたポリタンの水を届けると深々と頭を下げておられたおじいちゃんの姿・・自分が見てきたものとの距離が遠すぎる気がしていました。そろそろ「きれいやなあ」と見ることができるのかもしれませんね。今日は油コブシを登り、紅葉谷を降りようかと思っています。やっぱり六甲山はいい!
投稿: masakohan | 2010年12月 4日 (土) 06:47
おーぱすさん
山ヤでそーゆーヒトは多いですよね。
ともかく街中と人ごみがニガテ・・・
わたしもどちらもニガテなんですが、
ナゼか・・・
やっすん
昼間!白い回廊もきれいでしょうね。
今回、点灯してない状態を初めてみたのですが、
それはそれで別の美しさでした。
三宮でニアミスっていたとは・・・
ビーコンつけてもらっとけばよかった。
masakohan
賛否両論がある行事ですが・・・
私は初めてあの行事に行ったとき、
「人はどんな哀しみの中にあっても、
希望の火をともして生きていけるものなんだな」って
メッセージをすっと受け止められたんです。
お彼岸に墓参りに行きもしないくせに、
毎年この行事には足を運んでいます。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2010年12月 4日 (土) 07:37
連絡先、ありがとうございます。これからもよろしく、です。「・・どんな哀しみの中にあっても、希望の火をともして・・」そういうメッセージを受け取って、励まされた人も多かったんでしょうね。たぶん、光を見る前に人混みに辟易としていたので、心に響かせることができなかったのでしょう。職場の忘年会の流れで見に行ったのですが、そうでなければ、人が多いと聞いただけで行かなかったでしょうから。そろそろ行ってみようかしら。
今日は最高のお天気。和歌山の方まで見えていました。
「あっ、クジラ!」と指さしたら、「どこ?」と探す素直な友人とぶらりぶらり歩いてきました。
投稿: masakohan | 2010年12月 4日 (土) 20:57
>「あっ、クジラ!」と指さしたら、「どこ?」と探す素直な友人
いいお友達をお持ちですね(笑)
今日はホント、気持ちのいいお天気でしたね。
六甲山の西端からは、明石海峡から淡路島あたりがきれいに見えていてとてもすてきでした。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2010年12月 4日 (土) 21:17